教えて!コンシェルジュ!: 2012年5月アーカイブ | FM FUKUOKA
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2012年5月アーカイブ

西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!5月25日オンエア

  • Web Staff (2012年5月25日 12:50)

           今週のテーマ「子供と学ぼう 食育のススメ」
皆さんは、朝ご飯、昼ごはん、夜ご飯、ちゃんと食べていますか?今週は「食育」と言う
テーマで進めていきましたが、食育・・・といわれても、ピンとこない方が
多いかもしれません。例えば・・・バランスよく食事を取る、とか、
栄養に気をつける・・・とか、難しく考えてしまう方って案外多いのかもしれません。
でも、本当は、とっても分かりやすくて、子供と一緒に学べる、
とても身近なものなんですよ!
そんな「食育」についてのお話を、料理研究科の幾田淳子先生をコンシェルジュに
お迎えして伺ってきました!!
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tテレビはもちろん、学校の講師として、そしてご自身のキッチンスタジオでも
食育を広めるために頑張っていらっしゃる幾田先生

 
                 幾田先生プロフィール
大分県生まれ。福岡県内の短期大学を卒業した後、1986(昭和61)年から5年間、病院栄養士として食事療法や栄養指導に従事。結婚を機に退職し専業主婦となったが、2001(平成13)年に自宅で料理教室を始め、翌年料理研究家として独立。2004(平成16)年から専門学校の非常勤講師を務めるかたわら、料理教室の講師、食育者として講演活動や実践型「食育塾」も主宰するなど、多忙な日々を送る。

幾田先生が考える「食育」とは・・・大きく8つに分けられるそうです。(ざっくり分けています)
1.健康について考える 栄養教育
2.安全について考える 安心・安全型食育
3.農業の大切さ、大変さについて考える 農業活性型食育
4.日本食のよさ、伝統的な食文化のよさを見直す 食文化見直し型食育
5.いただきます、ごちそうさまを言うなど、しつけを学ぶ マナーしつけ型教育
6.環境に配慮した 環境と食を考える エコ食育
7.家庭料理から学んでいく食育 料理教室型食育
8.食に関する問題を考えていく 社会問題的食育

先生は、この8つの切り口から考えていくそうです。(あくまで、先生の独自の分析です)
特に幾田先生は、家庭料理から食育を学んで行く事に力を入れているそうです。

先生がなぜ食育を学んでいこうと思ったのか・・・先生は学校で講師としても活躍されて
いますが、そこの生徒さんの食の乱れに驚いたそうです。先生は、ご飯は必ず食べるもの、
と思っていらっしゃいましたが、ご飯を食べなかったり、3食おかしだったり・・・その現実を
知って驚いたそうです。料理研究家として、料理の楽しさや美味しさを伝える前に、
その事を解決しなければ、どうにかしなくてはいけない!と思って食育に興味を持たれ、
学んでいこうと思ったそうです。

なぜ「食育」と言われるようになったのか、先生なりの見解は・・・
もしかして、豊かさがそうさせたのかもしれません。今のようにお金を出せば、いつでも
おいしいものが食べれる時代になってしまったために、昔のように保存食を作ったり
しなくなってしまった。親が料理を作らなければ、親の味をあまり知らない子供も出てくる・・・
便利な世の中になってしまったがための言葉だと、先生がおっしゃっていました。

来週は「子供と一緒に学べる楽しい食育」についてお話伺っていきましょう!

今週のオンエア曲
 ティファニーで朝食を   /  deep blue something
 童神    /   bird

西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!5月18日オンエア

  • Web Staff (2012年5月18日 12:58)

今週も「落語にふれてみよう」と言うテーマで、落語家の立川生志さんにご登場いただきました。
さらに今週は、番組内で「落語」を披露していただきました。

古典落語の演目の一つ「看板のピン」 あらすじ

子分達が、ちょぼいち(親が壺の中でさいころを振り、その出た目に賭ける賭博。当たれば4?5倍の配当が払われ、負けると全額没収される)に興じていると、親分が登場し、「博打なんてものはその場を食っちまうから博打というのよ」などと小言をいう。この親分もかつては博打に興じていたことを子分たちは知っており、親になってもらおうと嘆願する。 

親分はこれを承諾する。年をとって目がかすみ耳が遠くなると言う親分は、壺をきちんとふせずピン(一)の目を見せてしまっている。子分達はそれに気づき全員ピンの目に有り金を賭ける。ところが、それは親分の作戦で、そのピンの目は看板、つまりみせかけであったのだ。親分は看板のピンをしまうと驚き慌てる連中を前に見事中の目の五を当てる。しかし賭け金は子分達に返し「賭け事なんてこんな具合にどんな汚い手を使われるか分からねえ、もう博打なんてするんじゃねえぞ」と言って帰ってしまった。 

子分達はこの手に感心し、ある1人が他の博打場で親になってそっくり真似をして儲けようと挑戦する。親分のセリフをそっくりそのまま真似してしまい、仲間に突っ込まれながらも看板作戦を実行。全員がピンの目に賭けた。さて、壺の中の目を見ると・・・・

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エフエム福岡のスタジオで落語を披露していただいた立川生志さん。小道具の扇子で「どんどんどん」とドアを叩く音を再現!

