今回のコンシェルジュも90歳の現役弁護士にして、
九州初の女性弁護士でもある湯川法律事務所の湯川久子さんです。
今回は湯川先生が出版された「ほどよく距離を置きなさい」
から、今村敦子さんが気になったポイントを中心に話が進んでいきました。
出版社の方から「距離感の本を」と言われて本を書こうと思った湯川先生。
「距離をおけば、人間って言うのは気が済むじゃないですか。
カーッとなっったら何言うか分からなくなっちゃう。そして後で
後悔しますよね。でも距離をおいてたら、いいんじゃないかな、と
私も思うから。」
長い長い弁護士人生で培った経験をこの本に集めた、と言う訳です。
人を許すことも、自分を許すことも、ちょっと距離をおけば
いいと思うのよ
この本の中には親子関係、夫婦の問題、家族、自分自身が幸せになる為になる
自分の生き方と言うのが、色んなテーマで書かれていますが、
今回は「夫婦」に絞って色々聞いてみました。
1万件近くの夫婦の問題を解決してきた湯川さん。
言えなかった小さな声をあげてみて
勇気をもって伝えてみることが大事!という事です。
夫婦の間で、言ってないからこじれた、と言う例が載っています。
(是非本でチェックしてみて下さい)
でも、ほんの少し控えめがいい!そうですよ。
お互いの台所の奥へは入らない
相手の秘密を根掘り葉掘り聞かない、という事も大事だよ。
隅の隅まで知りたい!と言う気持ちはあっても聞かない。
心の奥をえぐるようなことはお互い止めましょう。
また今村さんが本の中でとても心に響いて家の壁に
貼りたい!なんて所も・・・
相手の良さは ある かどうか
だけでなく、見るかどうかである。
なんでも結婚する理由と離婚する理由は同じである、と言う事が
書かれています。
例えば、引っ張って行ってくれて、決断力のある男と結婚してみると、
途中から「強引で頑固で、私に何の権限もない、と悩んだり・・・
私の行きたい所に連れてってくれて
ロマンティックなプレゼントをしている
男性だから好き!と思って結婚すると
「お金にルーズで 浮気癖が発覚!」という具合なんです。
結婚したら多くの人は、結婚したら相手がすっかり変わってしまって。
と言いますが、それは突然変わったのではなく
もともとそういう性格だったのに、最初はそれを
魅力として捉えていたという事です。スゴイ!
長所短所は 紙一重って事ですね。
自分の目に映る、全ての物を、自分ならそうされたいように
扱いなさい
自分がされて嬉しい事を、人にもしてあげる、という事です。
こんな感じで、いろいろ為になることが、先生の経験を通して
書かれています。説得力もありますから、是非一度読んでみて下さい。