コンシェルジュは、クックチャム・プラス・シーの竹下啓介さんです。
母親の反対を押し切り、クックチャムに入社。その後現場からという事で、1店舗の店長を任され1から出直した竹下さん。
キーワードは「イキイキ働く人をサポートするために働きたい」です。
竹下さんは、この信念のために東京の会社を辞めて、地元に戻り、母親の反対を押し切りクックチャムに入ったわけです。
竹下さんの信念が この会社とどうリンクしているのでしょうか??
クックチャムのメニューは、選択できる形で150のグランドメニューがあるそうです。
(九州は九州の150のメニュー、四国は四国の150のメニュー)
その150のメニューから、店長さんが、自分の好きなものや、お客さんの特性に合わせて選ぶと言う形になっています。
という事は、同じメニューが並んでいることはない、という事です。店長さんのオリジナルの商品が
店舗に並んでいると言うことになります。
ただ、フランチャイズも含め、この150のメニュー以外のものも出してよいと言うのがルールにあるそうです。
(全体の3割くらい)
なので、店長さんが「昨日食べた肉じゃが、美味しかったぁ!」と思ったら、ジャガイモを買ってきて
店舗で売って良いそうです。
それが、誰のチェックもなく、店長の権限として出してよい!そうです。
働く人にとっては、やりがいもありますし、責任も大きくなりますよね!
また、竹下さんは、代表取締役応援団長と言う役職?でされているそうです。
会社と言えば会社だけど、創業当時の思い「街に一つしかない、お母さんの代わり、とまではいかないが、
それに近い思い出、地域のお客さんを家族と思うような愛情を込めたおかずを提供できる会社である」と言うのが
大事な事であって、それのためにすべてがあると思っているので、考え方、理念は崩さない。
一つの素敵なお店を作る。お客様がワクワクしてくれる、家族のような関係が作れるお店を
作れるのが1番だと思っている。なので、社長と言う立場の人はいらなくて、
そういったお店を作る為に、どうサポートできるか?どう支援できるか?が必要なので、
応援隊長と言う名前にしたそうです。
「イキイキ働く人をサポートするために働きたい」
まさに、この信念を貫いて働いていらっしゃる感じがします。
最近のオカズの傾向を伺いました。
実は30年以上、おかずの好みは変わっていないそうです。
新商品を何百と出しても、ここ30年、売れ筋の商品はほぼ変わっていないそうです。
(定番が上位を占めて、新商品はなかなかランクにも入らないそうです。)
でも、ここで、日本食の文化が垣間見れる。
たまに違うものが食べたくなっても、結局、唐揚げがおいしい、とかポテトサラダがいい!とかに
なってくる。これが本質ですよね。
ただ、安心や安全、品質にこだわったもの、と言うのが必要とされている事も事実です。
そこにこだわってなければ、支持されていかないな、と感じているそうです。
「人」が大事。働く人が生き生き働けるお店を作る・・・
そんな仲間を沢山増やしていくのが 竹下さんの目標なんだそうです。
「おかず」に込められた熱い想いを感じたお話しでした!!