教えて!コンシェルジュ!: 2017年3月アーカイブ | FM FUKUOKA
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2017年3月アーカイブ

ゲームの力

  • Web Staff (2017年3月10日 15:02)

今回は大人も子供も楽しめる「ゲーム」についてお伺いしていきます。
コンシェルジュは、サイコロ塾代表、ゲームマスターの財津康輔さんです。

ゲームと言っても、アナログゲームなんですが・・・
まず財津さんが代表を務める「サイコロ塾」についてです。
井尻にある「サイコロ塾」は、アナログゲーム(オセロや将棋のようなもの)を
使って、認知スキル、非認知スキルといったものを育てる
習い事です。

そうなんです。ボードゲームを通じて、それに付随する様々な事を学ぶのが
井尻サイコロ塾です。とっても珍しいですよね!!
井尻サイコロ塾さんのホームページです。
詳しくお知りになりたい方は、こちらで御確認下さい。
http://saikorojuku.com/

学童保育の機能も持っているので、小学校1年生から6年生の男の子までが
来ているそうです。

そして、財津さんの肩書「ゲームマスター」。ゲームマスターって?
もともとは「人狼(じんろう)」と言う、会話と議論を
使ったコミュニケーションのゲームがあるんですが、そのゲームの
司会をする人の事を「ゲームマスター」と呼びます。

ただ、財津さん個人としては、人狼だけではなくって、色々なゲームの内容とか、
ルールとか理解して、その楽しさの説明が出来たり、そこに付随してくるような
+αの価値を見出せるような人の事」をゲームマスター
財津さん自身が呼んで使っていると言う事です。

なるほど!ゲームのソムリエと言うか、その人にピッタリのゲーム、
そしてその使い方、そこからの歴史や物語を伝える、そんなイメージでしょうか?

アナログゲームは非認知スキルを育てるとありました。
認知スキル、非認知スキルとは何でしょうか??
認知スキルと言うのは記憶や類推、言語理解と言った
学力テストで図るようなことが出来る力を指します。
意識的な物。と言ったら分かりやすいかもしれません。
これに対して非認知スキルと言うのは、考え抜く力とか
好奇心、コミュニケーションを上手にとっていく力、
学校のテストや知能テストでは表せられないけど、
人が上手く生きていく力の事を指しています。

非認知スキルを上げる理由として・・・
対面でルールを守り合いながら、一つの目標に
向って自分が頑張っていく、というような事をやるのもですので
非認知スキルの中でも、我慢強く考え抜くと言うのをゲームの中で
学んで行ったり、あるいは、ゲームをしていく中で、
自分なりに目標を立てて、それを解決するためには
どうやったらいいのか?と言うのを考えたり、とか言う事を
ゲームの中でしていくので、実際にそういう経験を
することで、非認知スキルを磨いていく事が出来るのではないか?
と言う風に考えています。

サイコロ塾では、毎月テーマを1つか2つ設定して(例えば今月は目標を立てて
その目標を達成できたかどうか?)皆で確認しながらやってみよう!と言うのを
ゲームをする前に少しお話をして、ゲームを楽しみながら、少し振り返りながら
って言う事をしているそうです。

ここまで「アナログゲーム、アナログゲーム」言ってますが、じゃあ
デジタルのゲームは悪いんでしょうか?
生まれた時からデジタルゲームがある世界に子供たちは
いるので、一面的に悪い!と言えない。環境の一つだから。
とすると、その環境でどういう風にうまく付き合っていくのか?
と言う事を考えた方が、今の段階では有益と考えていて、
なのでお母さんや保護者の方には、お子さんがやっている
デジタルゲームに興味を持ってもらって、その世界を共有する事で
子どもさんが嬉しい、と言う気持ちを持つと思うんです。

財津さん曰く、一人でデジタルゲームに引きこもってしまう背景には
ゲームの方が構ってくれると言うか、ゲームはやった事に
対してご褒美をあげる、と言うサイクルを自動的にやってくれる。
だからこそ、そこから離れられない、と言う状況になっているんだとか。

それを外の世界に向いてもらう為には、習い事と一緒で、
子供のやっていることに興味を向けると言う事が、デジタルゲームとの上手な
付き合い方になってくるんじゃないでしょうか?

