教えて!コンシェルジュ!: 2017年2月アーカイブ | FM FUKUOKA
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2017年2月アーカイブ

伝統を引き継ぐ

  • Web Staff (2017年2月 7日 17:19)

今回も、博多の老舗、チョコレート発祥の「チョコレートショップ」
2代目オーナーシェフの佐野隆さんと、3代目ショコラティエ恵美子さんに
お越しいただきました。親子初共演!!
前回は、恵美子さんが単身パリに渡り、お店を出すまでのお話しを
伺ってきました。
チョコレートショップです!是非一度ご覧ください。http://www.chocolateshop.jp/

こちらが娘の恵美子さんがパリに出店することになったお店です。
http://www.chocolateshop.jp/modules/gnavi/index.php?lid=314&cid=12


今回はチョコレートの基本を伺いました。
チョコレートってどうやってできるの??
チョコレートの歴史は古く、古代マヤ文明までさかのぼります。
カカオの実があって、それを割ると、必ずカカオ豆が入っています。
このカカオ豆をいろんな事をして...(かなり長くなるそうなので・・・)
カカオバターとカカオ(ココア)に分かれます。
この時に出るのがカカオマスと言われる、砂糖が全く入ってない
チョコレート(だから苦い)。
これに例えば砂糖を30パーセント入れたら、カカオ70パーセントの
チョコレートになります。で、これに脱脂粉乳が入るとミルクチョコレートに。
また、日本人は大好きな「ホワイトチョコレート」。
フランス人はチョコレートと認めていないそうですが、このホワイトチョコは
カカオバターにお砂糖と脱脂粉乳を入れているから、カカオの香りだけする
食べものになっているから、フランス人はちょっとバカにするそうです。
カカオマスが入っていないのは、チョコレートではない!そうです。

ホワイトチョコレートの話題が出てきたついでに・・・
チョコレートってだいたいどれくらいの種類があるんでしょうか?
皆さんが知っている、トリュフの形をしたトリュフチョコレート、
あと板チョコがあったり、生チョコがあったり・・・
今日本では例えば、スナック菓子のチョコレートと言うと、無限大ですよね。
なので、カテゴリーで分けるのが難しくなってきましたね!

プロでもカテゴリーするのが難しいくらい、最近は色んなチョコレートで溢れている、
って事なんでしょうね。

では、普通に固まっているチョコと生チョコの違いは?
水分量の問題なんですが、チョコレートショップの
チョコレートは全部冷蔵庫なんですね。だから日持ちしないんです。
それは、水分量いわゆる生クリームの量が多いので、例えば普通の量だと、
1ヶ月持つ商品が、チョコレートショップのチョコレートは
2週間しか持たないんですね。
それと生チョコって言うのは食感を大事にしたいんで、
非常に水分率が高くなります。と言う事は常温だとすぐに溶けてしまうんですね。
だから冷蔵庫で固めておいて、っていう話なんですよ。冷蔵庫で固めたくらいで
ちょうどいい食感になります。

で、恵美子さんは、ずっとフランスで修業されていて、日本のお店と
違うと思った所はありますか?
一番多いのがスイートのチョコレートがすごく多いんです。
スイートのチョコレートにミントだったり木イチゴだったり
味を加えて、ボンボンショコラを沢山の所に並べて
それを食べると言うのが主流なので、チョコレートと生クリームと
ミントだったりそういう味を加えてすごく口どけのいいガナッシュ、
を、薄くチョコレートでカバーしたチョコを食べた時に
スゴイ口どけと香りが強い。
チーズとチョコレートを合わせたり、チョコとベーコンを合せたりと
無限大の合わせ方があるんだなと・・・

また、フランスって面白いなと思った所として・・・
朝起きたら、朝食のコーヒーカップの横に
チョコレートがポンと添えてある。くらい、本当に
身近なもの
だと言う事を知った時だそうです。

常に食卓にはチョコレートがある、チョコがなくなったら
ちゃんと継ぎ足していく・・・それくらいチョコレートが
身近だったんだな。と感じたそうです。

と、ここで、チョコレートショップさんの人気チョコレートをご紹介!
チョコレートショップさんのベスト3は、1位が時期によって変わるそうですが、
2位と3位は定番の強さ、安定の人気の商品らしいです。

