1月9日、遅ればせながらあけましておめでとうございます。


なんか出遅れましたがあけましておめでとうございます!

今年最初の水曜ラジゴンのゲストは小山田壮平さんです
伝説のandymori、ALといったバンドでもソロとしても常に多くのファンの心をつかんで離さない小山田さん。

今日はギター持参で一曲披露。

ちょっと準備で手間取ったりしつつハニカミながら焦る小山田さんですが、いざ演奏が始まると一変。
その圧倒的な「声」と「歌」の力強さにバンさんもちんもガシっと持っていかれてしまいました。いやもうほんとに素晴らしい。ぜひタイムフリーで聴いてみてください。


ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


もともと飯塚出身の小山田さんですが去年から福岡に拠点を移しました。
「なんか、お店とか知らなくてとりあえずウエストで飲んだりしてます(笑)」みたいな。

思えば18歳で上京して以降、andymoriなどで大活躍していたわけなので、おとなになってからの福岡はライブで訪れる場所。新鮮なのかもしれませんねえ。

「地下鉄に乗っていてすごい至近距離で話しかけられたりしました」これからそんなシーンに出くわすかも。あと釣りもお好きですからそのあたりもチェックかも。

ガチャポンの質問「今年の目標」では「今年はアルバムを作りたいですね」と即答。
ソロでは初のアルバムが遂に!ファンには嬉しいニュース!
こちらは続報が待たれますね。

そして福岡のファンの皆さんには、先日も先行予約を行った、3マンライブもこの春。

ALでも一緒に活動しているシンガーソングライラー長澤知之さん、そして石崎ひゅーいさんとの豪華な3マンライブがここ福岡で行われるのです!


FM FUKUOKA「BEAT ON BEAT トラス」

石崎ひゅーい/小山田壮平/長澤知之
2020年3月30日(月) 開場18:30 / 開演19:00
電気ビルみらいホール


「3人とも十年くらい自分がCD出してすぐくらいからの友達で」だけど今回のようにガッチリ3マンを行うのは初めて。

「それぞれのライブに飛び入りで参加したりとかはあったんですけどね」

まさに同世代でゆるく同じ方向へ向かって活動する、素晴らしい3人が一堂に会するステージは絶対に見逃せないって思います。

小山田壮平弾き語りライブ

東京 二子玉川ライズ ガレリア 特設ステージ 入場無料
2020年2月1日(土) 13時30分

今年は福岡と東京を往復しながらの一年になるのかもしれません。楽しみですねえ。

いろいろお話を聞きたかったのですけど本日は時間切れ。
地元ですしよかったら時々スタジオに遊びに来てほしいですねえ。

今年の小山田壮平さんの動向をチェックしましょう。
ありがとうございました。

Sparkling Records (外部リンク)

改めましてあけましておめでとうございます!

新年早々、去年に引き続きリスナー八重桜さんから博多人形の干支の置物「庚子」をお送りいただきました。ありがとうございます!

「十二支」と「干支(えと)」って厳密には違うのねー。と今さらちゃんと知る私。

干支というのは正しくは十二支と十干(じっかん)という2つの暦の数え方を組み合わせた表記方法のことだそうです。

その組み合わせは60組、この組み合わせが「干支(えと)」。
その組み合わせを60個、一周すると「還暦」。還暦ってそういう意味だったのか!(無知)

で、今年は十二支で「ねずみ」。干支の組み合わせでは37番目十干の「庚」と十二支の「子」で「庚子(かのえね)」なんだって。そーいえば安倍総理もおっしゃってましたね。

庚子の年は「変化が多い年」良くも悪くも激動の年と言われるんだとか。

前回の庚子は1960年でジョン・F・ケネディが大統領になり人種差別撤廃へと大きく動き、日本では日米安全保障条約に反対する「安保闘争」で岸内閣総辞職。チリ地震もこの年か。確かに色々ありました。

さて、今年はどんな年になるんでしょうねえ。

で、それはそれとして(長い)今年最初のテーマは「なんかようかい」。8日だから。カジュアル。

「用事」についての話題をいただきました。

なにかしなくちゃいけない事。のことですが、しなくちゃいけないのにすぐ忘れるのも用事。
あんなに焦って飛び出したのに、ハテなにしに出たんだっけ?みたいな悲しいこともだんだん増えてきますね。

ちょっとした用事のはずがなにがどうなったのか丸一日潰れちゃったり、義務感バリバリに用事をこなしているのにいつのまにか自分がホクホクするような素敵なことに出会ったり。

みなさんからはたくさんの用事に関するメッセージがたくさん届きました。
今年最初ってこともあってみなさんから新年のメッセージとともに。うれしいですねえ。

今年もこんな感じでお送りします。どうぞよろしく!


