今日のゲストはJILLEさん。
宮崎出身で2011年、GILLEのアーティスト名でシルエットだけのYouTubeにAKBはじめとしたJ-POPの超絶英語カバーがネットを中心に大変な話題に。2016年、現在のJILLEに改名してジャンルを超えて多方面で活躍中。
ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)
個人的にはその英語カバー動画を見て「本当にきれいな英語で歌う人だなあ」と、まあ、英語できませんけどそう思っていたいたんですが「別に留学経験とかはないです」とカラカラ笑ってました。ホームステイでちょっととか。耳がいい人みたいで特段ペラペラってほどでもないそうです。
「すっごい外国のイケメンが並んでいてバーっと話しかけられたりしても『あははー、サンキュー♪』みたいな(笑)」すごいっすねえ。
そんなかんじでJILLEさん、フランクでとっても楽しい人。
ガチャポンの質問は「最近、秋を感じたこと」。
「ライブで全国を回っているんですけど、最近は紅葉を観るのが楽しみ」で福島の紅葉が本当に見事でもう一回訪れる機会があって今回はよっしゃ紅葉を見ながら呑むぞ!と楽しみにしてたら「全部終わっていて」としょんぼり。
ライブで全国あちこち忙しそうなJILLEさんですが、その活動を見るとJAZZやクラシックまであらゆるジャンルにまたがって招かれていることに驚きます。
「いいのかな私でって思うんですけど」「どこも『ウェルカムJILLEー』みたいな感じで暖かく迎えてくれるんですよね』と苦笑。圧倒的な歌唱力はもちろん、きっとそのお人柄にみんな大好きになっちゃうんだろうなっとお話を聞きながら思いました。
そんなJILLEさんを知るのに最適なアルバムが5月に発売された「31」です。
「はじめてマスタリングまで立ち会ってセルフプロデュースさせてもらったんですけど、すごく時間はかかったんですけど現在のJILLEチームの熱が詰まったアルバムです」
そして10月14日に配信スタートしたのが車いすラグビー日本代表応援ソング「Goal」です。
「アルバムとは全く違って日本語の歌詞を描き下ろしたんですね。車いすラグビーのみなさんと知り合って体験してサポーターとして書きたかった歌詞と音楽なんです」
グッと上がってくる実に素敵な応援ソング。
JILLEさんの少なくとも最近のナンバーはどれも、ありそうでない絶妙のサウンドとメロディが魅力的。一度ぜひ聞いてみてほしいですね。
そんなJILLEさんのライブがまもなく福岡でも観ることができますよ。
JILLE The Show To You Live Tour 2019
イムズホール 12月6日(金)
開場 18:00/ 19:00開演
「今回はホールなんで歌いまくりです」
え。ホールじゃないとどんな感じなんですか?
「広島とかはラジオ番組みたいなステージになっていて、観客のみなさんが投稿してその場でリクエストを演奏して...」
なんと!それはそれで面白そう。こちらもいずれ見てみたいっすね。
JILLEさん、音楽の魅力にとどまらず、番組中もゲラゲラ笑って楽しそうに語ってあっという間にその場が居心地のいい楽しい空間になっちゃって、そりゃみんな好きになっちゃうよね。そんなことをバンさんとお話したりして。とっても素敵なJILLEさんでした。
また遊びに来てくださいね。
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今週も快調な「ほっと一息 弁護士さんとのティータイム」。
今週は池田弁護士と井川原弁護士です。
なんかほんとにて破格にリラックスした法律のコーナーではありますけど、毎回とても興味深いです。
遺言状とか自分たちとはあーんま関係ないような話だと思っていたんですけど、意外と身近な話題だったんだなと思ったり、聞いたこともないような話題が満載で、手前味噌ですがこのコーナーマジでお役立ち。
そしてお花大好き池田弁護士、さつまいも大好き井川原弁護士というまたまた意外な一面を発見してしまいました。
すごーく頼りになるお二人なのになーんかヘン。
そんなあたりも密かな楽しみどころですよ。
みなさんもご意見や、こんなこと聞いてみたいな?ってことがあればラジゴンまでお送りください。
弁護士さんは興味深い人たちです。
今日のチンタメは日本が誇るポピュラーミュージックの巨匠、細野晴臣さんのドキュメンタリー映画「NO SMOKING」でした。
個人的な趣味なんですけど、細野晴臣さんは憧れの方です。
若い頃から今に至る音楽趣味の圧倒的な影響を受けた人として。
そして、今はなりたいおじいちゃんNo.1。あの佇まいがね。素敵です。しかし決してなれない孤高のおじいちゃんとして。
今もなお第一線というか今まさに何度めかのピークという、そんな細野晴臣さんのメジャーデビュー50周年を記念して作られたドキュメンタリー映画が「NO SMOKING」です。
今さら言うまでもなく細野晴臣さんってすごい人なわけですね。
1969年に「はっぴいえんど」で今では当たり前にやってますが「ロックを日本語で歌う」ってことを始めちゃったんですね。そのメンバーは、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂。
1978年には高橋幸宏と坂本龍一で「イエロー・マジック・オーケストラ/YMO」を初めて、シンセを、後に打ち込みを導入したテクノポップを始めちゃって、世界中で音楽的に大きな影響を与えたわけですね。
さらに松本隆と組んで歌謡曲の世界で松田聖子や中森明菜やスターボーに作曲家として大活躍したり、ソロとしても時代とともにスタイルを変えながら活躍してきたわけです。
だから細野さん自身が語るインタビューとその時代をただ描いていくだけで、それは日本の戦後史であり音楽史なんですよ。
映画は戦後の匂いが強く残る1947年の誕生から始まり細野氏自身のインタビューと、当時の社会やカルチャーを伺わせる画像や映像、もちろん細野氏の秘蔵映像などをはさみながら、YMO以降は映像と今年始めて行われたイギリス、アメリカの初ソロライブの様子を織り交ぜながら多面的に細野晴臣その人の人生と音楽を描いていきます。
ナレーターは星野源。
細野氏の影響を強く受けたと公言する星野さんと、「あとはまかせた」と託した細野氏との関係も絡めつつ、これも良いかんじです。
取り立ててドラマティックに人生を語るわけでもなく、細野さんはいつものような低い声でゆっくりユーモラスに答え、その間には謎の映像(火星歩きとか?)も挟まれひょうひょうと語る様子がとてもいいんですが、映画全体もそのトーンに合わせるように真っすぐ歩いているようでどんどん寄り道し、熱くなりそうなところでフッと肩透かしをしたり。
全体がとても心地よいのですね。
なにより72歳の今、ここに来て海外で細野さんの音楽の人気が高まっていて、初めてのソロライブがイギリスとアメリカで行われているのが素晴らしいですね。この映画を非常に明るく前向きにしている大きな要素だとお思います。
ほぼ外国の観客だけに熱狂的に迎え入れられ、イギリスでは高橋幸宏さんと小山田圭吾さんがステージで共演し、さらにたまたま居た坂本龍一さんが途中から入ってくるあたり、往年のファンにはたまらないでしょう。
日本のポップミュージックに今もなお大きな功績を残し続ける細野晴臣と、取り巻く社会の変遷をじっくり味わえる感じです。
ファンならずとも音楽に興味ある方はちょっと観てみるといー感じになれると思いますよ。
今週はここまで。
また次回です。