前回からコンシェルジュは、サイコロ塾代表、ゲームマスターの財津康輔をお迎えして
「ゲームの魅力・効果」などについて伺ってきていましたが、今回は、そんな
ゲームマスターの財津さんがオススメするゲームを幾つかご紹介して頂きます。
今一度お伝えしておきますと、このゲーム・・・デジタルではなく
ボードゲームの事です!!これを念頭においておいてください。
デジタルはデジタルの良さがある、と前回お話し頂きましたが、では
改めて「アナログゲーム」って一体何でしょうか??
財津さん
「アナログゲーム、という言葉自体、耳馴染みの無い言葉だと
思いますが、先進国はドイツなんです。ドイツでは今でも毎晩のように
家族がテーブルを囲んで遊ぶことがあるそうなんですが。
実際にカードとか、ボード、木製のコマなど実物を、自分で動かして
進行していくようなゲームの事をアナログゲームといいます。」
では、アナログゲームの魅力についても教えて下さい!!
財津さん
「これはデジタルもアナログも同じになるんですが、ルールというものが
存在しています。ただ、デジタルとアナログではルールの使い方が異なっています。
デジタルと対比させると、アナログゲームって言うのは、皆でルールを確認して
ルールを守り合いながら進めていかなければいけない、という特徴があります。
デジタルゲームは、機械の方がルールをある程度制御してくれるので、
難易度の調整とかもやってくれるんですけれども、アナログゲームの方は
様々な年齢、発達の子どもたちがもしやるとしたら、理解の具合も
違う訳ですよね!なので、自分たちでそのルールを解釈して、難易度の
調整をやったりとか、って事も出てくるかと思います。
デジタルに比べて 少し面倒くさいかもしれませんね!
でも、ルールと言う物が存在しているから、ルールが存在する体験というのを
アナログゲームはより強く実感できると思います。
そしてもう一つ、ルールって言う所の考え方が学べるのではないかと。
生きているこの世の中はルールだらけ。しかし、ゲームでのルールのように
泣かされても、ゲームの中で楽しむことが出来るのは、ルールがあるからであって
自分の身を守ってくれたり、楽しい体験を生み出してくれたりするのも
ルールだったりするんですよね。」
非認知スキルを学ぶ中で、想像力も鍛えられる(ゲームの種類によっては)そうですので、
アナログゲ―ム・・・気になりますよね!!
では、ゲームマスターの「ゲームのススメ」行ってみましょう!
財津さん
「ブロックスは、パズルのようなピーズが入っていて、それを盤面上に
並べていきます。制約が一つあって、角と角を付けて並べていきます。
幼児用として持ってきた理由として、ルールはあるんですが、
形を楽しんでもらったり、ただ並べて楽しむ事も出来ます。
ベルズは、大小様々なベルがあるんですが、自分の担当の色を決めて
その色のベルだけを、上手に磁石の付いた棒で取っていくと言う
ゲームです。他の色のベルがくっついて来たらダメ!!
自分の色だけがくっつくように、磁石を使って取っていきます。」
他詳しくはネットなどでご覧ください。
「ドメモ」は28枚のタイルを使う「数字当て推理ゲーム」。
手札の数字を、場のタイルや対戦者の発言から推理し、先にすべて言い当てた人の勝ちです。
「ガイスター」は、マス目の盤面上で自分のオバケたちを動かしながら、その動きから赤と青という2種類の性質を推理し、
互いに取ったり取られたりしながら、青のオバケを相手側の出口から脱出させるゲームです。
そして高学年向け
「HANABI(はなび)」
協力型のゲームです。プレイヤー同士で争うのではなく、プレイヤー同士は協力して、
同じゴールに向かってプレイします。
興味のある方は是非詳しく調べてみて下さい!
そして、財津さんが代表を務める井尻サイコロ塾も是非!!
井尻サイコロ塾
http://saikorojuku.com/policy.html