2017年美しさをキープ - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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2017年美しさをキープ

今回もコンシェルジュは整理収納アドバイザーの田中綾子さんです。
前回は、整理上手になる、と題して、整理収納のアドバイスを頂きましたが、
綺麗になっても、その綺麗さをキープする事が難しいですよね。
そこで今回は、その綺麗さをキープするコツを伺っていきます。

まずここで物に向き合うと言う事が
どんな事か伺いました。

物にむきあう。たとえば文房具で、はさみがあったとします。
ハサミは何個必要なんだろう?我が家に。を考えます。
1個しかないハサミを、皆で使おうと思うと、
あっちに行ったり、こっちに行ったり、誰かが戻さなかったり。
ハサミを文房具として使うハサミがいる。玄関で荷造りをするハサミ
だったら、玄関に紐とハサミをおいておく・・・

前回の「必要な数を知る」「行動パターンに合わせたはいち」
「使う場所を意識する」をすることが物と向き合うに繋がります。

さて、美しさをキープする収納の基礎を伺いました。
ポイントは
目的別、取り出しやすさ、戻しやすさ

目的別
例えば、スポーツクラブに行くとしましょう。
スポーツクラブに行くのに、靴下は靴下なんだけれども、
靴下の仲間に入れずにウエアーと一緒にしておく。
それが目的別ですね!
靴下は靴下だから「靴下の所に入れよう」と直してしまうと
そこから取っていかなきゃいけない、そこに来て戻さなければいけない。
だけど、ウエアーなどスポーツクラブに持って行くものと一緒(1セット)にしておけば
とても楽です。
これはここになければならない、ではなく、何のために使うのか?
それに合わせて収めていく。

取り出しやすさ、戻しやすさ
人は、用事がある時「取る時」は「取る」んですよね?
でも戻さないんです。
戻しに行くのが面倒くさいので、その辺にぽいぽいおいてしまう。
なので、戻しやすさを考えてはいちしましょう。
と言う事をやると、散らかりにくいです。
使いやすい場所、そして戻しやすい場所、そういう所に物をはいちしておくと
家族も戻しやすい、散らかりにくい。

なぜ散らかって、ここにおきっぱなしになってるんだろう?と考えた時に
戻すところが遠かったり、扉を何個も開ける複雑な収納になっていたりで、
戻しにくかったりするので、簡単な収納に変えてみたりとか・・・
ココが当たり前、と思っているのを当たり前じゃない、と言う目で見ると
いいかもしれません。

そして美しさをキープするポイント
自分のスタイル
それぞれ性格が違うので、こうでなければいけない、ではなく、
面倒くさい方は、衣装ケースに洋服を入れなくてもいいと思うんです。
なので、自分のスタイル、を見つけて、
自分が取り出しやすくて戻しやすいスタイル、見た目が綺麗な収納が好き!
と言う方もいると思うんです。そういう方は、見える収納で綺麗にやってもいいと
思うんですけど。


生活の中に組み込む
忙しい方が多いので、片付けに時間を取るってなかなかできない。
なので、ちょっと何かをしたついでに、例えば「歯磨きをしながら
モップをかける」とか、歯磨きしながら、脱ぎ捨てた洋服を
どっかに持って行くとか。
寝る前だけは、リビングのテーブルは綺麗にして寝よう。とか、
わざわざやろうとするからダメなわけで、1日5分でもここだけは綺麗にして
寝ようとか、お客さんが来るとなったら、15分で片づけられる部屋にしておこう。
ちょっと出来るところからやっていく。きっちり片づけないと、
と思わないで、ちょっとづつ生活の中で出来る範囲でやっていく。

頑張りすぎない

理想を高く持たない。
おおざっぱな方はおおざっぱなりで良いと思います。
目標が高いと挫折するので、あまり頑張りすぎない。
昨日の自分より、今日の自分。今日の自分より明日の自分。
片づけなければならない、と言う義務にならないで欲しいです。

是非、無理をせずに、一つ一つを参考に、美しさをキープしてみてください。

パーソナリティ


今村敦子

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