親も一緒になってゲームを楽しむと、子供も嬉しいと思います。
そこで会話が出来れば、そこで親子のコミュニケーションも進んでいくかも
しれないので・・・

デジタルを否定せずに、上手に付き合っていく事ですね!!

また、財津さんは、子供たちには、メディアを通さない体験と言うか、本物に触れる、
体験をしてもらうことがいいと考えていらっしゃるそうです。

次回は、ゲームマスター財津さんがオススメする
アナログゲームをご紹介していきます。

お楽しみに!

2017年美しさをキープ

  • Web Staff (2017年3月 3日 14:37)

今回もコンシェルジュは整理収納アドバイザーの田中綾子さんです。
前回は、整理上手になる、と題して、整理収納のアドバイスを頂きましたが、
綺麗になっても、その綺麗さをキープする事が難しいですよね。
そこで今回は、その綺麗さをキープするコツを伺っていきます。

まずここで物に向き合うと言う事が
どんな事か伺いました。

物にむきあう。たとえば文房具で、はさみがあったとします。
ハサミは何個必要なんだろう?我が家に。を考えます。
1個しかないハサミを、皆で使おうと思うと、
あっちに行ったり、こっちに行ったり、誰かが戻さなかったり。
ハサミを文房具として使うハサミがいる。玄関で荷造りをするハサミ
だったら、玄関に紐とハサミをおいておく・・・

前回の「必要な数を知る」「行動パターンに合わせたはいち」
「使う場所を意識する」をすることが物と向き合うに繋がります。

さて、美しさをキープする収納の基礎を伺いました。
ポイントは
目的別、取り出しやすさ、戻しやすさ

目的別
例えば、スポーツクラブに行くとしましょう。
スポーツクラブに行くのに、靴下は靴下なんだけれども、
靴下の仲間に入れずにウエアーと一緒にしておく。
それが目的別ですね!
靴下は靴下だから「靴下の所に入れよう」と直してしまうと
そこから取っていかなきゃいけない、そこに来て戻さなければいけない。
だけど、ウエアーなどスポーツクラブに持って行くものと一緒(1セット)にしておけば
とても楽です。
これはここになければならない、ではなく、何のために使うのか?
それに合わせて収めていく。

取り出しやすさ、戻しやすさ
人は、用事がある時「取る時」は「取る」んですよね?
でも戻さないんです。
戻しに行くのが面倒くさいので、その辺にぽいぽいおいてしまう。
なので、戻しやすさを考えてはいちしましょう。
と言う事をやると、散らかりにくいです。
使いやすい場所、そして戻しやすい場所、そういう所に物をはいちしておくと
家族も戻しやすい、散らかりにくい。

なぜ散らかって、ここにおきっぱなしになってるんだろう?と考えた時に
戻すところが遠かったり、扉を何個も開ける複雑な収納になっていたりで、
戻しにくかったりするので、簡単な収納に変えてみたりとか・・・
ココが当たり前、と思っているのを当たり前じゃない、と言う目で見ると
いいかもしれません。

そして美しさをキープするポイント
自分のスタイル
それぞれ性格が違うので、こうでなければいけない、ではなく、
面倒くさい方は、衣装ケースに洋服を入れなくてもいいと思うんです。
なので、自分のスタイル、を見つけて、
自分が取り出しやすくて戻しやすいスタイル、見た目が綺麗な収納が好き!
と言う方もいると思うんです。そういう方は、見える収納で綺麗にやってもいいと
思うんですけど。


生活の中に組み込む
忙しい方が多いので、片付けに時間を取るってなかなかできない。
なので、ちょっと何かをしたついでに、例えば「歯磨きをしながら
モップをかける」とか、歯磨きしながら、脱ぎ捨てた洋服を
どっかに持って行くとか。
寝る前だけは、リビングのテーブルは綺麗にして寝よう。とか、
わざわざやろうとするからダメなわけで、1日5分でもここだけは綺麗にして
寝ようとか、お客さんが来るとなったら、15分で片づけられる部屋にしておこう。
ちょっと出来るところからやっていく。きっちり片づけないと、
と思わないで、ちょっとづつ生活の中で出来る範囲でやっていく。

頑張りすぎない

理想を高く持たない。
おおざっぱな方はおおざっぱなりで良いと思います。
目標が高いと挫折するので、あまり頑張りすぎない。
昨日の自分より、今日の自分。今日の自分より明日の自分。
片づけなければならない、と言う義務にならないで欲しいです。

是非、無理をせずに、一つ一つを参考に、美しさをキープしてみてください。

2017!整理上手になる!

