5月12日 水曜日のラジゴンは流行ってるでしょうか?

今日のラジゴンはゲスト2連発。楽しかった。
まずは今月のパワープレイ「嘘」でもおなじみ16歳の さなりさん。

てか、朝テレビでパフォーマンスしてましたけど!生放送を終わってそのまま福岡に飛んできたんだそう。

ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


今話題の16歳。
小学生の頃からYouTubeに毎日動画投稿。友達の間で流行っていたフリースタイルラップで遊び始めて、曲を作り始めたのは中学2年位。SKY-HIさんに憧れつつ機材や打ち込みも独学で覚えて自己表現を開始。

A-Sketch主催のHIPHOPプロジェクト『OverFlow Project』でグランプリを獲得しデビュー。もののすごい速度でここまで来ました。すごいっすねえ。

だけど御本人は至って冷静。この状況を、
「すごいなあとは思っているんですけど、それほど困らず」

さなりさん、すごくいいのはフツーなのでした。
びっくりするほどイケメンで今日もファンのみなさんが駆けつけていて、大人たちがハシャいでやたらとチヤホヤチヤホヤしてるなかでも平常心。少し冷めた目でそんな状況を楽しんでさえいるような。

そんな中でリリースされたファーストアルバム「SICKSTEEN」は、90年代のオーセンティックなヒップホップからトラップ、ヘビーなバンドサウンドまで取り込みつつ、あくまでポップで聞き心地の良いサウンドにスムースだけど自分なりの思いを載せたラップや歌など恐るべき完成度。

どんなアルバム?と尋ねても「まあなんだろう...まさにSICKSTEEN?」と大照れで困っていましたけど、取り立てて気負った意志というよりも、ただただ今までの通り楽しんで作ってきた楽曲が集まってる、ということなんでしょう。

だけど今日のガチャポンでも「テンションが上がるときは?」の質問に「いい曲ができたとき」と即答するように、本当に良い楽曲を作って歌うことに一所懸命取り組んだ結晶ともいえそうです。

憧れのSKY-HIやMEG、松隈ケンタ、ALI-KICK、保本真吾にWEAVERの杉本雄治といった錚々たるプロデューサーとのレコーディングも刺激的だったようで「それぞれやり方も違ってすごく勉強になった」とその体験も貪欲に自分の中に取り込んでいったよう。

「いずれはMVなんかも自分でやりたい」

そう話すさなりさんの意欲はとどまるところを知りませんが、でもきっと今までどおりの気持ちの赴くままにどんどん進化していくのでしょう。
今もYouTubeにゲーム実況が上がっていたりして、ホントずっとこのままで行ってほしい。本物の才能を見守っていきたいですよね。

フロム ニューエイジアツアー 2019
6月13日(木)the voodoo lounge
OPEN 18:30 / START 19:00
共演 : 吉田凛音 / Rude-α


さなり 1st LIVE TOUR「SICKSTEEN」
11月2日土) ROOMS
OPEN : 16:30 / START : 17:00


この日もファンのみなさんが集まってくれましたけど、みんなじーっとさなりさんを見つめていられない。という感じで、なんかいいなあ。そんな様子もとても好ましくて、バンさんとニコニコしっぱなしでした。


さなり公式webサイト (外部リンク)

そして続いてのゲストはBRADIO。

Break the Rule And Do Image On 「日常の世界に、素敵な時間・空間のイメージを加え、良き変化を」頭文字でBRADIO。そしてファンはFPP(Funky Party People)という2010年から快進撃を続けてきたファンキーな3人組です。

ゲストの出演部分はこちらから(LINK)
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


実は番組前に「BRADIOってでっかいアフロの人がいて...」と説明していたので、バンさんは興味津々。スタジオにお迎えするなりがっちり食いついていました。

でもほんとに3人共個性的で長身でかっこいい。そして陽気で素敵であります。

ただいま47都道府県ツアー中。
「いつもステージを大事にしていて3人でアイディア出していて、かなり前から47都道府県ツアーの話は出ていたんですけど」

結構、全県ツアーなどはアーティストさんにとって得るものも多いけども、やっぱりかなりハードのようでとりわけバンドのような集団となるといろいろ大変だと聞きますが...