本来ならば、お話しの前に枕を呼ばれる部分がありますが、今日は時間の関係でカットされましたが・・・とても素晴らしいおはなし。言葉のリズム感、強弱。先週お話しいただいた事がふんだんに盛り込まれていました。
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立川生志さんは、人物分けをあまりしないでお話しをしていく、と言うスタイルだそうですが、
見入ってしまって、別々の人物に見えてきます。
この「看板のピン」は、オチが分かりやすいお話なので、それを分からせないように話を進めて行くのが難しいそうです。

今週は、目の前で生の落語を見て、感動しました。今度は、会場に行って鑑賞したいです。

生志さん、ありがとうございました!
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今週のオンエア曲
伝えたいことがあるんだ/小田和正

西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ 5月11日オンエア分

  • Web Staff (2012年5月11日 13:40)

今週の西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュは、落語ファンの皆さん必聴!そして、落語に興味のある方必聴の内容でした。
今週のテーマは・・・落語に触れてみよう 前編
落語が注目され出しています。昔のイメージでは、自分たちのおじいちゃん、おばあちゃんが見るもの・・・みたいに思っていましたが、今では、若い方も落語を聞きだしたり・・・寄席に行ったりしているみたいです。そこで、今週は、コンシェルジュに落語家の立川生志さんをお迎えしました!!

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落語について、熱く語っていただいた立川生志さん。福岡県生まれで、小学校の頃に発表した落語がきっかけで、落語家になろうと決めたそう・・・。落語家は必ず弟子入りをしないとなれません。生志さんはあの!立川談志さんのお弟子さんでもあります!
立川生志さん
1986年4月 株式会社INAXに入社、営業マンとなる。
1988年7月 立川談志に入門、立川笑志となる。
1997年2月 落語立川流二ツ目に昇進。
2007年8月 談志より立川流真打昇進のゆるしを得る。
2008年4月 落語立川流真打昇進。立川生志と改める。
2010年12月 博多座で初の落語会『立川談志・立川生志 博多座親子会』を行う。

主な受賞歴
『にっかん飛切落語会』(日刊スポーツ新聞社主催) 優秀賞、日刊スポーツ特別賞
『NHK新人演芸大賞』 審査員特別賞
『彩の国落語大賞』 殊勲賞、技能賞、大賞
『横浜文化賞文化・芸術奨励賞』

大学時代、落語研究会(略して落研)で、人前で落語を披露していた生志さん。
談志さんの本を読んで、ここならすぐに「真打」になれる!と思って、立川流に入門。
しかし・・・その厳しさを肌で感じたそうです。落語が好きでなかったら、師匠(談志さん)のところはもたない!とおっしゃっていました!

落語には台本がありません。自分の師匠でなく、出稽古(他の師匠のところに行って)で教えてもらうのが基本。師匠と向かい合って正座して、昔は、その話を3回聞いて覚える。聞いただけで覚えなくてはいけなかった(口伝)そうですよ。今は、録音する機械があるので、そこに師匠の
話を録音して、ノートにセリフを書き起こして、あとはひたすら覚える・・・時間もまちまちですよ、
10分の噺もあれば、60分以上の話もある・・・それをひたすら「セリフ」がぺらぺら出てくるように
覚えなくてはいけません!

落語は、江戸落語と上方(ようは大阪)落語があって、それぞれ江戸弁、上方弁で披露されます。
また、古典落語(昔から伝わっているもの)と、作家さんが作る新作落語があります。

落語は着物を着て、座布団という狭いスペースの中、扇子、手ぬぐいを使って、時には膝立ちをして、お客さんに想像させるお仕事です。「スペース、道具、場所、が制限されたものの中で表現する」のは、日本の文化。その中で、いかに表現して、お客さんに想像してもらって、楽しんでもらうかが落語家です。
落語って、すごく敷居が高いと思っていたのですが、そんな事全然なくって、気軽に楽しめる
娯楽です。でも、その中にも、人に聞いてもらう(想像してもらう)ための、様々な仕掛けが
あったんですね!!

