西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ 5月11日オンエア分 - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ 5月11日オンエア分

今週の西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュは、落語ファンの皆さん必聴!そして、落語に興味のある方必聴の内容でした。
今週のテーマは・・・落語に触れてみよう 前編
落語が注目され出しています。昔のイメージでは、自分たちのおじいちゃん、おばあちゃんが見るもの・・・みたいに思っていましたが、今では、若い方も落語を聞きだしたり・・・寄席に行ったりしているみたいです。そこで、今週は、コンシェルジュに落語家の立川生志さんをお迎えしました!!

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落語について、熱く語っていただいた立川生志さん。福岡県生まれで、小学校の頃に発表した落語がきっかけで、落語家になろうと決めたそう・・・。落語家は必ず弟子入りをしないとなれません。生志さんはあの!立川談志さんのお弟子さんでもあります!
立川生志さん
1986年4月 株式会社INAXに入社、営業マンとなる。
1988年7月 立川談志に入門、立川笑志となる。
1997年2月 落語立川流二ツ目に昇進。
2007年8月 談志より立川流真打昇進のゆるしを得る。
2008年4月 落語立川流真打昇進。立川生志と改める。
2010年12月 博多座で初の落語会『立川談志・立川生志 博多座親子会』を行う。

主な受賞歴
『にっかん飛切落語会』(日刊スポーツ新聞社主催) 優秀賞、日刊スポーツ特別賞
『NHK新人演芸大賞』 審査員特別賞
『彩の国落語大賞』 殊勲賞、技能賞、大賞
『横浜文化賞文化・芸術奨励賞』

大学時代、落語研究会(略して落研)で、人前で落語を披露していた生志さん。
談志さんの本を読んで、ここならすぐに「真打」になれる!と思って、立川流に入門。
しかし・・・その厳しさを肌で感じたそうです。落語が好きでなかったら、師匠(談志さん)のところはもたない!とおっしゃっていました!

落語には台本がありません。自分の師匠でなく、出稽古(他の師匠のところに行って)で教えてもらうのが基本。師匠と向かい合って正座して、昔は、その話を3回聞いて覚える。聞いただけで覚えなくてはいけなかった(口伝)そうですよ。今は、録音する機械があるので、そこに師匠の
話を録音して、ノートにセリフを書き起こして、あとはひたすら覚える・・・時間もまちまちですよ、
10分の噺もあれば、60分以上の話もある・・・それをひたすら「セリフ」がぺらぺら出てくるように
覚えなくてはいけません!

落語は、江戸落語と上方(ようは大阪)落語があって、それぞれ江戸弁、上方弁で披露されます。
また、古典落語(昔から伝わっているもの)と、作家さんが作る新作落語があります。

落語は着物を着て、座布団という狭いスペースの中、扇子、手ぬぐいを使って、時には膝立ちをして、お客さんに想像させるお仕事です。「スペース、道具、場所、が制限されたものの中で表現する」のは、日本の文化。その中で、いかに表現して、お客さんに想像してもらって、楽しんでもらうかが落語家です。
落語って、すごく敷居が高いと思っていたのですが、そんな事全然なくって、気軽に楽しめる
娯楽です。でも、その中にも、人に聞いてもらう(想像してもらう)ための、様々な仕掛けが
あったんですね!!

来週は、生志さんの「落語」を聞いてもらおうと思います。


今週のオンエア曲 
ブルーにこんがらがって  /   ボブ・ディラン
僕達の失敗      /  森田 童子

パーソナリティ


今村敦子

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