2月26日、人生ってあまから。

今週のゲストは今月のパワープレイでもおなじみ、The Engyの最高の男、山路洸至さんです。

ええ、今最もカッコいい音楽を送り出しているThe Engyのフロントマンは、めっちゃ腰が低く物腰柔らかな塾の先生でした。


ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


今も塾講師をしながら音楽活動を続けているという山路さん。
ライブでは「せんせーー」の声も飛んでくるとか。

そんな話をニコニコしてお話している山路さんは、話しているだけで人をひきつけてやまない素敵な方。でありながら京都で結成されたThe Engyは結成当初から一貫して自分たちにとって満足行く音楽を頑なに追求してきたグループです。

今日のガチャポンの質問「甘口?辛口?」にひっかけて「自分たちの音楽はちょっと聞くと甘口に聞こえるかもしれないんですけど、じっくり聞いてもらうと実は辛口だと気づいてもらえると思います」と紹介してくれました。

続いての質問「やってみたいこと」。ではこんな夢を語ってくれました。

「すごく売れて、1週間位同じホテルに泊まってみたいんですよ。ホテルをスタジオっぽく使って、まあ執事もいて(笑)」

決して夢ではありませんよ。
The Engy、将来は大有望。それはみなさんもただいま配信中、今月のパワープレイ「Driver」を聞いてもらえばその片鱗を感じることができるのでは?

「そもそもドラマの主題歌として描き下ろしをというオファーを頂いて書いたもので、こんな無名なものにわざわざ依頼してくださったんだからこれはいいものを絶対作らないといけないと思いました」

結果できあがったものはこれまでのThe Engyの音楽の集大成であり、より開かれた素晴らしい作品になりました。

それにしても英語の発音がすごく良いように思うのですが、これはやっぱり塾の先生みたいなこと?

「いえ、英語に関しては中学くらいからいつか英語で歌おうと思って人知れずずっと練習していたんです」

いろいろお話を聞いていると山路さんはどうやら努力家で研究熱心。
音楽も楽器を鍛えてという以上にいろいろ分析したりするのもお好きなよう。

ちなみに「Driver」のMVでは、映像監督・コレオグラファーとして様々なアーティストのミュージックビデオの振り付けを行ったことで知られる志村知晴の手によるミステリアスなビジュアルにもご注目。

FM FUKUOKA パワープレイ TALK&LIVE「the engy」

3月14日(土) 開場16:15 / 開演17:00
FSM イベントホール
無料(要招待状)/リスナーペア 30組60名様ご招待

締切は2/27まで。

※詳しくはイベントページでご確認を

福岡でのライブははじめてだそう。
この機会は見逃せませんよ!

このあとは、めっちゃ腰低くGOW!!へと移動していった山路さん。
めちゃくちゃカッコいい音楽にあのキャラクター。本当にいい人だと私達も微笑んでしまう方でした。

また会えるといいなあ。


the engy WEB (外部リンク).

さて、今週のラジゴンは、コロナの影響でイベントの中止のお知らせが相次いだりしてなにかと心配なことが多かったですね。

私も決まっていたお仕事がキャンセルになったり、参加する予定のイベントが中止になったりして結構堪えることもあります。先行きが見えない状態が続いてなんとも息苦しい限りですが、しばらくはじっと我慢。

まずはラジゴンでも聞いてお部屋でくつろぐといたしましょう。

そんな今週のメッセージテーマは「甘い話、辛い話」。

「甘い話」「辛い話」とポンと出てくるとちょっと面白いなと思いませんか。
ベッタベタのノロケ話も「甘い話」なら、嘘みたいな儲け話に騙されるのも「甘い話」、簡単にできるよ!とチャレンジしたけどあっさり挫折して思い知る「甘い話」ま、甘い考えですかね。もちろんスイーツの「甘い話」も。

「辛い話」も同様ですが「からい話」かもしれないし「つらい話」かも?

