マラソン、ランニングブームと言われて久しいですが、日本国内では
ここ数年で、大小問わず沢山のマラソン大会がほぼ1年を通して行われています。
そして来年の東京オリンピックに向けて、マラソンがいい意味でも、悪い意味でも
注目されています。今回は、そんなマラソン、ランニングについて、専門家の方に
お越し頂き、これからランニング、マラソンをしてみたい!と言う方の為に
色々なお話を伺いました。
コンシェルジュは「ランフィット代表」小島成久さんです。
小島さんが代表を務める「ランフィット」→http://run-fit.net/
小島さんがこの番組に登場するのは2回目。前回は6年前(2013年)、ちょうどランニングが
ブームで、ランニング人口が1,000万人を突破した、と言う時台でした。
この6年間はどんな動きでしたか?
「6年前がピークで、ちょっと減ってきて、950万人くらいを推移している
感じでしたがここ2年ぐらいでまた人数が増えてきているようです。
ただ横ばいなので、ブームは過ぎて定着したのかな、と言う印象です。
もう生活の一部になっている方が多いです。」
そこで今回は、マラソン、ランニングビギナーへ向けたお話しでした。
ここではザッとご紹介していきましょう。
服装、シューズの選び方
モチベーションを上げる為にも大切です。自分のお気に入りのウェアーや靴、
色、デザイン・・・とにかく自分のモチベーションが上がる物を買った方が良いと
思います。初心者向けのシューズとかもありますし。今は店員さんも詳しいので、
聞いてみるのが一番です。自分の目的(フルマラソンを目指すのか、ただ
ランニングなのか?)を伝えて選ぶのがいいでしょう。
靴としてはかかとがしっかりしているもの、ソールの厚み、クッションなどは
人によって好みがあるので、実際履いてみて選ぶと良いと思います。
ただ履いた時に、変な当たり感が無い物が良いでしょう。
基本的な走り方
今回は基本的な姿勢などを教えていただきました。「綺麗にまっすぐ立つ」
座ったり立ったりが綺麗に出来ないと、ちゃんと真っ直ぐに歩けません。
真っ直ぐに歩けないと言う事は、まっすぐに走れない。
立ち姿勢が大切です。真っ直ぐ前を向きましょう
さらに・・・
進行方向に向かって、両肩と骨盤(正面から見たら四角形)が真っ直ぐ
進行方向に向かって向いているか?
また「走る時の腕を振る動作が、肩から振る人がいる。肩から振ると
進行方向に対して体が真っ直ぐ向かないので 姿勢が崩れます。
初めての練習方法
皆さん、走り通そうとします。最初は走ったり、歩いたりを繰り返す。
それでいいんです。そのうち体が慣れてくると、走れるようになってきます。
30分休まず一定のペースで歩ける人は 絶対に走れます。
また、息が上がらないペース、話ながら(にこにこペース)で走る。
一人でやるより、一緒に走ってくれる人がいた方が良いです。
そして終わったらストレッチを忘れずに。筋肉が固くなって
怪我を引き起こしやすくなります。
とにかく初心者は、走るのではなく、走る体を作る所から始めた方が良さそうです。