今日のゲストはばっしょーこと、ばってん少女隊から、希山愛さんと春乃きいなさん。
水曜ラジゴンと言えばばってん少女隊!気に入っていただけてるんですね!と思ったら、だいたい水曜日が発売日なのでした。むふーん。
ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)
最近はめきめきと大人っぽくなっているばっしょーのみなさん。
今日もおしゃれな衣装で登場。
「ガールスカウト?」と尋ねると「これ、宇宙なんですよ」と袖をピッとして誇らしげなきいなさん。なぞの全然噛み合わない会話からスタートしましたが、コレ実は関係あったのでした。
今日のガチャポンは「最近はまっているたべもの」とオーソドックな質問を。
以前は「おかしー」とか炭水化物モリモリみたいなイメージだったんですが...(偏見かな)。
「以前食べた中華粥なんですけど、豆乳を入れて...」と豆乳粥を紹介してくれたきいなさん。おっしゃれ。ちなみにお店は知る人ぞ知る香港スタイルのおかゆカフェ「Teddy & Daddy」みたいです。
「私はイオンモール福津の近くにある『ロゼッタ』というお店のパスタです」と愛さん。こちらも究極の生パスタとピザが評判のお店。鳥の炭火焼とかぼちゃのクリームパスタがお気に召したそう。
おじさんたちはめまいがします。女の子として見事な成長ではないですか。
さらにこの日はファンの皆さんからの質問にも答えてもらって、楽しく過ごしましたとさ。ぜひタイムフリーで聞いてくださいね。
そして、この日発売の待望のセカンドアルバムが「BGM」です。
最近は「BDM=Batten Dance Music」を掲げてばっしょーらしいダンサブルな表現を標榜しているみなさんですが、その集大成であるアルバムは「BGM」。今度は何の略でしょうか?
「えーと、バック・グラウンド・ミュージックの」
まんまでした...
「みなさんのまわりでいつも流れている音楽であったらいいなと思って」
なるほど。
「このアルバムはひとつの物語があって最後まで聞いてほしいなと。テーマは宇宙なんです」
そんなわけでジャケットはハリウッド映画風にキメキメのみなさん。
今回の衣装はそういう意味だったんですね。
ちなみに発表されているアーティストビジュアルはこんなかんじ。かっこいいっすね。
アルバムは最近のシングルに、KEYTALKの小野武彦提供の「BDM」や、CHAIのユウキが歌詞を提供した「Killer Killer Smile」、TAKUYA提供の「崇シ増シ×××物語」などさらに豪華作家陣が参加した強力な一枚。
発売に合わせたリリースイベントや今後のライブも予定がいっぱい。
今日6月19日(水)のHMV&BOOKS HAKATA、明日20日(木)のHMVイオンモール福津でのインストアイベントに、「ばってん少女隊結成4周年企画 東西旗揚げ記念大会」として
6/29(土) 「6.29 東西旗揚げ記念大会 -トークLIVE-」(仮)
6/29(土) 「6.29 東西旗揚げ記念大会 -LIVE- ?」(仮)
6/30(日) 「6.30 東西旗揚げ記念大会 -LIVE- ?」(仮)
会場:スカラエスパシオ
さらにエフエム福岡激推しの「NUMBER SHOT2019」にもついに登場。
7/20(土)、21(日)
※ばってん少女隊は21日に出演です。
ニューアルバム収録の「NUMBER SHOT」も披露してくれるかも!
そんなわけで今回も楽しかった愛さん、きいなさんでしたが、ものすごくおしゃべりも上手になっていて、成長するなあドンドコ。と実感。
そしてファンの皆さんはいつもの通り、盛り上げまくって終わると律儀に椅子を片付けてくれるのでした。ありがとうございます。
次の登場がまた楽しみ。
ばってん少女隊オフィシャルWEB (外部リンク)
今日のメッセージテーマは「未解決事件」。
モルダーあなたつかれているのよ。
そんなふうになだめられてやり過ごしていますけど、ずっと解決しないまま現在に至ることたくさんあるでしょう?
小さな頃、親のような優しい目で声をかけてきたおじさんは誰?
全部自分のせいにされた妹のプリンを勝手に食べたのは誰?
