本音に気づく「会話術」 - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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本音に気づく「会話術」

今回もコンシェルジュは西任暁子さん。
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西任さんの最新刊「本音に気づく会話術」から今週はお送りします。

この本には「例えば・・・」と言う言葉が多く使われていて、
こんな時、こうすればいい。と言う例がたくさん載っています。
例えば・・・会議で突然「どう思う?」となった時。一番の方法は
ちょっとお待ちください。と一呼吸置く事です。

自分が不安になった時、自分を守ろうとして「反射的な行動をとりなさい」と
脳が全身に命令します。これを、闘争( そうそう)逃走(とうそう)反応と言い、
その場から逃げようとしたり、相手を攻撃してしまう、そういう反応につい
出てしまうそうです。
この「脳からの指令」は止めることが出来ません。
ただし、一時停止させる方法は分かってきました。その方法が
呼吸をする事なんだそうです。
なので、ムカッとした瞬間に一回呼吸をする。そしてその後どうするか?
「自分が求めている物がなんなんだろう」と見つめていくのが大事です。

口に出してイラッと言っちゃう事と、本質は違う
自分もなかなか気づいていないそうです。
愚痴を言っちゃうとき。何かを得られるから愚痴を言ってしまうと思います。
じゃあ、何が得られるのか?
「自分が辛くてきつい状況を誰かに分かってほしい」
「共感してほしい」「気づいてほしい」そういう気持ちがあるから
愚痴を言ってしまうんです。
でも、愚痴を言う前に、何で自分は愚痴を言いたいか考えると、
相手に発する言葉にも違うものが出てくる、例えば弱音を吐いてしまうかもしれない、
相手に相談する事かも知れない、愚痴じゃない方法で、自分が手に入れたい
物を手にする方法があると西任さんはおっしゃっています。

じゃあ、どうすればいいのか?
考えるより感じる
自分が何を大切にしているか?「ニーズ」といいますが、
この「ニーズ」に気づくサインが「感情」なんです。

つまり「お腹が空いたとき」。「食べる」と言うニーズがありますよね?
食べることが出来たらお腹がいっぱいになって幸せな気持ちになるし、
食べることが出来なかったら「イライラ」しますよね?

こんな感じで、自分にとって「食べることが大切だから」
イライラしたり、幸せな気分になったりするんです。
感情が動くという事は自分が求めている事が
  ある種、そこにあるよ、と言うサイン
です。

自分がいま嬉しいのか、悲しいのか。腹が立っているのか?
自分の今の感情に気づくこと、そしてそれを
認める、素直に受け入れる。

また、怒り!の感情って90秒で収まると言われています。
なので「うわ!オレめっちゃ怒ってる!」と思ったら
その「怒ってるぞ」と言う感情を受け入れたら、怒りが終わるそうです。
だから、例えば怒りを抑えたい!と言う時は、怒りを
見ないする事ではなくて、受け入れる事なんだそうです。

今回のテーマ「本音に気づく会話術」。
西任さんの著書「本音に気づく会話術」には、
本音を伝える4つのステップと言うのが
あります。
アルファベット4文字で「OFNR」
「O」は「オブザベーション」観察。
そこに今何が起こったのかな?と言う事実を観察する。
「F」フィーリング「感情」
「N」ニーズ。自分が大切にしているものの事
「R」リクエスト 相手へのお願い

相手のことを考えずに、自分の不快な気持ちだけをぶつけている方
いませんか?

詳しくは西任さんの著書「本音に気づく会話術」
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今村敦子

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