今日のゲストは浜端ヨウヘイさん。
水曜ラジゴンは4年前、当時のパワープレイ「結-yui-」の時以来。
この度、メジャー1stミニアルバム「今宵、月の瀬で逢いましょう」を10月23日に発売です。てか今年の1月23日に1stシングル「カーテンコール」リリースするまでメジャーではなかったんですか!
ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)
相変わらず大きい。192cmです。
「調子がいいときは193センチになります(笑)」
多分、聞き飽きるほど聞かれているんでしょう。条件反射の速さで返ってきて爆笑かつなんかすんません。すんませんついでに浜端さんといえばこの話題「カレー」。
「去年は一年で365杯食べました」
すご。そしてカレー愛を熱く語る浜端さん。
そこに激しくノッてくるバンカヨコさん。
ああ、カレーの話題で終わってしまう...
しかし、カレーの話題も多分どこに行っても聞かれているんでしょうけど浜端さんがまた楽しそうにお話してくれて本当に好きなんだなあと、ちょい嬉しくなります。
なんせカレー好きが高じてスパイスの焙煎から初めてカレーも手作りという攻めっぷり。
福岡でカレーだけのトークライブなんかやってくれないかなあ。
そんな楽しいカレートークやガチャポントークはタイムフリーで聞いていただくとして。
10月23日発売のメジャー1stミニアルバム「今宵、月の瀬で逢いましょう」です。
寺岡呼人さんと出会って作ったメジャー1stシングル「カーテンコール」がすべての始まりだそう。
「時代が移り変わる瞬間を歌った『カーテンコール』が始まりで、時間が流れていく中で誰にも起こりうる6つのストーリーを歌った」アルバム。
6月に始まった寺岡呼人さんとの2マンツアーの中で作ったナンバーもあり、それぞれごくごく身近テーマから美しいバラードに愉快な酒のめソング、かと思えば宇宙レベルの壮大な楽曲まで濃密すぎる一枚になっています。
色々なアーティストのお話でも頻繁に話題に上がる、名プロデューサーでありコンポーザーでもある寺岡呼人さん。浜端さんとはさらに深いお付き合いでメジャーデビュー前と今を分かつほどに影響を受けているようです。
「ときに厳しくていつも優しい人なんですけど、とにかくレスポンスがすごく速いんですよ」
寺岡さんから歌詞が送られて曲をつけて返すと、速攻返事があってLINEでやりとりを始めたり、アルバムでもとりわけ印象深い「月の瀬橋」では、2マンのツアーの途中で作り始めてツアーの後半ではステージで披露していたというスピード感。
超多忙なはずなのに、フットワーク軽く頼れる兄貴って感じなんでしょうかねえ。
今回の寺岡呼人さんの詞も素晴らしくて、浜端さんの生来のシンガーソングライターとしてのポテンシャルを最大限に引き出されているように思います。簡単に言えば最高なんです。
この日は夜リリースイベントも行われます。
「今宵、月の瀬で逢いましょう」リリース記念ミニライブイベント
10/16(水)19:30?
福岡・HMV&BOOKS HAKATA 店内イベントスペース
今回も楽しいお話を聞かせてくれた浜端さん。
やっぱその人柄に惹かれてしまってすっかり時間が立つのを忘れてしまいます。
また次回ぜひスタジオに遊びに来ていただきたいですねえ。ありがとうございました。
浜端ヨウヘイ OFFICIAL WEB SITE (外部リンク)
水曜ラジゴンおすすめの新コーナー「ほっと一息~弁護士さんとのティータイム」3回目 をお送りしました。
なんかだんだん破天荒な法律コーナーになりつつあり、とても好ましいです。
写真を見てもらえばおわかりのようにスタジオもこんな感じです。リラックスしすぎてますかね。はい。
おかげさまで弁護士さんや法律について、いきなり親しく感じるようになってきた昨今です。
今日はちょっとお洒落についてもお話していたんで、この日のコーディネートも添えておきましょう。
井上弁護士、カチっと弁護士らしくしてきたそうです。後ろハネてますけども。井川原さんいつも美しいです。
番組では何聞いても答えてくれるんですねこれが。
弁護士さんに頼むとお金かかりそうじゃないですか?と尋ねるとだいぶ踏み込んで答えてくれるんですね。一応、お答えは用意してくれているんですけど、さらにグイっともう一足。
みなさんもご意見や、こんなこと聞いてみたいな?ってことがあればラジゴンまでお送りください。
参考にさせていただきますよ。
弁護士さんって興味深い人たちです。
さて今日のメッセージテーマは「ムダ話」。
いつもやってるアレではなくて「無駄に関する話題」です。