こちらも今年もよろしく「ほっと一息 弁護士さんとのティータイム」です。
今週も仲地彩子・南川克博夫婦弁護士の登場。

ちなみに仲地さんが手にしているスマホはお子さんの画像が写っています。デレデレでございます。

今週なんてパンチ効いていましたねー。
なんせご夫婦二人が語る、夫婦間の法律問題ですから効いていてドキドキ。時折挟まれる夫婦ギャグにドギマギ!てか、とりわけ仲地さんは放送中にクリティカルなパンチをさり気なく繰り出しては南川さんがノックアウト寸前なんてシーンも。こわいわ夫婦。

ふたりとも楽しい方で、スタジオは大盛りあがり。

だし、もし夫婦間の揉め事などがあれば、このお二人に相談できればきっと心強いよねって思いました。だって誰よりも気持ちが分かってくれそうで、的確なアドバイスとお手伝いしてくれそうですもんね。

今年もこのコーナー楽しみです。はい。

福岡県弁護士会 不安を、安心に。 (外部リンク)

今週のチンタメは2020年に入るなり激オシ!
韓国映画「パラサイト 半地下の家族」をご紹介しました。

去年の「ジョーカー」のときにも言いましたけど、今まったく同じ問題意識が根底にある映画が世界同時にそ同時期にしてあらゆるジャンルで問題作、ヒット作が送り出されています。

それは「貧困」と「格差」。
もちろん映画の世界では昔からメジャーなテーマなんですが、最近の作品はまるで示し合わせたように共通点があってしかもそれ自身が映画を面白くしているという点で、不思議な共振関係を示しています。

「ジョーカー」なんてもろにそうでしたし、イギリスの社会派ケン・ローチ監督の「家族を想うとき」は「ジョーカー」と裏表のような作品、ホラーなら昨年紹介したピールジョーダンの「Us」が、アニメなら「天気の子」も同じテーマでこれらの映画と共通点も多い。もちろん日本の「万引き家族」もまさにそういう作品でした。

今日紹介した「パラサイト 半地下の家族」はいわば韓国ブラックコメディ版「万引き家族」のような作品でした。

去年の「万引き家族」に続いて今年カンヌ国際映画祭のグランプリ、パルム・ドールを受賞。例年アカデミー賞を占う映画賞として注目される全米映画批評家協会賞では作品賞と脚本賞の2冠を達成と、早くも今年の注目ど真ん中の映画になっています。

韓国の最底辺家族キム一家。
住環境の悪さと家賃の安さで底辺を象徴する半地下、部屋の半分だけが地下にある狭い部屋に住んでいて、父も母も娘も息子も無職。それぞれに能力はあるのになぜか底辺の生活を強いられている家族。

ある日、ひょんなきっかけで長男が、IT長者の家族の家庭教師として潜り込みます。

パク家。
高台にあるもともと有名建築家が住んでいた豪邸に住んでいる超セレブ。
長男から始まってありとあらゆる手段を選ばぬ悪巧みで、長男の次は長女、父親...とパク家に入り込みます。その大作戦が楽しくて思わず笑ってしまいます。

まんまと張り込んで、最底辺の生活から全員就職先を見つけて大満足。

..のはずが、思いも寄らない方向へと話は進んで、大カタストロフへとなだれ込んでいきます。

あまり内容に触れるとつまらないのでこの当たりまでなんですが、まあとにかく面白い。

何が面白いってブラック・コメディなんですけど先が全然読めない展開で、しかもその先というのがジャンル自体がくるくる変わって入れ替わるんです。

コメディ、サスペンス、スリラー、ホラー、バイオレンス、アクション...なんでもあり。

そして後味はちょっとゾッとする苦い感じ。

「殺人の追憶」でサスペンス・スリラー「グエムル-ハンガンの怪物-」で怪獣映画、「母なる証明」でヒューマンミステリー。ハリウッドで「スノーピアサー」でSFと常にジャンルを超えてどれもエンターテイメントとして一級品の作品を送り出してきたポン・ジュノ監督の面目躍如。

そして面白いのは「貧困と格差」を描きながら、お金持ちのパク家の人たちは少しも悪くない。ただ心無い言葉や行動で私達の神経を逆なでしたりするんですね。

つまり悪意はまったくない。ただ、住む世界が全く違う、違う世界の人達として描かれます。

深刻な分断、断絶が喜劇と悲劇を生む。というとっても深いお話でもあります。

今年も楽しい作品にたくさん出会えそうな、そんな予感に満ちたこの作品。いかがですか?

今週はここまで。
また次回です。