コンシェルジュは 薬膳料理家、国際中医師forrest代表の
しらがきひろこさんでした。
皆さんは「薬膳って何?」と聞かれて答えられますか?
薬膳って何ですか?
症状に対して日々のお食事で体を整えていく、という
やり方をやっていきます。
薬膳と漢方
ほぼほぼ考え方は同じです。食事で体を整える、という
部分が漢方と違うのかな、と思います。
そして、一つ一つ、私達がス―パーなどで買う食材にも
ちゃんと薬膳的な考え方の効能があるので、そこを組み合わせて
その人に合わせたお食事をする、というのが薬膳の考え方です。
薬膳と聞くと、難しく考えがちなんですが「なるほど!」と納得できる
落としどころがある物なんだそうですよ。
しらがきさんの「食べ物でこんなに人の身体って変わる物なんだ」と言う
経験が、薬膳を人に知ってもらいたい、おすすめしたい、となったそうです。
この薬膳の知識があれば、お買物をしている時に役立てられれば
とても楽しくなりそうですよね。
お母さんは家庭の食医であると
最近しらがきさんは生徒さん達にお話しするそうです。
今回は基礎知識と言う事で、色々伺いました。
生薬について
何万種類もあると言われています。
そこら辺に生えている木、哺乳類の化石など、生薬と言われるものは
様々、その中から色々と使い分けて取り入れたりするのが「薬膳」と
言う事なんです。
私達が身近に感じる生薬
一番身近なものは生姜、実はこれも生薬なんです。
生薬名は「ショウキョウ(生姜)」。
中に入ってこようとする邪気を飛ばす働きも生姜の効能の一つ。
ただあまり摂りすぎると体の中が乾きすぎる時もある。
バランスを見て上手に摂ってもらう事が大事です。
最も体を温めてくれる摂り方は、
一度生姜を蒸してそれをスライスして、天日干しにした
「乾姜(かんきょう)」にすると良いと言われています。
他にも「なつめ」「クコ」なども生薬になります。
なつめは生薬名で「タイソウ(大棗)」、クコは「クコシ( 枸杞子 )」と
言って様々な効能があります。
こんな感じ(後は陰陽五行など、生薬、薬膳を調べていると
必ず出てくる言葉の解説などもしていただきました。)
薬膳は奥が深い、しかし、私達と密接に関連してる、そんな感想でした。