映画って楽しい!映画の魅力 - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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映画って楽しい!映画の魅力

コンシェルジュ シティ情報福岡 映画ライター福島大祐さん

シティ情報ふくおかの映画のページを担当されて4年の福島さん。
年間で多くて100本ほどの映画を観ていらっしゃる。
そんな福島さんに、昨年2016年の映画の傾向を伺った所...

「配給会社の東宝とアメリカ本社のディズニーが、歴代の最高の興行収入だった。
東宝は 君の名は。が、その前はシンゴジラ旋風がありましたし、冬ぐらいまでは
東宝の一人勝ち状態だったのではないかと言う印象があります。
またディズニーも本国アメリカで元気。アメコミ中心の映画が多かったですが
どれを見ても面白かった。ハズレがない。」

そして・・・映画館に通う人が増えたそうです。
(何か、スマホやDVDで映画館からお客さんの足が遠のいた、なんていう
話題もありましたが・・・)
なぜ映画館に人が増えたのか?
「ツイッター、フェイスブックの普及が一役買っているというか、
君の名は。もシンゴジラもそうでしたが、見に行った後に
人と話したくなる。それが口コミで広がる。それを具現化したのが
SNSだと思います。」

声優について、音楽について、世相について、ひとそれぞれ映画を観て語りたいポイントが
沢山あって、それを皆で共有したい!と言うところからSNSの普及が映画館に人の足を向けた
1つの要因だと福島さんは教えてくれました。

さて、今回は福島さんが選ぶ2016映画のベスト3を教えて下さいました!
邦画編

第3位「ヒメアノール」
福島さんおすすめポイント!
原作と主人公が変わっている。主演の森田剛がとにかくすごかった。

第2位「君の名は。」
福島さんおすすめポイント
映像の美しさ。アニメが苦手な方が見ても素晴らしい!と思える、
まるで絵画を見ているような感覚。
画面を見ているだけで楽しい!
展開の妙。練りに練られた物語。これがRADWIMPSの音楽とマッチして...

第1位「シン・ゴジラ」
「ゴジラ」と言う冠はついていますが、エヴァンゲリオンでお馴染みの
庵野監督が手掛けていて、もともと庵野監督は特撮ファン。その熱き
特撮愛が詰まっている。もちろんエバファンも楽しめる要素があって、
エヴァンゲリオンが実写化したらこんな感じなんだろうな。と感じる、
エヴァの特徴的である「明朝体のテロップ」がしつこいくらいに出てくる。
そして登場人物も300人くらいいますが、ほんの一瞬なのに
スターが出てくる。これを探す楽しみ。
エンターテインメントとしても楽しめます。
現代にゴジラが出てきたら、どう対応しようか?と言う姿が
とてもリアルに描かれています。

ドキュメンタリーを見ているような感覚になります。

つづいて 洋画編
第3位「シング・ストリート未来へのうた」
ミュージカル映画のような、典型的なBOY MEETS GIRLストーリー。
でも...

第2位「10クローバーフィールド・レーン」
謎のモンスターが現れて街を破壊するパニックムービー「クローバーフィールド」の
続編。でも、続編と歌っておきながら、全然モンスターが出てこない。
・・・なんだ?本当に続編なのか?・・・見てからのお楽しみ!

第1位「オデッセイ」
結構長い映画だったけど、最後まで飽きずに見ることが出来ました。
舞台は火星。おいてきぼりになった宇宙飛行士が実は生きていた!
次人類が火星に来るのは4年後・・・それまでたった一人で生きなければならない!

主人公は、そんな絶望的な状況にもかかわらず、ユーモアを忘れず、希望も忘れずに
生きてゆく・・・。いかなるピンチに陥っても楽しむ!ネバーギブアップの精神を
学びました!!

次回は、2017年公開のおすすめ映画を聞いていきます。

パーソナリティ


今村敦子

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