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2015年10月アーカイブ

2015 10/24 IKKUBARU

IKKUBARUの画像が行方不明!!!???

なのです。すいません。発見し次第、アップしますので・・・

インドネシアからやってきた、日本の70?80年代のシティポップ大好きな、若きボーカル・インストゥルメンタルバンド(なんかそう呼びたくなる)、IKKUBARU。

なんかとっても純で可愛いそのカレッジバンド然としたたたずまいに、「大学生ですか?」と聞いてしまいましたが、いやいや。

もう卒業してるそう。どころか、ドラムのBANONさんなんて、大学院修士課程卒、だって。失礼しました。


日本でリリースしてて、折からのシティポップブームも手伝ってか結構日本で話題になって、ちょくちょく来日もしている・・・

なので、少しは日本語を喋れるんですが、ほんとに少しでした。

初のパターン、通訳の方を介してのインタビューでした。

オンエアの方では、「私が日本語で聞く→通訳さんが英語にする→彼らが英語で答える→通訳さんが答えを日本語に訳す」という手順の、二つ目の部分、通訳さんが英語で伝えてる部分をかなりカットしてました。

ポッドキャストではそのまま入ってますので、英語の勉強にも、いかがでしょう。


それはいいとして。

今の、インドネシアの、20代のバンドが、なぜ山下達郎さんや角松敏生さんのようなポップをやっているのか、とにかくそこをまず聞きたかった。

詳しくは、ポッドキャストを聴いていただくとして、簡単に言うと・・・

要は、日本でもそういうバンドいるよね、アメリカにもいるよね、スウェーデンにもいるよね(以下略)・・・

世界は狭くなってるよね、みたいな話です。

普通にR&BやHIPHOPやEDMを聴いてるインドネシアの若者の中で、山下達郎さんやプレファブ・スプラウトやタヒチ80を聴いてた若者がいた、って話です。

達郎さんはともかく、プレファブ・スプラウトやタヒチらへんが好きでバンドやってる若者は、世界各国にいるんじゃないか。

そういうお話しです。

なんか当たり前なんだけど、そういうことをやっている本人たちと話してリアルにそれを認識して、目から鱗。

特に、彼らの口から、最初に日本の音楽で好きになったのは小田和正さん、とか洋楽(?)だとプレファブ・スプラウト、とか、タヒチ80は全曲知ってるよ、なんて話が出てきた日にゃ・・・

最近は「グローカル」という言葉が音楽の世界で時々言われますが。

インターネットのおかげでそれぞれの地域のローカルな音楽をお互いにチェックできて、影響されて、でもローカルで音を出すから、自分たちのローカル流でやってて。

まさにグローバルにローカルがリンクしてる。

今の、これからの、ローカルの音楽の方向、なんてことまで考えちゃった、今回のインタビューでした。


#ニホンゴハ、スコシダケ、ワカラナイ  #{BEST PLAYER」(爆笑)  #イケメン  #コングラチュレイション  #エミュレイト

#一番好きな達郎さんの曲  #電グルやキリンジをカバー  #ケミカルブラザーズをスパークルのアレンジに  


イックバルPODCAST.mp3


来週は、世界に通用する横浜ローカル、SPECIAL OTHERS登場!!

2015 10/17 小林高鹿さん

今回は、初の、俳優・声優さん。

安部礼司、といえばこの方・・・


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小林高鹿さんです。

こういう風貌の方なのです。

「おまえ鹿に似てるな」ということで芸名が高鹿になった、というエピソードも納得の、

鹿的な風貌をなさっております。

オーラも鹿的です。


ソフトでたおやか、華美ではないさりげない洗練。

どちらかというと都会人、生粋の東京人の焦ってない感じ。

そんな感じでしょうか。


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右から撮っても、左から撮っても、安定感あります。

ただ、聴いて頂くとわかるように、ふわっとさらっとした語り口でこちらの心の中にするっと入り込んできて、そのまますっと通り過ぎてはいかない何かはしっかり感じられて、

・・・なんでしょう、後を引くと言いますか、名わき役としての存在感バリバリといいますか・・・

そんな存在感の方が、ドラマの世界で主役として人気を博す。

ラジオの世界はやっぱり面白いです。

その辺の話もたっぷりしてますので、オンエアを聴き損ねた方は、ぜひポッドキャストを。

あ、小林さん、音楽は全然詳しくない、ということで、珍しく音楽の話はほぼゼロです。悪しからず。


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そして、11/15日曜日、電気ビルみらいホールでのWANTED、刈谷勇役の杉崎さんとの二人コントユニットの公演も楽しみです!

