自分の夢を楽しみ、夢が次々に実現していくことを体感する。そして、他人(ひと)の夢も一緒に楽しみ、成功へのお手伝いをする倶楽部(くらぶ)。あなたも私も自分自身の夢を実現する。そしてそれをお互いに喜び合い、豊かで温かい祝福を与える倶楽部。名前は夢を楽しみ超えると書く「夢楽超倶楽部」。この倶楽部は、実はまだ稼動していなくて、夢の段階。
倶楽部を夢みているのは、今、福岡県内のある大学病院に入院している38歳の女性です。
膵臓がんと診断されて3ヶ月・・。病床から毎日ブログを書きながら倶楽部の構想を練っています。自分のからだにあるがん細胞を、自ら、ひらがなで
「がんこちゃん」と呼びかけ、体をさすりながら、「私がいなくなるとあなたも一緒にいなくなるのよ。だから、小さくなって宇宙のどこかに飛んでいかない?」と語りかけているそうです。同時に、「がんこちゃんのおかげでたくさんの人に再会できたのよ。ありがとう。」とも・・・。彼女の一番の夢は病気を克服すること・・・。結婚、離婚、うつ病・・。やっと元気になり、自分の目標を決め勉強に励んでいる最中、突然の病気の告知・・。
病室の彼女は、ひまわりの花のような笑顔で私を迎えてくれ、病気が治ること、「みんなが夢をお互いに楽しみ実現する倶楽部」をつくり会長になること。そしてもうひとつの夢を話してくれました。それは、本を出すこと。
タイトルは「39回目の夏?ありがとう、がんこちゃん?」
38歳の秋にわかったガンという病気。その気持ちを乗り超えて、39回目の誕生日の夏にその本を出版することだそうです。がんこちゃんのおかげで、たくさんの大切なことを実感し、たくさんの人に逢わせてくれた・・。がんこちゃんにも感謝したいと・・・。そのことを今執筆中だそうです。
彼女の夢を聴いていると、私の夢のひとつに「彼女の夢が実現すること」が加わりました・・・。