11月20日 アニキ!と呼んでほしかった水曜日。

藍井エイルさん。今週のゲストです。

北海道出身、高校時代はバンドを組んでいたのですがその後、ネットの動画サイトにピコの「Story」のカバー曲を投稿したことで道がひらけ2011年に「MEMORIA」でデビュー。当初は顔の半分だけしかさらさないというミステリアスな感じで話題になったりもしましたね。

一時、活動を休止しましたが現在は精力的に活動中。パワフルな歌唱力と親しみやすいそのキャラクターで多くのファンの支持を受けています。


ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)

今日のガチャポンの質問「暇なときは何をしてる?」に「ゲーム」と答えて一気にゲームのお話になったんですが、ちんはかなり以前から藍井エイルさんのゲーム実況を配信しているのによく出くわします。

「今は自宅から実況してますねー」とニコニコ。

生粋のゲーム好き。
モンスターハンターのオンラインを「最高21時間くらいぶっつづけで(照)」。
「夢でもゲームの夢を見るんですよ」

弟さんとも仲良しでいつも一緒にやっていたそう。

そんな藍井エイルさんのニューシングルが「星が降るユメ」(11月27日発売)です。

「出会いと別れの中で気づいた大切なこと、大切なもの、そして大切な人という事、あとは自分で選んできたことは決して間違いじゃないよねっていう信じる気持ちをテーマに歌っています」

そしてこの曲はアニメ 『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の エンディングテーマでもあります。実は藍井さんのデビュー曲「MEMORIA」は『Fate/Zero』のエンディングテーマ。

そういえば他の曲もあわせて全体に強く原点回帰の印象のあるシングルですね。

藍井エイルさんは2016年に一度活動を休止したこともあるのですが、その後の精力的な活躍を見るとやっぱりその時期にもう一度自分自身と向き合ったことも現在の好調と関係あるのかも知れませんね。

「やっぱり、活動休止を決めるのはすごく怖かったんですが、今振り返るとすごく自分にとって大事な休みだったなって思います」

「10年先に振り返ったときに、しんどい思いもしたけど良かったな。って思うんだろうなあって思うので、今回それをテーマに歌詞がかけたので良かったなあとは思いますね」

そんなふうに限られた時間でしたが、今回なんだかとっても良いお話聞けました。ぜひタイムフリーで聞いてくださいね。

でも、真面目な話をするとすぐゲームの話でかき混ぜるちんでした。すみません・・・

でもですね。藍井さんはゲームですが、世間にはアニメでも、コスプレでもなんでもいろんな趣味の人はたくさんいますが、それぞれがそれぞれにそれによって救われて前に進むエンジンになっているんじゃないでしょうか。それはスポーツでもなんでも、それがあるからこそ生きていける。そういうものって大事だなあと思いますね。

そしてライブも今年、来年と予定されています。
アニソンのイメージも強い藍井エイルさんですが、ライブはアグレッシブでロックなかんじ。

そしてライブハウスとホールという会場でそれぞれ違う楽しみを考えているそうですよ。
こちらも見逃せません。

藍井エイル LIVE HOUSE TOUR 2019 ~星が降るユメ~
11月21日(木)
DRUM LOGOS (福岡) 0pen 18:15/Start 19:00

藍井エイル LIVE TOUR 2020
5月8日(金) 福岡国際会議場メインホール

なんだかお話がとても楽しくて、気がつけばあっという間にお時間になっちゃいました。
スタジオの外は熱心なファンの皆さんも駆けつけて熱い視線をなげかけてくれました。

またスタジオに遊びに来てくださいね。
いや、オンラインゲームにアクセスして探しに行きましょうかね。

藍井エイル公式サイト(外部リンク)


ついに完全に打ち解け過ぎてしまっています「ほっと一息 弁護士さんとのティータイム」。

今週のヤツは聞きました?
個人的にはどストライクの「任意後見制度」の話。

私なんて一人ですからね。幸い遺産は1円もないからそっちの心配はないんだけど(う)、自分もやっぱり老いていくし認知症になっちゃうかも知れない。なんて心配してるんですけどね。どうしようどうしよう。ってなときに、元気なうちに後見人を契約して決めておくことができるってことですね。たぶん。

誰も居なければ弁護士さんに相談もできるとか。

なるほど、そんな制度もあるんだと知っただけでも、なんだかずっと将来の不安がかるーくなるような気がします。

あんま意識してなかったせいかそんなお話を毎週聞けるので、私、個人的に毎週楽しみ。
きっとみなさんもそうじゃないかしらねえ。

みなさんもご意見や、こんなこと聞いてみたいな?ってことがあればラジゴンまでお送りください。

それにしても弁護士さんは興味深い人たちです。

さて今日のメッセージテーマは「アニキ!」でした。

福岡サンパレスホテル&ホールの「TSUYOSHI NAGABUCHI CINEMA & LIVE 2019 太陽の家」がいよいよ11月25日(月)26日(火)に迫ってまいりましたので、再び気合を入れるべく「アニキ」なわけです。

