皆さんは「ドクター・ベジフル」をご存知ですか?
知らない方が多いでしょう。
ドクター、ベジフル・・・野菜のお医者さん。
今日のコンシェルジュは「ドクター・ベジフル」
野菜博士の高上実さんです。
ドクターベジフルって??
高上さんは「高上青果」の代表です。
高上青果とは?高上青果オリジナルの野菜や果物の種を全国の生産者に
分けて作ってもらう。それを仕入れて売っている、いわゆる産直主体の
青果の卸し屋さんです。
その代表であるとともに、全国の学校に野菜・果物の素晴らしさを
伝え、さらには本も出版と、まさに野菜のプロ。
果物と野菜を処方する医者=ドクターベジフル!でもあるのです。
高上青果さんホームページhttp://takajouseika.com/
高上さんの著書
「ママ、なぜ野菜を食べなきゃいけないの?」
小さい頃から「野菜を食べた方がイイ!」とよく言われますが、
じゃあ何で「食べた方がいいのか?」を答えられますか?
高上さんいわく「動かないから」です。
野菜は植えたところから「自分で」動きません。
黄砂、PMと言われる中、野菜は枯れる=死ぬ事になります。
でも死にたくないから、自分たちで(野菜自身が)解毒する
力を身につけるしかありません。そこで解毒しているから
生き残っているわけです。その生き残ったすごい力を持った
野菜を食べて、僕らの力にすることが出来る!これが
人間の力なんです。それは良いものも悪いものも含めて、です。
と言う事は悪いモノばかり食べていたら、すぐに病気になる。
もっというと悪いものを食べすぎると太ってしまう・・・
と言う所で「食べ物は大事だな、じゃあ、野菜を食べなさいって
皆言うから、どうせ、自分の会社にはそういったものがいっぱいあるから
それの研究をしよう!」と。
また酵素と言われますが、あれはタンパク質なんです。
酵素は温めすぎるとタンパク質になるから、酵素じゃなくなる。
だから果物や野菜は、生で!なので、低温調理とかは
酵素が活性化する温度で、生野菜も果物も、生魚も生肉も、一番
酵素が多いのです。 なのだそうですよ。知らなかったぁ。
疲れを取る野菜の選び方・・・
やはり「旬」を選ぶのが手っ取り早いです。
例えば「夏バテに効果的」なのは山芋
暑さで体力がなくなってヘトヘトになってるけど、内臓を強くする。
食欲が無くても擦ってあるから分子が小さいから、消化吸収にはイイ!
あとは「オクラ」とかですね。
オクラは酸っぱいモノとの相性がすごくいいので、
一緒に食べるとよりイイですよね。
夏の野菜は「お酢」との相性が良いものが多いので、想像効果で
一緒に採ると良いと思います。紫外線対策もお野菜で!夏野菜で言うと「ピーマン」「ナス」
色が強い食べ物は、色素が強いので保護します。また女性が一番気になる「美肌」。
ビタミンやリコピンがいっぱい含まれるという意味で言うと
「トマト」です。
生でそのままどうぞ!
またスープもおススメ!水溶性の栄養成分があるので、炒めてしまうとそのまま
蒸発してしまいますが、スープにすると液体にそのまま残るので、そして出来れば
湯剥きせず、皮がついたままがおススメです。
あとは「桃」。皮のすぐ下の成分が ものすごくお肌に良い!と言う
データも出ているそうです。そして・・・ダイエットには・・・!
「菊芋」がいいと。
見かけは生姜みたいな感じ。昔からある食材ですが、調理しにくい。
でも、皮が付いたまま天ぷらにすると最高に美味しい!そうですよー。
確かに!見た目は生姜ですね!そして高上さんの本「ママ、なぜ野菜を食べなきゃいけないの?」から
ドライフルーツはドライで食べない
良く見るドライフルーツが不自然な事に気づきませんか?
桃に砂糖付けて食べますか?リンゴに砂糖付けます?
ドライフルーツ見て下さい。砂糖が付いてますよね?なぜですか?
果物自体甘いのに・・・賞味期限を延ばすために砂糖を
まぶしていますが・・・
では、乾燥ワカメ、乾燥シイタケ、水に戻して使いますよね?
なんでドライフルーツは乾燥したままいくんでしょう?
ただこれを見ずに戻すとなると成分が出てしまうので、野菜ジュースに入れるとか、
ヨーグルトに入れるとか、全部飲める形にすると、ゆっくり戻るし、
栄養もそのまま行けるし・・・など、自分たちが思っていた常識が・・・ガラガラと・・・
とにかく、食べ物は、体に入れる物です。選ぶ方もしっかり吟味する
必要がありそうです。高上さんは、子どもさん達に
「裏にあまり書いてないものを選べ」と言っているそうです。目から鱗な情報がいっぱいでした。次回も高上さんに
野菜の力、教えて頂きます。