8月7日、暑い時にはアツい人、たち。

最近スマホの調子が激悪く、イマイチきれいに取れないのが悩み。ちんです。

かといって買い換えるには懐寂しく、家に帰るとリビングの大型テレビが壊れていますし、冷蔵庫からはうっすら煙が出ておりました。マジですか。大殺界が2年おきに来てませんか。

そんな本日、台風が過ぎ去ってもなんとなく荒れ模様の天気を引きずりつつも、番組はみなさんのメッセージを紹介しながら極めて楽しくお送りできました。

で、本日はゲストもなかったのでこの機会に。と、勝手に大野城まどかぴあで行われる舞台「私の恋人」をひたすら推したのでございます。

オフィス3◯◯「私の恋人」

2019年8月17日(土) 開場16:30 / 開演17:00 FM FUKUOKA公演
2019年8月17日(土) 開場12:30 / 開演13:00
2019年8月18日(日) 開場12:30 / 開演13:00

会場 大野城まどかぴあ 大ホール (大野城市曙町2-3-1)

オフィス3○○「私の恋人」FM FUKUOKA公演|FM FUKUOKA

先日、渡辺えりさんをお迎えしたインタビューもすばらしかったですし、のんさんいいですね(個人的趣味)。そんなわけで今回も推し事させていただきました。

皆様もどうぞよろしく。

でもって、今日のメッセージテーマは「私の恋人」と強引にさせていただきました。

人でも動物でもモノでも、「恋人」と言いたいものがあるではないですか。
「お口の恋人」なんて今の人にはわからないでしょうが、それがまさか「ガム」だとは思いも寄らないではないですか。正確にはメーカー名なんですけど。昔はCMで執拗に繰り返されていたのですよ。

今日はそんなあなたなりの恋人を送っていただきました。

たくさんのメッセージありがとうございました。

やっぱり「愛車」や「愛用品」はたくさんありましたね。
そんな中で当然といえば当然、意外と言えば意外、ご自分のパートナーの自慢がたくさん届きまして、ドギマギしながら紹介したりしなかったりどっちだ。

意外といるんですね。
最初に付き合った人とそのままゴールインするって方。結構多かったんです。しかも熱い。

なんかついついくっついたり別れたりのお話が面白いもんで、そっちばっかり紹介したりしてなんだかそういうもんだと思いこんでいるフシもあるんですが、今回のようなテーマを紹介してますと反省してしまいますね。

幸せモンは多い。

そして素晴らしい。
真剣に一度全編おノロケだけで番組をやってみたいと思いました。

そりゃうれし恥ずかしでのたうち回るかもしれませんが、今こそ愛をあつめてみたいと思うのです。

そんなことを思いつつ、番組を進行していますと小泉進次郎議員と滝川クリステルさんの結婚の一報が入ってきました。なんというタイミング。

愛の一日。

そして、やっぱりデキる男には美女なんだな。と少しダークサイドも顔をのぞかせたり。

おめでとうございます。
皆様にも幸あれ。

さて、

そして今日のチンタメは夏休み特別企画、応援隊長ちんグが紹介する8月9日公開の「ライオンキング」の後半戦

今週もペア5組の方にムビチケプレゼント!でした。

先週は圧倒的な映像についてご紹介しましたが、今回はその優れた音楽についてもご紹介。

もともとの1994年版はエルトン・ジョン(もうすぐ伝記ミュージカル『ロケットマン』が公開されますね)がサウンドトラックに参加し、5曲のミュージカルナンバーの作曲(作詞はミュージカル界の大御所、ティム・ライス)を手掛け、サントラは米国だけで1千万枚以上を売上げ、アカデミー賞では主題歌賞を「愛を感じて」。ハンス・ジマーによる音楽も作曲賞に輝きました。

今回はその5曲はファレル・ウィリアムスのプロデュースにより新たな生命を吹き込まれ、さらにエルトンジョンとティム・ライスのコンビはエンドクレジットを飾る「ネバー・トゥー・レイト」をあらたに書き下ろし。

そして主題歌の「愛を感じて」は主演のビヨンセと「チャイルディッシュ・ガンビーノ」ことドナルド・グローヴァーのグラミーコンビで歌われるという豪華さです。

圧倒的な映像と素晴らしい音楽で彩られた今回の「超実写版」を、ちんとバンさんで感想を語り合いました。

バンさんも今回の圧倒的な映像表現には感銘を受けたようでそんなお話をしてくれましたね。

ぜひタイムフリーでお聞きください。


番組でもちんが言ってましたけども、「ライオンキング」のストーリーはあまり改変のしようがないくらい普遍的な物語だと思います。それはシェークスピアのように古典的と言ってもよいくらいな風格も備えてます。

しかしながら、その一方でこのドラマは今こそ見る価値があるモダンなメッセージがあるようにも思うのです。

本作のメインテーマ「サークル・オブ・ライフ」、生きとし生けるものはすべて繋がって大きな環を構成している。それはおそらく食物連鎖やエコシステム的なイメージもあるのでしょうが、すべての命は回っていて、ただ一つの命にも生きている意味がないものなんてないんだよ。

そんな壮大で普遍的なメッセージで心震わせる一方で、個人的にはこの作品にはもう一つのメッセージがあると思うのです。

それは「ハクナ・マタタ」という劇中イボイノシシのプンバァやミーアキャットのティモンが絶望しきって出会い、伝えられる言葉。「過去は振り向くな。くよくよすんな。気楽に生きようぜ」という意味だそう。

ある意味「サークル」から追われて生きる意味を見失い死を覚悟する子ライオン、シンバは「ハクナマタタ」に救われて今一度生きようと思うのですね。

「サークル・オブ・ライフ」と「ハクナ・マタタ」はよくよく考えると相反する考え方のようにも思えます。社会的な意味と義務を説く環の理論と、過去はどんどん捨てて前に前に自分らしく生きようとする線の理論。そんなふうに思ったんですけどもどうでしょう。

シンバはそんな2つの考え方の間で行ったり来たりしながら最終的に「サークル・オブ・ライフ」へとまた向かうのですけども、「ハクナ・マタタ」のおかげで生き方はひとつじゃないことを知り救われる。

そんなあたりは個人的にこの物語のとても好きなポイントです。

人生ってそんなもんだし、小さな世界で生きざるを得ない子どもたち。もちろん大人もそうですけど、今の時代こそ観せてあげたい。そして、ひとつじゃないんだぜ。そんな風に伝えたい。

この映画についてきっと色々な意見はあるのだろうと思いますが、「ライオンキング」が伝えるメッセージはすべての人にやさしく届く、この夏見るべき映画ではないか。

そんなふうに思います。みなさんもぜひ。

今週はここまで。
いよいよ熱くなってきました。みなさんお気をつけて。

また次回です。