前回に引き続き、コンシェルジュはBoostEQ Habatako代表の
石橋芳子さんです。
EQは心の知能指数と言われています。
上手に感情と向き合って、それを活かしていくスキル。IQは先天性のものですが
EQは後天的に高めることができる能力です。
EQを鍛えると、自分に対して理解が深まり、それが出来て他者に上手に共感する
スキルが高まります。他者に共感できると言う事は、人間関係を良好に築いていく事の
土台を作れることなので、対人関係が良くなり、結果的に自分の居心地がいい
関係性を築くことができるそうです。
アメリカの心理学者コールマンは、
IQを活かすのがEQである。
自分の持っているスキルや知識を存分に生かすのもこのEQである
と言っているそうです。
EQを高める5つのスキル
1)自己認識
2)感情マネージメント
3)共感力
4)人間関係力
5)モチベーション
今回は「感情マネージメント」のアップ法を伺いました
世間一般の方が関心がある感情として「不安」と「怒り」があるそうです。
では「不安」という感情で見ていきましょう。
一回は口に出す
まず「私は今、不安を感じている」と口に出すことが大切。
これを出すと、言葉が直接脳に入るので、脳が勝手に不安を処理します。
声を発することで不安感情が軽減される、というのが脳科学的にも立証されています。
二人称で言う
一人称で「私、大丈夫」とか「僕大丈夫」だと不安はなくならないそうです。
鏡に向かって「自分の名前!君なら大丈夫だよ」という感じで二人称で
口に出して言ってみましょう。これも効果のあるマネジメントをするポイントとして
用いることができます。
ではイライラ、怒りに関してはどうでしょう?
日常的に皆さんが感じる「イライラ」に関して、小さな自分のルールがある。なので、
怒りの根源になっている、自分の「モノサシ」「先入観」「価値観」とか
こういったものをまず「知る」ところが、怒りの感情をマネジメントする上での大きな
ポイント。
「自分はどういうモノサシを持っているから イライラするんだろう?」と考える。
自分は「人からどんな事をされて」イライラしたのか?嫌だったのか?客観的に
眺めるのが出来る事のひとつです。
そして共感力アップ法も伺いました。
一番のオススメは「こどもやペットなどで、自分を差し置いてでも相手を優先する、と決めて
相手に寄り添っていく。そこで相手の思うようにしてあげる。
共感力が自分は弱いな、と思う方は、まず相手を優先するという前提に立って
それがペットであれ、子どもであれ、ちょっとした訓練をやってみるのは
共感力を高める事のできる一つです。
また、質問を投げかけてみましょう。された側は、この人は自分に興味がある、
興味をもってもらっている、と言う事は「共感力」につながっていく事なので
質問を挟む、というのも取り入れたいですね!