コンシェルジュはMR.BUNBUNさん
コメディパフォーマーは道行く人を喜ばせる、ある意味プロです!
今回はブンブンさんのお話から、人を喜ばせる極意を学んでいこうと
思います。
もともと半導体メーカーの社員だったブンブンさん。一台何億円と言う機械が
壊れたら修理をする人でした。そんな人がなぜパフォーマーに??
地元大分の会社で就職したブンブンさんが転勤になったことがきっかけです。
友だちがいなかったので、何かコミュニケーションを取りたいな・・と思っていました。
当時マジックは趣味でやっていたというブンブンさん。
そんな時に、フリーペーパーで見た「パントマイム教えます」と言う宣伝に
目が行って、これだと思い電話をして、そこからパントマイムを
習うようになった事がきっかけだったそうです。最初は趣味として、
人とコミュニケーションがとりたくって始めたパントマイムでしたが・・・
もともと機械を相手にしてきたので、生身の人間を喜ばせる、と言う経験が
人生においても無かったというブンブンさんでした。
(しかも子供の時は人見知りで、3秒以上人の顔を見て
話すことが出来なかったそうです。)
ただ、そんな性格がパントマイムを習っていた事で少しづつ
良くなっていったそうです。
一番最初に人前でやったパフォーマンスは「風船」で犬を
作るというもの、いわゆる「バルーンアート」ですね!
風船で作った犬を子供に渡した時の笑顔に衝撃を受けてしまったのです!
自分でも人を楽しませることが出来る!
25,6歳の時の出来事です。
この気づきから、会社をすぐに辞めて、パフォーマーになることを決めたそうです。
ここで、同じように人前でじょうずに話せない、人前に出るのが苦手、
と言う方に、コメディパフォーマーMR.BUNBUNさんが、その苦手を
克服するコツを教えてくれましたよ!
パフォーマンスをする時、子どもたちってとても素直じゃないですか?
しかし大人たちは、凄いと思っても恥ずかしくって素直に表現できない。
BUNBUNさんは必ず一人でも二人でもいいですが、子どもに焦点を当てるんです。
子どもを介すと周りの雰囲気も良くなっていくんです。
これを一般の人におきかえてみると...
話をよく聞いてくれそうな人を味方につける。全員に話そうとするのではなく、
その人だけに当てて話をしていくようにすると良いのではないでしょうか?
小さい物から大きい物へ・・・
BUNBUNさんは、パフォーマンスをする時、する前のお客さんを
集める時など、小さなものからパフォーマンスしていくそうです。
掌の中で出来ることから徐々に大きなものへ移っていくそうです。
そうすると・・・遠くの人がなにをやっているのか気になって
結局人がたくさん集まって来る・・・という技ですね。
小さい物から大きい物へ・・・です。
人を喜ばせる・・・喜んだ人の顔を見る・・・
これが一つの鍵になるかもしれません。