「あ、安部礼司」をみんなで聴いてから、安部礼司と刈谷勇を脱ぎ捨てて登場するお二人のコント集。

何かが起こりそう!

#刈谷さん辛いの苦手? #スポーツの神様に愛されてない #神様サポート無しかよ 
#決定的シュートを外す #消去法的に演劇 #安部礼司10年続くとは 
#色んな風に見えたい #何か企んでるように見える #打合せ無し、刈谷のアドリブ 
#福岡きれいな子多し #福岡食べ物おいしい #ほぼサザエさん・ドラえもん


小林高鹿PODCAST.mp3


次回は、山下達郎さんや角松敏生さんをこよなく愛するインドネシアの若きポップバンド、IKKUBARU(イックバル)登場です。
お楽しみに!


デビュー前から、実は応援しております。バニラズ。

ボウディーズの事務所の社長(ロッケンロール社長)が、ボウディーズで忙しい時だったのに、彼らのライブを観て「俺がやらねば」と感じて契約したという話を聞き、

さらに音源を聴き、

さらに九州人が3人もいると聞き、

さらに勢いのあるライブを体験し・・・

バニラズ1.jpg

でも、ちゃんとインタビューするのは初めてでした。

オンエアでも言いましたが、ライブ演奏中のかなりパンキッシュで切れまくった感じと、MCのときの言葉や作詞に感じる知的で詩的でユーモアもある感じのギャップが(あるいはバランスが)魅力的で、その辺に迫ろうと。

考えたら、私が好きなミュージシャンって、みんなそういう感じの人なんですよね。ジョン・ライドンとか、サム・クックとか、ジョン・レノンとか、ルースターズとか。
チャーミングでフレッシュでやんちゃでイタズラ好きで。

ゆっくり話してみて分かりました。牧さんは、うんと私より若いですが、同じ人種だったのです。

最初は、感覚的に音楽をとらえて捕まえて、ハマるんですが、その次にきっちりルーツやオリジナルや周辺の音楽も頑張って探して聴いて、でやっぱり体で・心で音楽を楽しむ原始的な楽しさを忘れない。

私は、音楽リスナーとして&音楽紹介屋として、そういう感じですが、牧さんは、若手バンドマンとしてロックンローラーとして、そういう感じ。

しかも、ビートルズ?オリジナルパンク?ナイアガラを通ってるというのも、とっても好ましいじゃないですか。

ちゃんと、海の向こうの音楽に憧れて、吸収して、でも同じことはできないし、日本語でロックンロールしたいし、で、自分たち流のフレッシュなものを作ろうとしている・・・。
さすがナイアガラを通っただけあります。(ナイアガラだから、通った、じゃなくて、うたれた、かな。)
大滝さんのおっしゃる、分母分子論みたいなことですね。

今回はルーツ話から入って、新作の話までがメインだったので、ほぼ70年代以前の音楽の話ばかりしたんですが、帰りしなに牧さんが、

「椎葉さん、90年代とかどんなですか?」と聞いてきたので、

「好きなのいっぱいありますよ90年代以降も。バニラズ聴いた時もちゃんとTHE VIEWとかリバティーンズとかも思い出しましたよ」と答えたら、とてもうれしそうな顔をして、

「次は是非、その辺の話もさせて下さい!」って。

バニラズ一人.jpg

ほんと、好青年です。ますます応援したくなります。

バニラズソースコ.jpg

ソースコにも興味津々です。
バニラと、うま辛ソース。

バニラズ2人ソースコ.jpg

これからも目が離せない奴らでしょう!! 11月26日のビートステーション・ワンマンも是非!!