「まだまだいい感じで(笑)」とちんのブシツケな質問も笑って受けてくれつつ、「僕たちやっぱりライブが好きなんで」今まで行けてない場所まで津々浦々に出向くことができることが嬉しいと笑顔で語ってくれました。

そんなみなさんのニューシングルが「O・TE・A・GE・DA!」。

昨年メジャーファーストアルバム「YES」を発表して、サンバやラップも取り組んでより広い音楽性を見せつけたBRADIOですが、今作でガッチガチなファンクチューン。いつになくちょいお怒り気味の詞も熱いナンバーになりました。

「グルーブを楽しんでほしい曲ですし、体の中から踊りたくなるような一曲になってます」

そして、ファンキーなロックチューン「バクテリアch.」、泣きのバラード「 帰り道のBlues」に加えて、なんと昨年11月に行われた『YES Release tour 2018?ORE to OMAE de BOOM BOOM BOOM?』のツアーファイナル公演となったNHKホールでのライブから、BRADIOのライブには欠かせない代表曲7曲を加えた全13曲。すごいです。

そんな強力なシングルを携えてのライブ。期待して良さそう。 

47都道府県ツアー "IVVII Funky Tour"
6月13日(木) 佐賀・佐賀GEILS w/I Don't Like Mondays.
6月15日(土) 長崎・DRUM Be-7 w/I Don't Like Mondays.
6月16日(日) 福岡・DRUM Be-1 w/I Don't Like Mondays.

以下、詳しくはWEBでご確認を。


各地に錚々たる対バンを迎えてのツアー。残念ながら福岡公演はソールドアウト。ですが来年、いよいよ10周年でのライブをお楽しみに。

BRADIO 10th Anniversary Hall Tour
2020年2月1日(土) 福岡 国際会議場メインホール

※詳細は今後HPで発表予定


とにかく楽しくて、愉快なひとときでしたねえ。ぜひタイムフリーで聞いてみてください。
ほとんど真行寺さんのヘアスタイルをいじっている私達でした。ほんとすみませんね。でも最高。


BRADIO OFFICIAL SITE (外部リンク)

190612_umeboshi

で、今日はバンさんと写真を取り忘れていたので、噂の紀州南高梅つぶれ梅の画像でも乗せておきましょう。でっかいでしょ。白飯の上であまりの大きさに自重で沈みそう。

さて、今日のメッセージテーマは「通り過ぎた流行」。

時間は大変な勢いで日々流れていきますが、その中で浮かんでは消える流行の数々はもはや光のよう。今日は記憶の片隅で埋もれている「流行」を掘り返そうというものです。

たくさんのメッセージありがとうございました。

あるもんですね、やっぱり。
その最たるものはダイエット法。なんですね。

紅茶キノコに月見草、寒天ダイエット、コアリズムに加圧トレーニング、舞茸にココナツオイルにロングブレスうんぬんうんぬん

ロングブレスは結構反応大きかったですね。

なんて移ろいやすいのでしょうね。

そしてやっぱり子供の頃の思い出にまつわるものは多かったですね。

スーパーカー消しゴム、キンケシ、ビックリマンチョコ、仮面ライダースナック、ポケモンなどなど

そんな社会の流行もありますし、個人的にすごくハマったけどすっかり過去。なんてものもたくさんいただきました。

いやもうそりゃありますよね。
私もそうです。

そんな思い出がいっぱいの今回のメッセージテーマ。たのしうございました。


今回のチンタメは話題の怪獣映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」。
ハリウッド産超大作ゴジラ映画です。

その昔、昭和の時代の子どもたちの旨をときめかせた「東宝チャンピオンまつり」というのがありました。

東宝が1969年から1978年にかけて主に子供向けの映画を数本集めて春休み、夏休み、冬休みの時期に公開していたまあ、子供向けプログラムです。

東映は「東映まんがまつり」東宝は「東宝チャンピオンまつり」と決まっていたのです。

そのチャンピオンまつりのメインがゴジラ映画。
1954年に誕生した怪獣映画の金字塔「ゴジラ」を、グッと子供向けにシフトして年一回新作を公開しました。あとの2回は再上映とか編集版。

第一回作品『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』で、もう徹底的に低予算で徹底的にお子様向け。なんなら人間がひとっつも登場しない作品もあったりして(特撮の費用がかかるので)。

時に異形のカルト作も生み出しながら、子供心をくすぐりまくったのでした。

その中で再上映されるたびに人気を呼んだのがスーパースターがモスラ、ラドン、キングギドラ(チャンピオンまつり用ではないのでお金もかかっています)の『三大怪獣 地球最大の決戦』。

今回の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」はまるでそれをそのまんまハリウッドでブロウアップしたような趣です。

監督はマイケル・ドハティ。
アメリカのとんでもないゴジラおたくなのでした。

その制作費は200億円。

出し惜しみのない怪獣バトル、前編に覆い尽くされたおびただしい東宝特撮のオマージュ。伊福部昭の音楽やモスラの歌まで流れるリスペクトぶり。怪獣オタクの溢れるような愛情に圧倒されます。

カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガに加えて渡辺謙が今回大活躍。

そんなオタクの夢にうかされるように上がりまくりますが、一方でお話も結構雑だったりしてそこらもチャンピオンまつりテイストかも。

正直日本に住む身としては核の扱いにだいぶ引っかかりますけど。
そんなことがあっても、まあね、チャンピオンまつりには抗えませんので私。


今週はここまで。
また次回です。