  • Web Staff (2017年3月 3日 13:37)

コンシェルジュに整理収納アドバイザーの田中綾子さんをお迎えして、
整理整頓についてお聞きしました。
文字通り、整理をしたり収納をしたりする時にアドバイスをするお仕事。
しかもソムリエのように、資格を取得して「整理収納アドバイザー」と言う名前で
活動するそうなんです。

田中さんは、企業や個人のお宅に行って整理収納のアドバイスをしています。
そんな中、整理収納の「どんなお悩み」を持った方が多いのかを聞いてみました。

もしかしたら、ご自分のお悩みもあるかもしれません。
家事の効率が悪い
子供にイライラしてしまうので
家がぐちゃぐちゃしている。ついつい怒鳴ってしまう。

子供が自分で片づけられないのでどうにかしてほしい
こういったお悩みが多いですね!!

で、イライラしてしまうって事は、精神論みたいになってくるんでしょうか?
部屋が片付いてないと、探し物を探す時間の無駄。
探し切らないから買ってきたらあった・・・っていう経済的な事も
悩みとしてあると思います。

そして部屋が片付いていないと・・・
精神的にもよくないですよね!

確かに!!
田中さんは部屋を片付けられない
繋がっています!!だそうです。

片づけられない人の特徴
ご家族がいる方は、家族が片づけてくれない
優しい方
もったいない、誰かにもらったから、いつか使える、どこかで使えるなど、
モノの事を考え過ぎて判断が鈍っている方が多いそうです。
なので、自分を中心に、
今の私の人生に於いてどうなのか?
もう少し、自己中心的になってもいいんじゃないのかな?と田中さんは
感じるそうですよ。

そこで本題。整理収納が上手になるポイント!!

必要な数を知る
今、減らせばいい、と感じている方も多いと思いますが、
自分にとって必要な数を知るって言うのが大事なんです。
例えば4人家族で何枚くらいのタオルが必要か?
標準の量は分かりませんが、人によって様々です。だから、
標準に合わせることはないんです。

4人家族でも、運動部の男の子が2人いると、タオルは沢山いるだろうし、
毎日お洗濯するお家で、そんなにしょっちゅう使わない、と言うお宅は
少なくてもいいでしょうし、それぞれなんです。
まず自分で、今の自分に必要な数を決める。

行動パターンに合わせたはいち
人の行動・習慣ってそうそう変わることはありません。
なので、「物に合わせて、そこに取りに行く」のではなくって
自分の行動に合わせた物のはいち
物を自分(の行動パターン)に合わせるんです。
そうするとちょっと片づけやすくなります。
物ってここになければいけないって無いと思います。

物のはいちを 自分に合わせるです!!


使う場所を意識する
例えばパジャマ。お風呂に入る前に寝室に取りに行って、そしてまた
寝室に戻って・・・みたいな事だったら、パジャマは洗面所にあっても
いいかもしれないです。
田中綾子さんは、パジャマは選択したらそのままクローゼットに戻さずに
着ているので、パジャマは洗面所にあるそうです。

常識にとらわれず、これはここに入れるべきと言うのは
ちょっと無しにして、使う場所を考える。近い場所にはいちしておけば、
使いやすいし戻しやすいんです。

そして、まずは自分の身近な所から始めて下さい。
リビングからやってしまうと、家族のいろんな物とかが混じっていたり
するので、お母さんだったら「使いやすいキッチンにする」とか、
自分のクローゼットから始める、とか・・・
身近な所からやっていくと、できるんではないかな?と
田中綾子さんからアドバイスも頂きました!

これは今日から今すぐにでも出来そうだ!

パーソナリティ


今村敦子

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