ポッドキャストで、例によって、インタビューほぼ完全版をどうぞ。
椎葉ユウのパンクとの出会い・ポールがジミヘン観て何思う、など、泣く泣く切った話も、どうぞ。

#ジャパニーズR&R希望の星  #オールディーズなステッカー  #ソースコは海外的  #母親が聴いてたのは「ビートルズ #1」  #人生を語らず  #フォークは日本語に合う

#中学でメロコア  #Ken Yokoyamaさんに緊張  #渋谷陽一&大貫憲章  #「俺の嫌いなJPOP臭さがない」  #メロ先  #ニューシングルはダンスロック

#プリティがコメディに  #オカモトズは仲良し


ゴーゴーバニラズPODCAST.mp3


来週は、ミュージシャンではございません!あの大人気番組「あ、安部礼司」の安部きゅんの声でお馴染みの声優&俳優、小林高鹿さん登場です!

2015 10/3 佐野元春さん

今回は、画像もPODCASTもなしです。

ご了承ください。

そういうところも含め、佐野さんらしいなと、ずっと佐野さんの活動を追って来た人間である私は思いました。

インターネットや、音楽の周辺の様々なアートやメディアのことをいち早く研究し、実践してきた方だからこそだな、と。

そして、やっぱりそういったもの以前に成立すべきは、音楽そのものの質の高さ・かっこよさである。


その辺のお話も今回うかがえたので、非常に嬉しかったですし、刺激を受けました。

佐野さんの表現は、今日の佐野さんの表現であり、明日には明日のまた違った佐野さんの表現がある。


・・・というわけで、(収録して編集したものとはいえ)ライブトークセッションの模様を、リアルタイムオンエアで一回こっきり、お届けしたという次第です。

悪しからず。


今回、ブログでは、佐野さんと初めてゆっくりとトークセッションさせて頂いての個人的雑感を。ハッシュタグなど付けつつ。)

私の個人アカウントでツイッターでも書きましたが、一瞬のうちに推敲された、洗練された言葉が口から出てくる方です。
(私は、出しながらまとめていくタイプなので、正反対で面白かったです)


ソースコとその他の製品セット、思いのほか喜んでいただけました。
ソース味がお好きな上に、保存料など使っていないところもチェックされてました。
#下町生まれはソース好き  #パッケージがストロング


風街レジェンドではっぴいえんどの皆さんの中で、大滝さんの場所で歌ったことには、非常に感慨ぶかげでした。
そして、はっぴいえんどへの敬意はもちろんありつつ、そういった上の世代とはまた違ったやり方で、ロックンロールに日本語を載せて(詰め込んで?)転がしてきたことに対する強い自負も感じました。


#ビジネスマンの考えること、勝手にやってくれ
このお話が個人的には一番ウケました。そして感動しました。達郎さんもよくこういうことをおっしゃいますが。
音楽を聴いてもらう、買ってもらう形態がこれだけ多様化している現状について伺った時のお話です。
それは音楽そのものとは関係がない、ミュージシャンがクリエイトした音楽で金儲けをするビジネスマンのやることだ、と。
痛快です。
もちろん新しいミュージシャンにとって、自分たちの音楽をいかにたくさん聴いてもらって、そして食っていくのは大事なことでしょうが、
売れる為の音楽、聴いてもらうための音楽を狙って作るのでは本末転倒です。


今回のアルバムも一緒に創っている、ザ・コヨーテ・バンドの話になったとき、彼らを本当に信頼していることが伝わってきました。
一緒に音を出すことが本当に楽しいのだろうな、と伝わってきました。
ニューアルバム「ブラッド・ムーン」を聴いた時のえもいわれぬ気持ち良さ、躍動感、じわじわ来る感じは、そういうところからくるんでしょう。


#カウンターでなければロックではない
私も同感であります。気持ちの悪い付和雷同への違和感を表明せずして何がロックだと思います。というか、ポップとロックの境界線は、そこです。

というようなお話の合間に、時々おっしゃる、「でもぼくがやっているのはロックンロール音楽なので、難しいことは抜きにして楽しんでもらえればいいです」
みたいな言葉が、また、かっこいい。


これからも佐野さんの音楽を普通に楽しめる世の中でありますように。

そんなことを思った、今回のインタビューでした。


来週は、go! go! vanillas登場です。

佐野さんはお聴きになってるかなあ、バニラズ。


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