これが僕らの愛すべき仲間たちです。
バンちんの水曜ラジゴン、完全終了。7年間皆様ありがとうございました。
そして「SUPER RADIO MONSTER ラジゴン」22年間の歴史を閉じる最終週がスタートしました。
一言では言い表せないから語らず、ちょっとでも突けば涙くらい出そうなのでつつかせず。
そんな感じでいつもどおりのくだらなくて愉快で無責任な最終回。
のつもりでしたが、リスナーの皆様の溢れんばかりのメッセージの数々には思いが詰まっていて本当に嬉しい誤算となってしまいました。もちろんすべて、目を通させていただきました。
正直、惜しむ声と思い出がたくさんでなんて聞き分けのない人たち!ですが愛すべき人たちだと思いました。
本当に皆様、ありがとうございました。
いろんなことがありました。楽しい時もいっぱいありました。
全部全部、皆様がいてくれたからこそ。
そして私達にとってはプロデューサー、ディレクターはじめ心強いスタッフのみなさんがいてくれたからこそ、って思っています。悪戦苦闘の7年間、金もすくいに行きました、松田聖子くじを釣り上げたりもしました。いろんな思いが頭の中をめぐります。
このブログを描いているのはちん。ですが、相方のバンカヨコさんいればこそ。とも言わせてください。
すべての方に今は感謝しかございませんね。
僕らの水曜ラジゴンは終了しました。
願わくば皆様の胸の中に「バンちんは面白かった」と残り香のように残っていただければ。そして、何事もなかったかのように4月からのエフエム福岡の番組を新たな気持で楽しんでいただけたら嬉しいです。
またどこかでお会いできたらいいですね。
最後におなじみ学生リスナーカイトくんたちも来てくれました!
水曜ラジゴンは誰よりもリスナーに頼っておりました。7年間。面倒見てくれて皆様ありがとう。
あ。31日までラジゴンあるから。どうぞ最後までよろしく。
「ほっと一息-弁護士さんとのティータイム」も今回がひとまず最終回。
グランドフィナーレは頼りになっておもしろい、池田耕一郎・井上健二弁護士です。
弁護士さんが一番、気合が入っている写真をどうぞ。
水曜ラジゴンの最後の最後にこんな楽しくて意味のあるコーナーができて、私たち幸せでした。
番組に次々と登場した個性豊かな弁護士軍団。
垣間見える人間味は、私達の「弁護士」という人達の固定観念がガラガラと「良い意味で!」壊れていきましたし、なーんとなく思っていた弁護士さんへのガッチガチに固まった印象や、仕事について正しく、そして深い理解ができたような気がします。
もっと日常に寄り添う法律のお医者さん。
そんなふうに理解できましたね。
そして、皆さん明るくて元気。
そんなみなさんに助けられながら、今回はちょっと総ざらえな内容でお送りしました。
あと1年続いたら...と想像するとそれはそれで楽しそうだなとちょっとニヤニヤ。とはいえそれもこれも幻ではありますけどね。
また新たに当コーナに登場した弁護士のみなさんが、どこかでお耳にする機会があれば、どうぞみなさん応援してくださいね。僕らも応援し続けます。
福岡県弁護士会 不安を、安心に。 (外部リンク)
ちんがひたすらエンタメについてご案内する「チンタメ」。
最後は単純にちんが大好きな一本をみなさんに紹介しようと思いまして、1996年のフィンランド映画「浮き雲」をご紹介しました。
今、こんな時代にちょっと似ているような1990年代前半の経済が急激に低下して、街に失業者が溢れていたフィンランド。
つつましく肩を寄せあって、異常にしっぽを振る痩せた犬とともに暮らしている中年夫婦。
この夫婦があっという間に失業し、どんどんどんどん不幸になるという作品。
これ、ブラックでオフビートなコメディ映画です。
監督のアキ・カウリスマキは、フィンランドを代表するとともに世界中で知る人ぞ知る名監督。
いつも社会の底辺であがいている人たちを主人公に、国家への絶望、世間への怒り、悲観的な人生観、そして報われぬままの結末。みたいな映画をずっと撮っている方。だけど、その中ににじみ出るよな人間味とユーモアでどこか優しい視線を感じる作品群。
そんな中でこの映画は数少ないハッピーエンドの作品です。
おかげでちょっとファンタジックで、ヒューマン・コメディの甘めの味付けが私は好きです。
メンタルが弱っている時に観たくなります。
砂糖をたっぷり入れた温かいコーヒーを飲み干すように。
転がるような不幸の連鎖にドン底まで落ちた、普通の夫婦は最後にやっと一筋の光にたどり着きます。
そしてこの映画で初めて二人で空を見上げる。
不幸な時、ついてない時、僕らは猫背で足元を見つめながら生きています。
だけど、忘れないで。頭の上には青空とぽっかり浮かぶ雲がありますよ。
それで幸せになるわけではないけれど、貧しくとも豊かでも悪でも善でもどんな人の上にも等しく存在するものってありますよ。そしてそれは時に美しく、追い詰められた心を少しだけ溶かしてくれるかもしれない。
忘れずにいましょう。
そんな作品でした。だからハッピーエンド。
またどこかで、こんなお話をする機会はあるでしょうか。もしあったなら、またアナタのためにお話したいです。
さ。そんなわけで重ねて皆様ありがとうございました。
またどこかでお愛しましょう。誤字が出てしまいましたがそのままで。そんな気持ちです!
バンちんのラジゴンはここまで。
またいつかどこかで!
で、その後はGOW!にお礼参り。姉妹番組だからね!
ありがとうございました。