今回は、気象予報士のお仕事についてお伺いしました!コンシェルジュは・・・
元お笑い芸人で、現在は気象予報士として活躍中、松田きびきびと言う
名前で皆さん記憶にあるでしょう?
松田貢児さんです!!
気象予報士さんのお仕事って?
基本的に天気を予報します。そりゃ当たり前ですよね!!
でも、気象予報士さんにもいろいろなお仕事があって、
松田さんのように、メディアに出る仕事もありますが、
でもこれはごく一部の人達だけ。
本当は、民間の気象会社にいて、アナウンサーの方が読む
お天気の原稿を書くのも気象予報士さんのお仕事。
それから、電力会社に「今日の気温は何度まであがりますよ」などの
気温や天気の予想をするのも気象予報士。
他にも、船舶関係に波浪の情報を届ける仕事、そして最近から
始まったのは、大雨や災害に備えるために、
自治体に派遣される気象予報士さんもいます。
天気に左右される仕事のために、表には出ませんが裏で頑張っていらっしゃる
気象予報士さんもいらっしゃるそうです。
知らなかったですねぇぇ。
また、気象予報士の資格を持っていらっしゃる方は、1万人ほどいるそうですが、
その中で、気象予報士の仕事をしている方は、3割ほどしかいないそうです。
あとの7割の方の中には、趣味で持っているという方もいるとか・・・!
また、気になる気象予報士さんの男女比なんですが、女性の方が明らかに
少ない。松田さんいわく、だいたい2?3割(はっきりした数字は
分からないですが、それくらい少ないそうです。)
気象予報士の試験でのウラ話
女性の方が明らかに少ない。しかし、テレビのキャスターさんで、
仕事に活かそうと資格を取る事も多いらしく、
試験の時はだいたい3層に分かれるらしい。
まず、気象予報士の資格を取得しようと思っているおじさん達の集団。
そして、定年して、天気が好きだから資格を取る、と言うおじいさん達の集団。
そして、派手な女性の集団、この3層にだいたい別れるそうです。
どうやったら気象予報士になれるの?
試験は夏と、1月の最終週の年2回おこなわれます。
どなたでも受けることができますし、年齢制限もありません。
内容は学科と実技があって、学科は○×方式。
実技は実際に天気図を見ながら、この台風はどうなるとか、
この低気圧はどうなるのか?と言うのを実際筆記で
書いて行くんです。何ヘクトパスカル下がります、など。
この2つに合格しなければいけません。
(この中で、学科は、一般と専門と言うのがあって、
一般は「物理の方程式」見たいのがいっぱい出てきます。
合格率は、4パーセントくらい。(100人受けて4人ほどしか受からない)
ちなみに、松田さんは13回(6年半で)受けてようやく気象予報士の資格を
得ることができたのです。
気象予報士が出来る事
テレビの仕事で、キャスターさんがお天気予報をやってもいいのです。
キャスターさんが、気象協会が発表した予報を、
忠実にテレビでやれば問題はない。
では気象予報士とは何が違うか?と言うと、
現象の予想をするのは気象予報士に
させて下さいよ。という事。
つまり、晴れですよ。と言っているのに
もしかしたら曇りになるかもしれない、とか
気温も、気象台は27度と予想してるけど、
29度まで上がるかもしれません、と言えるのは
気象予報士なんです。
なので、ある程度アレンジして自分の思いを
伝えることができます。
気象予報士さんの存在の意味
良い天気が続く時はいいんです。ただ、台風や大雨、大雪など
シビアな現象が出てきた時に、アナウンサーさんでは対応できないので
その為にいるのが気象予報士さんです。