今日は6月5日、aiko Single Collection Album「aikoの詩。」発売記念で『aiko 1day スペシャル』を実施。
そんなわけで水曜ラジゴンにもaikoさん登場です!
ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)
2017年12月以来。
いつだってaikoさんが来るなら楽しくなるぞ!と思うんですが、多分どの番組でも局でも人でもみんな同じように思ってるんだろうなと思います。そんな人になりたい。
さて今回も楽しいお話いっぱいでぜひタイムフリーでお楽しみください。
昨年が20周年で今回ここまでの活動をするようなシングルコレクションリリースと、前回ゲストに来てくれたときにも「私は絶対過去を振り返らない」といっていたaikoさんも向き合わざるを得なかったそう。
「いい踏ん切りがついたというか自分の中消化できたかんじがしましたね。過去に固執してるからこそ振り返りたくなかったのかも」
「aikoの詩。」の「。」もそんな一区切りの意味もあるそうですよ。そんなお話もたくさんしてくれました。
今回のシングルコレクションは1998年にリリースされた1stシングル『あした』から昨年リリースされた38thシングル『ストロー』までの38枚のシングル作品の両A面シングルを含む表題曲を網羅した全42曲が3枚に収録され、シングルカップリング曲を1枚にまとめたカップリングベスト盤を含む4枚組。
ちなみにジャケットの女の子は幼い頃のaikoさんだそうですよ。
中身はもちろんこのアルバム、このボリュームでとってもリーズナブル。
「一蘭4杯分くらいって(笑)」
初期の作品など馴染みないファンもいますからね。あらためてaikoを知るのに最適な一枚になっています。
「ライブでお客さんと喋っていて『いくつ?』『15歳、16歳』『あれ?デビューしたときって』『生まれてなーい!』ヤベえって(笑)」
aikoさんはシングルのカップリング曲はアルバムにほとんど入れないそうですから、今回のカップリング集なども聞き逃がせませんね。
すべてのシングルから、aikoさんが皆さんのためにライブをするとしたらこの順番だな。と、考えに考えてライブのセットリストのように並んだ今回のアルバム。
今までaikoさんを応援してくれた方も、まだファン歴が浅いあなたにも喜んでくれること間違いなしですね。
今日の『aiko 1day スペシャル』では、ファンの皆さんにあなたの人生に寄り添った「aikoの1曲」を教えてください!ってキャンペーンも行っていて、たくさんのメッセージをいただきました。
プレゼントはサイン入りポスターと水曜ラジゴンでは『最高級ビニール傘』をプレゼント!
それが上の写真です。単なる悪ふざけではないですよ。紳士用、婦人用で1万円と8千円くらいする本気の超高級!
ちゃんとaikoさんが開いてくれた傘おおくりしましたよ。
みなさんのメッセージ、目を通すとそれぞれの曲にみなさんそれぞれの思い出や思い入れがいっぱいで、胸が熱くなります。すげえな。そんなみなさんにもそんな楽曲を送り続けたaikoさんにも改めて感心しました。みなさんありがとうございます。
そんなわけで今回も楽しかったaikoさん。
今回事は事前に収録していたものを放送したんですが、実は今回も喋りすぎて大幅に時間オーバーしてしまったのでした。
次のキャンペーンのためにあわただしくスタジオを後にしたaikoさん。
最後までみんなに挨拶して、次にお会いできる日が楽しみでございます。
aiko official website (外部リンク)
今回のガチャポンゲストはPAELLASのボーカルMATTONさんです。
大阪で結成、2014年から東京で本格的に始動。
USインディーっぽいサウンドから活動を重ねるごとにクラブミュージックやアンビエント、インディR&Bなど古今東西の音楽のエッセンスを取り入れながら、独自のクールな音楽を奏でるみなさん。
そこでたゆたうような美しいファルセットを聞かせるのがMATTONさんです。
もともとよく聞いていたちんはワクワク。しかし、どう考えてもテンション高いタイプではないんだろうなーと。MATTONさんは至ってにこやかにやってきました。
ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)
なんですけど。結局ずーっと話していたのは「ビーフン」の話。
なかなか忙しくて福岡でゆっくりする時間がないみたいなお話から、でもそーんなに食にこだわりがあるわけでもなく「食べるもんもほとんど毎日一緒」。
だいたいこういうお話が大好きな私たちはガッチリ食いついて、何を食べているの?と質問。
すると「カレーとビーフンをずっと」。
おう!カレーはわかるけどビーフンとは、オリジナリティ溢れるチョイス。
脂質をあまりとりたくないMATTONさんはそんな毎日なんだそう。
そこに弟さんの話も出てきて、なんだかよくわかんないですけども私たちのテンション上がりました。ええ。MATTONさんも楽しそうでしたよ。
さてニューアルバム。
今日6月5日発売の『sequential souls』です。
「今までは自分たちの音楽は夜の街を歩くのにぴったりと思っていたんですが、今回はイメージで山小屋で焚き火に手をあてて親しい人と近い距離で会話しているような。家とは違う緊張感と親密感があるような作品かなと」