毎晩、誰も住んでいない上の階でドスンバタンする音がするのは何?
そいぎんたー。って何語?
みたいな。適当に書きましたけど、どうでもいいことから壮大な謎までみなさんから送っていただきました。
意外と今回もりあがったのでございます。
結構皆さんお持ちですねえ。
幼少時代のトラウマからガッチガチの霊体験までバリエーションも豊かで、いつも以上にみなさん趣向を凝らしたメッセージが多かったような気がします。
個人的には突然現れるなめくじなんかは共感度高かったです。
あれほんとどーやって入ってくるんだろう。
今回も面白かったんですけど、思ったのはいろんなことが起きているんですけど私達って、解決しないまま置き去りにしてきたことって多いよなあってことですかね。
恋や見果てぬ夢のように。
と、うまいことまとめようとしてあんまり何も思いつきませんでした。
みなさんありがとうございました。
今日のチンタメは、第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など数々の受賞と高い評価を得ていた五十嵐大介によるマンガを、国内第一線のスタッフが集結して6年の歳月をかけて映画化した「海獣の子」です。
とにかく見に行った映画館での上映後の反応がなかなか強烈で。
いままであんま聞いたことないレベルで照明がついた瞬間に「ザワザワザワザワ」ってさざなみのようにどよめいたという。
色んな要素があるんですね。
事前の予告でジブリ的なファンタジー映画を期待した人。
米津玄師が大ファンで前のめりで主題歌で参加した話を受けてやってきた人。
アニメファン、マンガファン。
そんな人が集まって、「え。なんなのこの映画」と一斉にざわめいたかんじ。
そこには失望も感動も戸惑いもぜーんぶ混じっているようなかんじがあって、私、ちょっとそれにも感動しました。そーゆー映画ではあります。
水族館で働く父と同じく職員として働いていた母の間に生まれた中学生の少女、琉花。毎日居心地が悪く周囲とトラブルを繰り返す息苦しい毎日を送っている。
世界各地では魚の発光現象や消失、異常行動が発生し、隕石の発生など異常現象がおきはじめる。
そんな中で「ジュゴンに育てられた」という謎の少年、海と空と出会うことによって、琉花は海と世界の真実に近づく冒険に巻き込まれていくのだった。
というようなお話。いかにも冒険ファンタジーのようなんですが、じつはこの映画ガッチガチのSF。しかもエコロジーやスピリチュアルなトーンも含む思弁的なSF。要はちょっと難しい方向へと流れていきます。
それを映像的快楽の極のようなアニメーション技術で魅せるものだからたまりません。
冒頭の画面の隅々まで演出された密度の高い日常の描き方、豪雨の中を自転車で疾走する琉花の動く絵ならではの表現、壮大できらびやか、そして少し怖い海とそこを泳ぐ無数の魚たち。そしてクライマックスの映像だけで表現される「祭」の表現。
監督は劇場版ドラえもんの中でも名作といわれる「ドラえもん のび太の恐竜2006」はじめ数々の傑作を物した渡辺歩監督。さらに「かぐや姫の物語」などのスタッフも交えて常にこだわりの作品を発表するSTUDIO 4℃が制作。音楽はジブリや北野武映画でお馴染みの久石譲。主題歌は自ら手を上げて参加したという米津玄師。声優陣には琉花を見事に演じる芦田愛菜、石橋陽彩に窪塚愛流、森崎ウィンに稲垣吾郎までこちらも充実です。
お話は母なる海と地球。そして宇宙と人といった壮大な話に発展します。
簡単に言えば「2001年宇宙の旅」的な体験映画になるんですが、2001年ほど実は難解ではないです。ただ映像だけで「体感」することを強いるので、おいてけぼりを食らう人も多いハズ。
意味を考えず浴びるように映像を受け入れるのが良いでしょう。
むしろなんとか説明しようと余計におしゃべりしすぎかも。とさえ思いました。
個人的には「すっごいもんを見た」と思いましたし「わっけわかんねえ」とも思いました。しかし、この映画好きです。素晴らしかったです。
大きな画面と良い音響で観ないと、この映画の価値は半分ほども伝わらないですからぜひ劇場で。
あなたもざわついてみませんか。
今週はここまで。
また次回です。