今回もコンシェルジュは仲西眼鏡店四代目店主仲西正義さんです。
今日はサングラスの話、そして正しい眼鏡の選び方などについて
お話し伺いました。
仲西眼鏡のホームページです。→http://www.optique-nakanishi.com/
今回は、仲西さんのアメリカ留学の話から、なぜアメリカ人はサングラスが似合うのか?
を聞いてみました。
仲西さん:アメリカ人はなぜサングラスを日常的によく使うのか?
アメリカは遠視の方が多いです。遠視の方は比較的まぶしく感じるそうです。
その原因は・・・
仲西さん:網膜の上に光がダイレクトに当たってしまうので、
サングラスをかけないと目の奥が焼けるように痛いそうです。
逆に近視の方はまぶしくない。日本は近視大国なので、サングラスを日常使い
している人は少ないです。
目の良い人が眩しさを訴える方が多いです。
そしてまた、アメリカ人は(外国人は)サングラスが良く似合う!
仲西さん:眉毛と目の距離、鼻の付いている位置が高いので、何をかけても
良く似合う感じがしますよね。だったら日本人は似合わないのか?
日本人には日本人が似合うかけ方ってのがあります。
サングラスのレンズの中にある自分の目の位置が凄く重要
目の中心がレンズの上下の中心よりもちょっとだけ上に目が
来るような感じで、かければいいです。カッコよく見せるために一生懸命
眉毛を隠そうとする方いらっしゃいますが、そんな事しなくても良いです
サングラスのカッコイイかけ方、マネしたいですね!
そして話は眼鏡屋さんで作るメガネと、100円ショップなどにあるルーペの
違いについて伺いました。
仲西さん:この2つ全く違うものです。眼鏡屋さんでは、まずちゃんと左右の視力を
測ります。左右の目のバランスが取れているか見ます。右目がよくって
左目が悪い方もいます。その度数を基準にしてそこから読書用の
眼鏡を作っていきます。しかしこれ、百均とかに売ってるものは
目が良い人向けの左右の度数が同じものを作っています。で、大きく見えると
思って、買うけど、大きく良く見えるのは良くないです。これ度数強すぎ。
度数が強すぎるとどうなるのか?
目の中には筋肉が入ってて、近くのものを見る時だけ、この筋肉が
働きます。度数が強すぎる物をかけると、筋肉を働かせない状態で
物を見ることが出来ちゃう。と、言うことは、レンズのチカラに
頼ってしまって目のチカラにを使わない事になりますから
これはいわゆる老眼が早く進む原因です。
眼鏡屋さんが気にするのは・・・
自分自身が持ってる目の筋力も半分使って レンズのチカラも半分借りて
物を見るような度数の設定にするのがいいんじゃないかと・・・
度数を良くするのは簡単、その場は良いけど、頭痛だったり肩こりがする
気持ち悪い、という症状が出ます。老眼は進むは進みます。
しかし、出来るだけブレーキを利かせながら、老眼が進むのをゆっくりと。
自分自身の持ってる筋肉も使いながら していく感じです。
ご自身の生活を豊かにするために、老眼と認めず抵抗するのではなく、自分に合った
眼鏡を作って下さい。