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第32回「映画を歩く」大分篇 映画「僕達急行 A列車で行こう」

エフエム大分の唐木恵美です。

今回大分からは、3月24日から公開される
映画『僕達急行 A列車で行こう』について紹介します。

お話を伺ったのは、大分市役所の幸重陽子さんです。

映画『僕達急行 A列車で行こう』には、
九州各地の電車が登場しています!

大分ロケが行われたのは、2010年の夏。
ロケの思い出は?と幸重さんに伺ったところ、
「とにかく暑かったんですよ・・・(汗)」とのこと(笑)

そんな暑い中、スタッフが一日中、
電車の走行シーンを撮影した
大分市のとある場所に行ってみました!

大分高崎山付近.JPG
< 写真:大分高崎山付近 >

こんな感じで撮影が行われたそうです。
もちろん、時刻表のチェックは欠かせません。
写真奥から手前に、JR日豊線上りの電車がやってきます。

大分高崎山付近海側.jpg
< 写真:大分高崎山付近海側 >

左を見れば、別府湾が広がっています!
今月上旬に、6車線が完成した別大国道近くのこの場所、
上下線の走行シーン撮影には、ぴったり!
森田監督も条件の良さに驚いたそうです。

この他、映画の中で登場するのが、
玖珠町にある豊後森機関庫(ぶんごもり・きかんこ)です。

扇を広げた形をしている機関庫は、
鉄筋コンクリート造りで、1934年に完成。
旧国鉄久大線を走る蒸気機関車の点検や格納庫として
使われていました。

豊後森機関庫昼風景.JPG

豊後森機関庫夕景.JPG
<写真:豊後森機関庫昼風景・夕景>

昼間と夕方では、表情が全く違いますよね。

どの角度から見たら、撮影したら、
この機関庫の美しさが表現できるだろうかと、
撮影ポイントに森田監督はこだわったそうです。

森田監督チェア.JPG
<写真:森田監督チェア>


とても温かくって、清々しい現場だったと振り返る幸重さん。
これが森田組の素晴らしさだと感じたといいます。
映画の中でもその雰囲気が感じられるのではないでしょうか。

ココロが温かくなる映画『僕達急行 A列車で行こう』、
ぜひ、劇場でお楽しみください!

パーソナリティ

今村敦子
今村敦子

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