今で言うと・・・1位。先週もご紹介した「ZEORチョコ」です。
2位が「ロッシェ」
ロッシェ.jpg
3位「アーモンドチョコレート」
アーモンド.jpg

とにかく!おじいさん、そしてお父さんから引き継いだ、博多のチョコレートを世界へ!
恵美子さん、頑張ってください!!
「Les 3 chocolats PARIS」
アドレス 45 RUE SAINT-PAUL 75004 PARIS
電話番号 +33 (0)1 44 61 28 65
営業時間 火曜-日曜11:00~20:00
定 休 日 月曜

チョコレートの甘い魅力

  • Web Staff (2017年2月 7日 16:44)

皆さんはチョコレートショップをご存知ですか?チョコレートショップと言う名前の
チョコレートショップです。
ここ博多のチョコレートの歴史を作ってきた老舗です。

今回はそのチョコレートショップの2代目(現オーナーシェフ)の佐野隆さんと、
3代目の恵美子さんをお迎えしました!なんと、この番組が親子初共演!!

収録前から、なんとなくソワソワしていらっしゃいました...お父さんの方が...

何と3代目のショコラティエ恵美子さんが、日本人ショコラティエとしては初めて
パリにお店を出店する、と言う事で、取材に応じて頂いたんです!!
佐野隆さんがオーナーシェフを務める「チョコレートショップ」の歴史、そして
2代目がチョコレートショップを継ぐまで、などはコチラをどうぞ!
http://www.chocolateshop.jp/modules/history/

そして娘(3代目)の恵美子さんとチョコレートについて伺うと...
チョコレートは身近なものだったんですが、そのまま
高校、大学と卒業して社会人になって、3年間外商の仕事を
していました。チョコレートなんて興味もなかったです。
作った事もないくらい。身近にありすぎて、すぐに食べることが出来ちゃうので
作る必要もなく、興味もなかったんですけど、
外商先でお客様とお話ししていた時に、私の身の上話をした時に
話の流れで、博多のチョコレートショップの娘です、と出すと、
凄く大好きなの、と言う声をいろんな方から聞いて、
このお店を100年続くお店にしたい!という気持ちが
芽生えてきました。

パティシエとしてもショコラティエとしても
全く技術がなかった恵美子さんが「お店を継いでみたいと思っている」と軽い気持ちで
父「隆」さんに相談したところ・・・

そんな甘い物じゃない!と一蹴されてしまった恵美子さん。
お父さんの立場としては、お店を継がせようと思ってもなかったし、社会に出て3年。
これからショコラティエ・パティシエやろうなんか、物凄い時間がかかります。
非常に難しいだろう、と言う事で恵美子さんの相談を一蹴したそうです。
 
確かに・・・そんな甘い物じゃないと言う自分の経験から、出た言葉でしょうね。
でも「お店を守りたい!」と言う恵美子さんの気持ちは変わらず・・・。
そこで、父隆さんは、そうなら1回フランスへ行ってこい!と娘に言うのです。
(本当は厳しい現実を見て諦めさせる事で行かせたと語っていました。)

負けず嫌いだった娘恵美子さん。その場で職場に辞表を提出し、フランスへ。
しかも、フランス語はおろか、お菓子のことも、チョコレートの事も全く
知らないまま、フランスへ旅立つのです・・・。

そこで恵美子さんは何のつてもないまま、自ら雇ってくれそうなお店を選び、
働かせて下さい...とお願いして、チョコレートづくりを学んでいったと言います。

ここで恵美子さんが気付いたことが...
昔は(お父さんやお爺さんの時代)そうやって働くことが
難しかったと思うんですが、彼らが築いてくれた日本人と言う地位。
フランス人は日本人が大好きなので、日本人って事で真面目だし
きちんと仕事をしているから、ウェルカムだよ!
と言ってくれた人が
多いんだそうですよ!!

