パンに塗ったり、コーヒーに入れたり、お料理に使ったり・・・皆さんは普段ハチミツを
どのように使っていますか?と言うか、最近食べましたか?
今回は「ハチミツの魅力」について お話し頂きました。
コンシェルジュは、株式会社ハニーマークス代表の高松理恵さんです。
ニュージーランド産のハチミツを中心に、スイーツやグロッサリー類の
食品の卸や小売り、そしてオンラインショップの運営をする会社の
代表を務めていらっしゃいます。
高松さんがハチミツの魅力に取りつかれたきっかけは何だったのでしょうか?
最初はハチミツに全く興味がなかったんですが、仕事で
マヌカハニーに出会いました。そのマヌカハニーを買っていかれたお客さんが、
こんな傷が治った、とか感想をお店に伝えに来ていました。
で、マヌカハニーって何なんだ?と思っていた時に、口内炎が出来て、
ハチミツを塗って寝てみたんです。すると、翌日嘘のように口内炎が
治っていたものですから、これは凄い!と。そこから
ジワジワとマヌカハニーの魅力に取りつかれて行きました。
へぇー。それぞれ効果には個人差があるとは思いますが、何かを直す効果が
期待できるのではないか?と思ったのがきっかけだったそうです。
そんな高松さんに今回は、ハチミツ全般の魅力についてお話し頂きました。
そもそも「ハチミツ」ってどうやってできるの??
単純に花の蜜、と思っている方が多いです。
でもハチミツと言うのは、ミツバチが花の蜜を
集めていきますよね?その蜜を、巣に持ち帰って
ミツバチ同志口移しで渡していくんですね。その過程で
ミツバチが持っている酵素が、その蜜に加わって
初めてハチミツになるんです。
要は、ミツバチの唾液が蜜に混じっていったものがハチミツと言う訳です。
花の蜜だけだと、砂糖と同じショ糖と言う成分なんです。
しかし、ミツバチの酵素が加わってハチミツになると、砂糖とは
全く異なる成分になるんです。
そうだったんですねー。じゃあ、ミツバチはその蜜を巣に貯めて行くんですか?
ミツバチたちが作った六角形の巣の中にハチミツを集めていくんですが、
貯まった蜜を、ミツバチたちが、皆で羽で仰いで水分を飛ばして
どんどん糖度を高めて熟成させていくんです。
しかも!皆さんご存知かとは思いますすが、ハチミツは、ミツバチが集めた
蜜の事です。(他の蜂のものはハチミツとは言いません。)
ハチミツにも色んな種類がありますよね?
レンゲのハチミツとか、アカシアのハチミツとか。
それは、レンゲから獲った蜜のハチミツだからレンゲのハチミツに
なるんですよね?
そうなんです。なので本当は、花の種類だけハチミツがある、と言う
事なんです。
だから、日本では、レンゲとかがたくさん生えているから、レンゲのハチミツが
多いんですね??
そうです。だから外国に行くと、日本でお目にかかれない珍しいハチミツが
沢山あるんです。
だから色も何か違うのは、蜜を採る花の種類で変わって来るそうです。
じゃあ、マヌカハニーっていうのは、沢山あるハチミツの種類の中の
1つと言うことですね?
ニュージーランドに自生しているマヌカという
薬木に咲く花の蜜が マヌカハニーです。
このマヌカハニーには、他のハチミツにはない特別な効果が
あるような気がする、ということで高松さんはマヌカハニーの
魅力に取りつかれています。
では、ハチミツ全体で言うと、ハチミツは栄養価が高い食品なんですか?
完全栄養食品と言われるほど、ほとんどの栄養素が
ハチミツには含まれていると言われています。
具体的には、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、など150種類以上の
栄養素が含まれていると言われています。
お店で売られている全てのハチミツではありません。あくまで天然のもの。
値段も安い物から高い物までありますが、やすい物は、水あめなどで加糖されている
可能性もあるそうですよ!
そして番組後半では、マヌカハニーの魅力をお話し頂きました。
高松さんがマヌカにこだわる理由は?
やはり薬効成分だと思います。マヌカには、マヌカにしかない
殺菌成分、メチルグリオキサールが含まれているんです。
この成分は、人間にとって必要な成分を残しながら、いらない菌だけを
殺菌してくれる、悪玉菌だけを殺菌してくれる効果があるようなんです。
マヌカハニーを食べている方は、治療目的に使っている方が多くって、
ピロリ菌の殺菌だとか、大腸菌などの菌を殺菌する為に使われた時に
いち早く皆さん治っていらっしゃるようなんですね〜。
後は、傷だったり、やけどだったり、切り傷だったり、
そういった所にマヌカハニーを塗っていると、普通のハチミツより
恐らく治りが早い、と言う体験談が寄せられています。
でも・・・マヌカハニーって、正直お高いですよね?
マヌカには、殺菌成分の含有量によって
分かりやすく数値化されているものもあります。
その殺菌成分が多ければ多いほど、値段は高くなっていきます。
それだけ希少性が高くって、しかも最近のブームで
各国で取り合いになっています。特に殺菌成分の高いマヌカハニーは
採れる量も少ないので、当然お値段も高くなります。
分かりやすく数値化されています。ちなみにこのマヌカハニーは10+と表記されていますね?
だいたい0から25くらいまでの数字で分けられているそうです。
値段も、2500円くらい(数値が0のもの)から1万2,3000円のものまであります。
なので、パンに塗ったり、お料理に使うのではなく、1日何回舐める、と言った
薬のような使い方をされるといいそうですよ!
こんな感じで、マヌカハニーのお話しを伺いましたが、次回は、
そんなハチミツの意外な使用方法についてです。