そんなわけでテーマをポンと投げてみました。

すると思った以上にいろんな「甘い話」「辛い話」がやってきました。

もちろん食べ物の話題も多くて楽しかったですが、人生の機微を感じるようなお話もたくさん。

そして味わい深いことに「甘い」はずか「辛」かったり、甘いような辛いような「あまから」な話も結構多くて、人生とは単純に味で分類できないものだなあと、まあ大げさに言っているんですが、結構まじでそんな雰囲気もありました。

今はちょっと世間は辛い雰囲気ですけど、きっと甘い日も帰ってきますよ。

みなさんありがとうございました。

「ほっと一息 - 弁護士さんとのティータイム」今週も井川原有香弁護士、池田耕一郎弁護士です。

今日は弁護士さんってとっても忙しいってお話してくれました。
いつも放送前にいくつか仕事をこなしてやってきてくれる弁護士さんたち。ほんとに休みも取れなかったりたいへんなんですって。

で、本題はわかったようでわからない「働き方改革」について。

本来は労働者のワタシたちにとってありがたい働き方改革ですけど、けっこう逆に問題を浮かび上がらせたりすることもあるんだなあなんて。

そんな時も弁護士さんに相談するという選択肢があることを覚えておきたいですね。

ところで、最近池田弁護士がちんを褒め殺すというくだりがエスカレートしてるよーな気がしてちょっと怯えているちんでした。

来週も楽しみ。いやちょっとこわいかも。


福岡県弁護士会 不安を、安心に。 (外部リンク)

今週のチンタメはカズ・ヒロさんが先日のアカデミー賞でメイクアップ&ヘアメイク賞を受賞したことでも話題になった「スキャンダル」でした。

2016年にアメリカの人気ニュース専門チャンネルFOXニュースの看板ニュースキャスターの1人グレッチェン・カールソンが、米テレビ業界の帝王として君臨していたFOXニュースの当時のCEO、ロジャー・エイルズをセクハラで提訴。とんでもないセクハラを行っていたことが暴露された。という実際の事件を映画化したもの。

それを3人のニュースキャスターを軸に描いていくんですが、たかだか4年前の事件ですよ。

それを実名バンバンで、アカデミー賞級のメイクで本人そっくりにして映画化するって、よく訴えられないな!と思います。

日本じゃ絶対無理ですよね。
しかもそのニュースキャスターを、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーという超売れっ子女優の揃い踏みで描くという。

ただアメリカだと「あーテレビで見ていたあの人気アナが、あのテレビ局の社長をセクハラで訴えたヤツね」と、週刊文春的なめっちゃキャッチーな映画になるわけですが、ここ日本では馴染みがないのでちと実感が分かりにくい。

そんなわけで少し予備知識を入れてみるとグッと面白くなりますよ。

時は2016年、アメリカ大統領選挙を控えて、ドナルド・トランプが候補となって世間を騒がせていた頃。

ロジャーエイルズに性的関係を強要されて拒んだ結果、左遷→解雇となって立ち上がったものの、誰も追随せず孤独な戦いを強いられる人気キャスターグレッチェンカールソン。

FOXニュースを代表する人気キャスターでありながら、共和党指示で人気を博したFOXニュースで堂々とトランプ批判を繰り広げて局内で孤立気味かつ、かつて同じくロジャーエイルズに性的関係を迫られた過去を持ちながら、背負っているものが多すぎて立ち上がることができないメーガン・ケリー。

FOXの若きキャスター候補で、圧倒的な上昇志向で虎視眈々とチャンスを狙い、自らロジャーエイルズに近づいていき案の定ガッチガチにセクハラに合うマーゴット・ロビー。

三者三様の苦悩と戦いを描くのがこの作品。

いやはやもう、ハラスメントと戦うのって本当に大変。
権力を振り回すことでセクハラも強要できれば隠滅も分断もできるという現実。

それを受けて、保身とあきらめ、そして差別が蔓延するテレビ局の腐敗。

そんなものが滅入るわけですが、果たして3人の運命はどう決着をみるのでしょうか。

今私達が生きている現在の状況が、この映画のスパイスになってちょっと面白い体験もできます。
そして、社会に翻弄される私達へのエールでもあるように思いました。

興味があればぜひ。
今週はここまで。
また次回です。