来週は、生志さんの「落語」を聞いてもらおうと思います。


今週のオンエア曲 
ブルーにこんがらがって  /   ボブ・ディラン
僕達の失敗      /  森田 童子

5月4日 金曜日 西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!

  • Web Staff (2012年5月 4日 13:40)

今週の教えてコンシェルジュも・・・
    パソコンの困った解決します!と題してお送りしてきました。

コンシェルジュは、パソコンにおける様々なトラブルを解決する 福岡県を中心とした
パソコン修理出張型サービス「PCライフサポート」の渋谷安俊さんをお迎えしました!!
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PCライフサポートの渋谷さん。そのお客さんに合ったお悩みを、一緒になって丁寧に考えてくれます!頼もしい!!
今週もいろいろパソコンについてお伺いしました!
まず、渋矢さんにパソコンを選ぶポイントをお聴きしました。
一番大切なのは、購入するパソコンで、何がしたいか。例えば・・・
インターネットがメイン、ワードで文書を作成したい、デジカメで撮った写真の編集をしたい、等使いたい内容は様々だと思います。
最近では、使う目的は分からないけれど、パソコンが必要だと思って購入する方も増えてきている
そうですよ。
次に、使用する場所。
場所によって、ノートパソコン型なのか、デスクトップ型なのかが決まってきます。
また、最近では様々なメーカー、とくに海外製品のパソコンなども進出してきています。
そこで、メーカー選びもポイントになってきます。大きく分けて、国産メーカー、海外メーカーという
ところになります。分かりやすく言うと・・・国産メーカーの場合。色々なソフト、例えば使い方が分からなかった場合、使っているパソコンの中に手引きしてくれるソフトが入っていたりとか、年賀状作成ソフトが入っていたりします。
逆に海外メーカーはシンプルな印象。ソフトも国産メーカーに比べて少なく、コストも国産メーカーに比べて比較的安く販売しているケースが多いようです。なので、これからパソコンを始めようと言う方には、国産メーカーがオススメだと言う事です。

今村さんは、今まで持ち運びなど一切した事ないのにずっとノートパソコンを買ってきたそうです。
「ノートの方がコンパクトでいいけれども、中身はデスクトップの方が充実しているし壊れにくい!」と昔良く言われていたような気がしますが・・・
渋矢さんは「そういったことも考えられると思います。例えばパソコンの中には、CPU、ハードディスク、メモリー、ファン・・・など様々な部品があります。
ノートパソコンの場合、コンパクトなので、その狭いスペースに無理矢理押し込んでいる印象があるんです。逆にデスクトップは、大きいので、同じ部品でも、空きのスペースがある。それによって、上手い事熱を逃がしてくれたり、大きな違いは、購入した後、カスタマイズが出来るかできないか、という事があります。
例えば、ノートパソコンの場合、メモリなどは増設することは可能なのですが、後でCPUを変更したりだとか、部品を交換するのが非常に難しい、デスクトップの方が大きいので、部品の交換はしやすいので、デスクトップの方が高性能と言われる所はある」そうです。

パソコンって、日々進歩しています。どんな感じで進化していると感じますか?
渋谷さんは、「最初に比べて、信じられないくらいの進歩があります。例えば、HD(ハードディスク・記憶容量)なんですが、今では300ギガ以上は当たり前、1テラ(1000ギガバイト)なんて言うのも出てきています。ただ、以前、WINDOWS95(初期)のころのHDの容量は今の1000分の1、
つまり1ギガバイトぐらいの容量のものが一般的でした。CDRが700メガバイトぐらいなので、
CDR位の容量しかなかった事になります。(渋谷さんの記憶では、曲を4曲入れたら一杯一杯になってしまっていたそうですよ!)あと、大きく変わったのは、インターネット。以前は家庭の電話線を使ったダイヤルアップ式と言うもので、回線速度も非常に遅かったですが、今では・・・サクサク動きますもんね!」

パソコンは、様々な楽しみ方、最近ではフリーソフトと言われるものがたくさんありますので、
それで楽しむというのも一つの楽しみですよ!

パソコンの困った、だけではなく、渋矢さんの会社では、レッスンもしてくれるそうです!
年賀状を作りたい!確定申告をパソコンでしたいけど・・・などなどのお悩みにも親身になって
相談にのってくれますよ!!

PCライフサポートhttp://pc-lifesupport.com
電話・FAX 092-918-5797 /092-918-579

今週のオンエア曲
  ONLY TIME /  Enya
  家族の風景  /  ハナレグミ


 


パーソナリティ


今村敦子

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