今週もたっくさんメッセージいただいたんですが、思った以上にこのテーマ面白い。

「アニキ」についてのメッセージは総じて、なんですかね心温まるっちゅうか、だから結局「アニキ」と呼ぶ以上やっぱりリスペクトがありますんでね、その清々しさというか「アニキ」と呼べる人がいることへの憧れっていうんですかね。そういう関係性の暖かさみたいなものが伝わってきたんだと思いますね。要するに微笑ましい。

そして、あわせて「アニキの条件」みたいなメッセージ頂いて、ある種の「肉体的な頼りがい」と「精神的な頼りがい」みたいな、加えて若干の「ヤンキー感」そういったものを受け取りました。身近な理想の大人ってことですね。

番組中でもずーっとしつこく言っていましたが、「アニキ」あるいは「アネキ」と呼ばれる人と呼ばれない人には圧倒的な違いがある。「姉貴」と「姉御」は違うし、なんなら「アニキ」と「兄貴」だって違う。その微妙なニュアンスの違いが面白いなあと思うのですよ。

そんな実際に存在する「アニキ」たちのエピソードと、アニキの条件を聞いているのが楽しくて、良い回でしたねえ。

そんでもって、自分は一生アニキとは呼ばれないんだなあと、潔く諦めがつきました。早い。

みなさんありがとうございました。

さて今日のチンタメは今週末から公開、話題の大ヒット作の続編「アナと雪の女王2」です。

やあもう言わずもがなの大ヒット作2013年公開、ディズニーの「アナと雪の女王」。

世界興行収入約1279億円超え、アニメ映画歴代No.1。国内でも255億円、歴代興行収入当時3位。アカデミー賞では長編アニメーション歌曲賞「レット・イット・ゴー」はじめ各賞、オリジナル・サウンドトラックはプラチナディスク。破格の大ヒット。それ以上に社会現象となった作品が「アナ雪」です。

単に興行的にヒットしただけでなく、ディズニーの屋台骨ともいうべきディズニープリンセス路線の作品がついにやっと時代に追いついてリードすることができた作品でもあるのですね。

というのももともとディズニーは作風として非常に保守的で、今となってはなんなら差別的なくらいに古い価値観で作られていてそれは比較的最近まで続いていたのです。

そんなわけで近年は色んな作品でアップデートを試みていたのですが、ディズニープリンセスでも「リトルマーメイド」あたりから強い女性像を求め始めて「塔の上のラプンツェル」「メリダとおそろしの森」と着実に成果をあげながらついに「アナ」で決定版となったというわけ。

その独自性とは、端的に言うと「王子様と結ばれることがゴール=幸せではない」という点。そして、氷の魔法を持っていることで悩むエルサに「人と違うことは呪いではなくて、個性」、まさに「ありのままで」と多様性を認めるべきというメッセージ。この2点です。

なんせエルサなんて映画の中で恋愛しませんからね。
ディズニー史上でも興行的な成功とあわせて唯一無二の記念碑的な作品となったのです。

でですよ。

問題はそんな作品の続編なんてどう作れっちうねん。というわけです。
そのプレッシャーたるや想像を絶するもの。

それに答えるため6年間をかけて、作り上げたのがこの「アナ雪2」です。

オリジナルの監督クリス・バック/ジェニファー・リー、音楽もクリストフ・ベック。声の配役もクリステン・ベル、イディナ・メンゼル、日本版も神田沙也加、松たか子はじめオリジナルキャストを揃えて万全の体制で臨みました。

今回のテーマはズバリ「エルサはなぜ魔法が使えるのか?」。

今回はエルサが自身の生い立ち含む秘密に向き合うべく、仲間たちと探求の旅に出ます。
結果、物語は前作よりもちょっと複雑で大人っぽく激しくなっています。

もちろん、素晴らしい歌、新曲は7曲いずれも素晴らしい仕上がりで、全体はよりミュージカルらしくなっています。オラフとクリストフは今回もコメディリリーフとして可愛らしくて楽しく、エルサとアナはキュートなばかりでなく激しいアクションと胸アツの姉妹愛で泣かせます。

私もちょい泣いてしまいましたんですけどね。

何よりもこの映画を作った人たちの「気迫」に圧倒されました。すんごいんですよ「絶対失敗できない」という責任感。「これでもか!これでもか!」と繰り出す映像、音楽、ドラマの迫力。逆に言えばちょい過剰では?と思うくらいのボリューム感で迫ってくる、画面を通じてビンビンくる「気合」に泣かされました。

やっぱディズニーすげーや、ってことです。

できるだけ大きな画面でいい音で楽しんでくださいね。

今週はここまで。
また次回です。