西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!5月25日オンエア - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!5月25日オンエア

           今週のテーマ「子供と学ぼう 食育のススメ」
皆さんは、朝ご飯、昼ごはん、夜ご飯、ちゃんと食べていますか?今週は「食育」と言う
テーマで進めていきましたが、食育・・・といわれても、ピンとこない方が
多いかもしれません。例えば・・・バランスよく食事を取る、とか、
栄養に気をつける・・・とか、難しく考えてしまう方って案外多いのかもしれません。
でも、本当は、とっても分かりやすくて、子供と一緒に学べる、
とても身近なものなんですよ!
そんな「食育」についてのお話を、料理研究科の幾田淳子先生をコンシェルジュに
お迎えして伺ってきました!!
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tテレビはもちろん、学校の講師として、そしてご自身のキッチンスタジオでも
食育を広めるために頑張っていらっしゃる幾田先生

 
                 幾田先生プロフィール
大分県生まれ。福岡県内の短期大学を卒業した後、1986(昭和61)年から5年間、病院栄養士として食事療法や栄養指導に従事。結婚を機に退職し専業主婦となったが、2001(平成13)年に自宅で料理教室を始め、翌年料理研究家として独立。2004(平成16)年から専門学校の非常勤講師を務めるかたわら、料理教室の講師、食育者として講演活動や実践型「食育塾」も主宰するなど、多忙な日々を送る。

幾田先生が考える「食育」とは・・・大きく8つに分けられるそうです。(ざっくり分けています)
1.健康について考える 栄養教育
2.安全について考える 安心・安全型食育
3.農業の大切さ、大変さについて考える 農業活性型食育
4.日本食のよさ、伝統的な食文化のよさを見直す 食文化見直し型食育
5.いただきます、ごちそうさまを言うなど、しつけを学ぶ マナーしつけ型教育
6.環境に配慮した 環境と食を考える エコ食育
7.家庭料理から学んでいく食育 料理教室型食育
8.食に関する問題を考えていく 社会問題的食育

先生は、この8つの切り口から考えていくそうです。(あくまで、先生の独自の分析です)
特に幾田先生は、家庭料理から食育を学んで行く事に力を入れているそうです。

先生がなぜ食育を学んでいこうと思ったのか・・・先生は学校で講師としても活躍されて
いますが、そこの生徒さんの食の乱れに驚いたそうです。先生は、ご飯は必ず食べるもの、
と思っていらっしゃいましたが、ご飯を食べなかったり、3食おかしだったり・・・その現実を
知って驚いたそうです。料理研究家として、料理の楽しさや美味しさを伝える前に、
その事を解決しなければ、どうにかしなくてはいけない!と思って食育に興味を持たれ、
学んでいこうと思ったそうです。

なぜ「食育」と言われるようになったのか、先生なりの見解は・・・
もしかして、豊かさがそうさせたのかもしれません。今のようにお金を出せば、いつでも
おいしいものが食べれる時代になってしまったために、昔のように保存食を作ったり
しなくなってしまった。親が料理を作らなければ、親の味をあまり知らない子供も出てくる・・・
便利な世の中になってしまったがための言葉だと、先生がおっしゃっていました。

来週は「子供と一緒に学べる楽しい食育」についてお話伺っていきましょう!

今週のオンエア曲
 ティファニーで朝食を   /  deep blue something
 童神    /   bird

パーソナリティ


今村敦子

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