いつもやってるけど無駄だなーって思うことありますね。
がんばってがんばって無駄だったなーって思うこともある。
あなたそれって無駄だよ、って他人から言われて怒りに震えることも。
あるいは、なんで無駄なことやってるんだろうって、行政や自分の会社に憤りを感じることも。
今日はそんな無駄についてのお話です。
これがたくさん頂きまして、みんな思うことや感じたことって多いんですねえ。
それもありとあらゆる方向に。
どれもこれもあるあるって感じで笑いながら、身につまされながら紹介させてもらいました。
でもですよ。
今は無駄と思うことに限って後々考えれば、貴重な体験だったり、後に生きることも多いではないですか。寄り道をしない人生より多めに経験したほうが豊かな人生になることだってある。
そう考えると無駄ってすばらしい。
なにより世の中から無駄がなくなれば私達の水曜ラジゴンだってあとかたもなく消えてしまうではないですか。
そんなふうには思えないでしょうか思えませんかじゃあしょうがないです。
以上です。
さて、今日のチンタメは久しぶりにちんが溢れんばかりの情熱を叩き込んで、盛大に空回りしておりました。けどそれくらいお気に入りの作品、福岡では18日(金)からキャナルシティのユナイテッド・シネマで上映の「メランコリック」でした。
ちなみにお礼に加えて、上の写真が届きました。
ただいま監督、出演者はなんとトゥクトゥクに乗って全国行脚中。19日には福岡でも舞台挨拶がありますよ。大変だけど楽しそう。乗りたい。
そんな「メランコリック」。
この映画ですね。映画製作ユニットOne Gooseというチームで映画を作っていて、糸島出身の監督田中 征爾さん、プロデューサーの皆川 暢二さん、アクション担当の 磯崎 義知さんの3人が分業しながら作ってるんですね。しかもこの映画の主役は皆川さんと磯崎さん。そんな小さな体制で、田中さんが会社づとめの間をぬってわずか300万円で作られた作品です。
300万といえば「カメラを止めるな」を思い出します。
内容は全く異なりますが、この作品の成り立ちと東京を中心に全国に爆発的に波及していく、そして多くの観客がうなされたように広めていくさまは「カメ止め」の爆発前夜を確かに感じられます。
新しい才能のすんげー面白い作品。
だから今こそ観る価値があるというわけです。
映画は犯罪ダークコメディといった風情。
東大出て仕事にもつかず実家ぐらしのほぼニート、和彦(30歳)がひょんなことから古い銭湯「松の湯」でバイトすることになる。だけどその銭湯は夜は殺し屋の仕事場だったことを知る。しかしなぜか和彦はその仕事も手伝う羽目になり、同じ日に入ってきたチャラ男松本、銭湯の主人東、和彦の同級生百合も加わって和彦の人生は大きく変化。なぜだか生きがいや嫉妬なんて人間らしさをむしろ感じつつも、運命は当然のように不穏な方向に。さて和彦の人生は、彼を取り巻く人々たちは...?
面白い。
思いもかけない殺し屋xお風呂屋さんの、絶妙な舞台設定。魅力的な登場人物、とりわけ使えない今どきの若者松本がくるくるとその見え方を変えつつ、その松本を追うようにフラフラと迷宮に迷い込んでいく和彦の二人はあまりにも愛おしいバディで「銭湯版不思議の国のアリス」のよう。それは違うか。
一方、映画が進むに連れグングン魅力的になるキュートな吉田芽吹さん演じる百合。銭湯の主人、東にヤクザの田中まで、それぞれが本当にすばらしいです。
バイトの日常のように緩いユーモアで淡々と描かれる日常の間には当然シャープなバイオレンスと目のさめるような本格的なアクションが挟み込まれ、全体をキュッと締めて映画全体の格を押し上げています。
これが300万。これがデビュー作。
確かに予算や厳しい環境での作品、アラもあればもうちょいってとこもあります。しかし、それを補って余りある素晴らしいストーリー、演技、なによりも熱量。
映画の出来の良し悪しはもちろん、それ以上にこの映画は「すげー好き」という感想がふさわしいです。それくらい好きな作品でした。
一方、このコーナー始まって初めてくらいリスナーの色んな方から紹介があり、製作者のみなさんも一所懸命情報提供していただきました。
先々週、ふらりとスタジオの観覧席にやってきて、ただ無言でチラシを示してくれた人はなんと、この映画の助監督であり俳優の蒲池貴範さんでした。→冒頭に出てきます。ありがとうございました。
ただ、そんなことなんて無くとも私はこの映画を推します。
一人でも多くの方に、福岡から生まれたこの才能を応援してほしいです。
だって面白いんだもん。
映画『メランコリック』公式サイト (外部リンク)
今週はここまで。
また次週です。