そしてフランスへ行って8年。
福岡で愛されて75年のチョコレートショップの味が 世界に通用する、と
肌で感じた恵美子さん。このチョコレートをフランスの人にも食べてもらいたい!と言う
所からお店を出したい!と言う気持ちになったそうです。
また、パリコレに出店して好評だったZEROも、恵美子さんが
フランスでお店をしてみたい!と言うきっかけになっているそうですよ。

パリコレに出店し、モデルさん達に大好評だった「ZERO」
zero001_400.jpg
モデルさんも食べれるチョコレート。砂糖は使われていません!
これが大好評だったそうです。

チョコレートショップが博多からお菓子の本場フランスパリへ。
今年、恵美子さんの挑戦が始まりました!!

温泉ソムリエが選ぶ「お風呂が良い宿」「食事が良い宿」

  • Web Staff (2017年2月 6日 16:27)

今回も、この番組お馴染みの温泉ソムリエの花田伸二さんにお越しいただき、
お風呂が良い宿、食事が良い宿に注目して 温泉宿を選んで頂きました。

温泉の入り方で、最近温泉ソムリエの花田さんが気を付けていることが
あるそうです。安全面でよく言われることは、入浴前にカロリーと水分を
十分に摂ってから温泉に入る。
これが湯あたり防止に繋がると言われます。
湯上りにもコップ一杯の水を飲むといいそうです。

そして・・・花田さんが気を付けるというかハマっているのが
温泉を飲む!と言う事。
飲用許可があるところと無い所があるそうですが、
コップ一杯の温泉を、湯口から汲んで飲む。これにハマっている
そうです。
(花田さんが先日行ったとある温泉では、温泉を飲んで●●が治った!とか、
胃薬がいらなくなった、と言うお客さんがたくさんいるそうですよ。)
(温泉は飲むと体にいい、と言う事がすでに立証されています。)

それでは・・・温泉ソムリエ花田さんが選ぶ「お風呂が良かった」宿です。

原鶴温泉 延命館
http://www.enmeikan.com/
近所の旅館の女将さんも入りに来るという温泉。
花田さんも入ってビックリの「微炭酸」。
温泉好きな方なら「原鶴温泉なのに、微炭酸?」と思わず疑ってしまいそう・・・。
まさに灯台元暗し。

滝の上温泉 花風月(かふうげつ)
http://www.kafugetsu-tenga.jp/
黒川温泉から車で5分程、熊本県阿蘇郡南小国町にあります。
ここには「滝を眺めながら入ることが出来る温泉」があります。
マイナスイオンを浴びながら、紅葉の季節なんか最高です!

古湯温泉 鶴霊泉(かくれいせん)
http://kakureisen.com/
旅館の浴場から「お湯が沸いている」旅館。
ここは、泉質も良い、そして「ぬる湯」なんです。
ぬる湯に浸かると、副交感神経が活発になって、
リラックスできる、と言う効果があるんです。昔から鶴霊泉をご存知の方は
ビックリする変貌を遂げているそうですよ。
とにかく、源泉に浸かっているのと同じなんです、

続いて食事が良かった宿。
別府 上人ヶ浜 ガハマテラス
http://gahamaterrace.com/
一歩足を踏み入れただけで、海外?と感じてしまう程、リゾート感満載!
全室温泉付き、特別室には温水プールもついています。
こんな感じでカッコイイ旅館として紹介されがちですが、実は
料理がとても美味しい!
創作和食かフレンチ、どちらかが選べます。

由布院 料理宿ZEN
http://yufuin-zen.com/
お箸で食べる、フレンチベースの料理なんですが、ソースが醤油ベースの
ソースとか、ワサビ風味など、完全なフレンチではないんです。
盛り付けはフレンチ、味付けはホッとします。
しかも客室にダイニングルームがあって、そこに料理を
運んでくれます。綺麗だし、美味しいし、コースの途中には、
気の利いたうどんが出てくるそうです。このうどんがまた、
たまらないそうですよ。

武雄温泉料理旅館  扇屋
http://www.ougiya.com/

温泉旅館なのに、天ぷらの揚げたてを一品一品運んでくれます。
そして、とにかく「海老しんじょう」が美味しい!

