毎年、毎年、年末になると大掃除、そして、それが終わらず新年を迎える、
そんな方、多いんじゃないですか?
また、「部屋を常に綺麗に!」と目標を立てたけど、結局達成できない、
そんな方に 今回は「収納のプロ」美収納コンシェルジュと言う職業の方に
お越し頂いて、お話しを伺っていきますよ!
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今回のコンシェルジュ園藤ふみさんは、美収納コンシェルジュ。様々なお宅に伺って、
収納の指導をしたりしていますが、実はご本人も汚部屋(汚い部屋〉出身だったそうです!!
今まで600軒ほどのお宅にお邪魔して最強の汚部屋ってどんなでしたか??
園藤さんが一番驚いたお部屋は・・・
「玄関に電子レンジがあったんです」
ちょっと背の低い下駄箱に、電子レンジとオーブンと炊飯器があったそうです。
台所ももちろんあるんですが、そこに荷物が有り過ぎて、
玄関に追いやられている・・・そんな感じだったそうです。
ちょっと想像つきません・・・。
園藤さんが見た部屋は、汚れている、というよりなぜそれがその場所に?と言う
お家が多いそうです。
部屋が片付かない方の特徴として、ストック品が多い。
洗剤、シャンプーリンス、石鹸・・・台所に行くと油、洗剤、便利グッズなど。
また、夜中の通販番組で売っている商品、特に最近では、腹筋する器具、あれが
空けないままおいてあったり、開けていても物干し代わりになっていたりするそうです。
未使用品が多い皆さん、どうですか?心当たりありませんか?
そんな園藤さんは本を出版されました!
こちら!!
男前収納でキレイになる片づけのコツ
「バッグ」の中から始める「自分」と「部屋」の美人化戦略
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この本については次回詳しくお話を伺うとして、その中で、部屋を掃除する前に
カバンを整理するとありました。
園藤さんが多くの方を見てきた中で、部屋が汚い人は、だいたいカバンの中も汚い、
と言う事に気付いたそうです。
園藤さんが思う所で、「カバンの中の汚さに目がいかないほど部屋も汚い」
気持ちがそこまで至らない。という事なんです。
その人の生活状態がカバンの中にも出てしまう・・・
例えば、これいつの?と言う程のカピカピのパンがバッグの底から
出てきたりするんだそうです。
バッグが片付けばどんな利点があるか?
?片付けの全体の流れを理解できる。?自分の棚卸が出来る。
?キレイの気持ち良さを味わえる!
「全体の流れを理解できる」?狭い範囲を片付ける事で、全体の流れが分かる。
「棚卸が出来る」?カバンを整理すると、自分のクセが分かります。
物に対する自分のクセが分かります。「キレイの気持ち良さを味わえる」
カバンは毎日使う物なので、「こんなに使いやすくなるなんて!綺麗にして良かった」と
いう気持ち良さを味わえる。
片づけ方は・・・1.全ての物を出す。(とにかく全ての持ち物を出してみる。
そうする事で全体の総量が分かる。)
2.本当に必要なものだけを選ぶ。(目の前に広げたものの"いる""いらない"を決める)
片付けの順番は・・・出す⇒選ぶ⇒戻す たったこれだけなんです。
カバンの整理で自分のクセが分かったところで、お部屋の片づけにこの
「カバンの片づけ」を応用しましょう!
覚えてますか?「出す」「選ぶ」「住所を決める」「戻す」。
例えば...引き出し一つを綺麗にするとしましょう。
引き出しから全ての物を出して下さい。そこに何でこんなものが入っているんだろう?
というもの、ありますよね?そう思った時点で使ってもないし、必要でもない事が分かります。
次に選ぶ。ここでありがちなのは、捨てる事だけに集中して、後先考えずにとにかく詰め込む・・・。
捨てる事を一番の目的にしないでください。
自分自身の基準で「いる・いらない」を選ぶ。
・・・後回しと言うクセがここでも顔を出す場合があります!
次回も、園藤さんの著書から、家の中で片づけた方がいい3つの部屋を
聞いていきます。
今年こそ、収納上手になりましょう!
