今回もコンシェルジュはポルコロッソ企画担当の池田さんです。
今回は、革のお手入れの方法など、革の魅力の実践編をお届け!
どういった動物の革がどんな製品に向いているのか?
池田さん
「なめし方で大きく分かれてきますが、牛革に関しては多様性があります。
洋服、カバン、お財布、靴、装飾品関係も扱いやすいので、
一番使われているのは牛革ですね。
あとは女性らしい柔らかい印象を作りたいのであれば
ヤギの革。ヤギ革は軽くて表情が丸い感じのものが作りやすいですし
お値段もお手頃なんです。」
他には・・・?
「冬場で言いますとムートンとか、あれは羊の毛のほうが
内側になりますので、ああいった革は冬物の定番として
あります。」
で、今日は革の性質、特徴に関してお聞きしていきたいので、
一番使いやすいと言われていた牛革について。
池田さん
「牛側の特徴は、一言でいうと長く使える!使い方、メンテナンスを
きちんとすることで、5年10年ザラに使えてしまいます。
そして、お店でもよく聞かれるのが、布(キャンバス)と革の
違いなんですが、軽さでいうと布のほうが断然いいですが、
革になると質感だとか、雰囲気、品がよくなるのですごくいいですし
革の表情によって合わせるお洋服とかも変えることが
出来ますから、そういうところではおススメです。」
革って、季節がありますか?
池田さん
「僕は年中使っていいと思っています。夏場は敬遠される方が
多いんですよ。あと梅雨時期。革靴などは遠慮してほしいですが、
バッグはぜひ使ってほしいです。
続いて気になる選び方、お手入れ方法です。
まずは選び方・・・
池田さん
「僕が必ずやってほしいのが、洋服と一緒で鏡で見る。
カバンは見られる方多いと思うんですけど、お財布一つでも
見てほしいなと思うんですよ。例えば、お店でお会計の際に
お財布を出す。その時の顔映りとか、印象って大事だと思います。
そんな時、鏡を見て買ってもらいたい。あとは色で悩まれた時も
鏡で当ててみたり、カバンから出してみて、これだ!と思う色を
選んだほうが確実です。」
客観的に見ることがだいじなんですね。
バッグは大きさとかいろいろあるけど・・・
池田さん
「あります。バッグの場合はスーツとかだと選びやすいんですよ。
セオリー的なことがあって、スーツ着た時に、スーツに合わせてベルトと
靴の色、合わせるじゃないですか?
そこが茶色なら、バッグも茶色、黒なら黒。ただカジュアルなものに関しては
本人好きな色でいいと思うんです。あとは入れる荷物ですよね。
昨日として使いやすくないと意味がありませんから、そういう時にお願いしたいのは、
ご自身が日ごろ使っているもの、普段持ち歩かないかもしれないけど、
最低限入れたいものを持ってきてみる。
実際にノートパソコンを入れた方もいらっしゃいます。」
安くはないです。だからこそ、お気に入りの一品を見つけたいですね!
他に、お手入れ方法なども詳しくお聞きしましたが・・・
実際に足を運んで聞いてみてください。
ポルコロッソホームページ
http://www.porco-rosso.co.jp/fs/leather/c/gr380