ここは料理に力を入れているな!と言うお宿の見分け方。
旅館にはホームページがあって、そこには料理の集合写真があります。
その料理の写真を拡大して見るそうです。
そこで見ておきたいのが、前菜を手抜きしない所は美味しい!
なので、前菜をクローズアップ!!例えばサーモンのてまり寿司があったり
ありきたりな品が並んでいる場合はNG。
前菜の力の入れ方で、そこの料理の味が分かるほどだそうです。
あとは、器の使い方や盛り付け、ここも手抜きなく頑張っている
旅館って言うのは、やはり美味しい!!
是非参考になさってみてください。

温泉ソムリエおすすめ!この冬行きたくなる宿

  • Web Staff (2017年2月 6日 15:43)

教えてコンシェルジュではお馴染み、温泉ソムリエの花田伸二さんに
お越しいただき、おススメのお宿をご紹介頂きました!!

今回は「冬に行きたくなる宿」と言う事で、そのポイントを聞いてみました!
湯上りの保温効果が高い温泉、温もりそうな濁り湯、
冬、ならではの料理が味わえるお宿。そして積雪していても
交通機関が確保出来る。整っている。
温泉宿です。

また、最近は「温泉のロケーションよりも、質にこだわった方」が
多くなってきたそうです。

せっかく温泉に行ったのに・・・大変な事にならないように、
冬温泉に浸かる時の注意点も伺いました!

注意点!!
血圧の変動の差が大きくなるので、十分なかけ湯をすること。
今から温泉に入るんだぞ!と言う事を体に知らせるために「かけ湯」をしてください!
心臓から遠い位置から、要はつま先からだんだんと上にあがって行って、
最後に肩からかぶって下さい。

では早速、花田さんおススメ、この冬行きたい温泉宿!2つご紹介して頂きました。

川棚温泉「川棚グランドホテル」
http://www.kgh-otafuku.co.jp/

もともと「お多福」と言うCMでもお馴染みでした。その頃と全然変わって
とてもモダンになったそうです。
劇場旅館と言う名に変えて、どんどんリニューアルを重ねていて、食事処も
とてもモダンな感じになっていて、客室も、一般の客室から離れ、温泉付きの客室、
ペットと泊まれる客室など、色んなニーズに対応できるようになっています。
そして花田さんおススメは...
料理が美味しい!!
味付けが、これぞ和食!!と言う出汁の取り方。久しぶりに感動したそうです。
そして、場所が下関と言う事もあり、フグのフルコースも味わえるそうですよ!!

由布院 湯治村 庄屋の館
http://www.yufuin-shoya.com/
コバルトブルーの湯で知られる旅館です。
ここ「日帰り」で使われる方が非常に多いそうです。しかし、宿泊もおすすめ。
全ての離れに温泉がついています。なので、あの!コバルトブルーの湯が
客室で楽しめてしまいます!!
コバルトブルー!!湯上りの保湿効果抜群です!
しかも由布院でありながら、2万円切る料金で、離れで温泉付きが楽しめます。

どちらもJRで行けてしまいますよ!!

続いて「ファミリーにおススメの温泉宿」
花立山温泉 
http://www.hanatateyama.jp/net/
もともと日帰りの入浴温泉施設なのですが、お湯がべらぼうにヌルヌルしています。
お食事もバイキングがお得な値段で楽しめます。

日帰りでも立ち寄りでも楽しめますが、宿泊してもオッケー!
ベランダには、あのトロトロの湯の温泉がありますし、夕食のバイキングも
最高!しかもお値段もリーズナブルです!


由布院 冨季の舎(ふきのや)
http://www.fukinoya.com/
一般の客室もあれば離れもあります。
この「離れ」がグループ向けに出来ている」そうです。
一番広い離れは、一階が8畳と6畳の和室と広いリビング。で2階が18畳と
12畳の洋室があります。最大22名が宿泊できる離れです。

いかがでしたか?この冬の旅行の参考になさってください。
次回は、お風呂が良い温泉、食事が良い温泉を教えて頂きますよ!!

パーソナリティ


今村敦子

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