いつもクールでマニアックなイメージもあるPAELLASですが、今回はいつも以上に本来のポップなメロディと一つ一つの音が際立っていて、ラストのシングル曲へ向けての流れも美しくて、多くの人に「見つかりそうな」素晴らしいアルバムになっています。
まだ福岡ではライブとしては馴染みのないPAELLASですが、昨年もソールドアウト。
今年のライブ、ツアーファイナルです。楽しみ。
PAELLAS "sequential souls RELEASE TOUR
7月12日(金)福岡INSA
「ちょっと変わってるというか、近すぎず遠すぎず。引き込みすぎず突き放しすぎず。みんなじっと聞いてくれてるんで、時々大丈夫かな?って心配になったり(笑)」
ゆったりした空間で、みんなそれぞれの楽しみ方で体をゆらしているようなライブで、これまたいいもんですよ。
そんなPAELLASの音楽よろしく、自然体でゆったりとお話できて楽しかったですね。
終わった後「今日は夕飯はビーフンで決まりじゃない?」と盛り上がったりもしましたよ。
またぜひ遊びに来てくださいね。
PAELLAS - PAELLAS in a band official site (外部リンク)
びわの差し入れ!ありがとうございます。初物でした。
リスナーさんがわざわざスタジオまで見学に来てくれて、差し入れまでしてくれるって本当にありがたいこと。
そういえば、先日「コスモアースコンシャスアクト・クリーンキャンペーン in 奈多」にも参加させてもらったんですが、そこにも楽しそうに家族で友達と清掃活動に精を出しているリスナーさんがたくさんで、その上声までかけてくれました。
なんかリスナーのみなさんって本当にありがたいし、いい人多い!と常々思っています。ありがとうございます。
さて今日のメッセージテーマは「昔信じていたこと」。
私たちっていつも色んなことを信じているじゃないですか。
古くは地球は平らだと信じていたわけですし、1999年7の月に地球は破滅するはずだった。だったといわれてもアレですが。
そんな大きな話じゃなくっても私たちは色んなことを信じて生きています。
で、今日はそんなかつて信じていたことを教えてください。というテーマにしてみました。
たくさんのメッセージいただきましたが、面白かったですねえ。
- 卵は一日一個まで!
- 中国の人は子供から大人までみんなカンフーができると思っていた。
- ひじきをいっぱい食べないと白髪が増えると思っていた。
- 電池は冷蔵庫にしまうと固く信じていた。
- 佐川急便のキャラの赤フンを触ると幸運になると信じていた。
- 汗をかくと風邪が治る。
ありますねえ。
かつての常識が変わったものもあれば、あたまっから根拠のない思い込み。
当時は流行っていたもの。いろいろね。
個人的にはこんなメッセージにもグッと来ました。
「子供の頃、大人になったらみんな裁縫が上手になるんだろうなと思っていたのだけどならなかった(やってないので)」
そうなんですよね。自然となると思っていた。
こんなおとなになるなんて、私も思っていませんでした。ねー?
今日のチンタメは福岡県出身、蒼井優さんが南海キャンディーズ山里亮太さんとご結婚記念。ってわけでもないんですが「長いお別れ」を紹介しました。ビックリしましたね。
作家中島京子さんが自身の体験を元にアルツハイマー型認知症を患った父とそれを取り巻く家族の10年を追った連作短編集を原作に2016年に商業デビュー作『湯を沸かすほどの熱い愛』で各賞をいきなり総なめにした中野量太監督が映画化。
最近すごく多い認知症と家族の映画。私個人は割合避けがちな映画です。
というのも年齢的にもあらゆる意味で切実すぎるテーマで。そういう方多いのではないでしょうか。
だけど、『湯を沸かすほどの熱い愛』で家族と死というテーマを軽やかに味わい深く映画にした中野監督ならきっとと思い鑑賞しました。
少しづつ変容する父を中心に、母、長女、次女とその家族の7年間の「つながり」を描く作品。ユーモラスで平熱でエピソードを重ねながらホロリとさせ、自分たちにとっては?と考える映画。
元教師で認知症となりどんどん記憶を失っていく父親に山崎努。
おっとりと優しく献身的に介護する妻を松原智恵子。
アメリカに家族と住んでいながら家族がギクシャクしている長女が竹内結子。
東京で自分の居場所が見つからず苦悩しつつたゆたうように生きる次女が蒼井優。
それぞれの日々の生活を丁寧にエピソードを重ねて描きながら、それぞれの視点の先に父親があり、距離感の違う家族の視点で父親が立体的に浮かび上がっていくようなじつに手際の鮮やかな作品。
そこで描かれるのは、ある日突然変容する父親を目撃してしまいハッとしてうろたえる様であったり、離れているようでいて同じように卵料理を食べている家族たちであったり、願えば願うほど遠ざかる幸せってものが小道具で示されたり、皆誕生日になるとパーティーグッズの三角帽をかぶってフツーに食事を始める、なんだか間抜けだけど家族それぞれにある常識の愉快さだったり。
一方で戦場のようなハードな介護と諸問題があり、
一方でそれでも日々は淡々とながれその中には幸せもまたあったり。
ドラマチックなうねりはあまりないですけど、そのエピソードの積み重ねが静かなエモーションを呼び起こすような作品でした。
お父さんは、油断すると「家に帰らなきゃ」と口にして、時にいなくなる。そのたびに家族は大騒ぎなんですけど、お父さんはどこに帰るんだろう?
これが数少ないドラマチックな軸になっていて、ああそうなのかと一筋の涙を流しましたねえ。
自分ならどうしよう。だけど少しだけ救われるような気もします。
興味のある方はぜひ。
今週はここまで。
また次回です。