テーマ「夏の紫外線対策〜肌のメカニズムと対策〜」 - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
fmfukuoka

テーマ「夏の紫外線対策〜肌のメカニズムと対策〜」

コンシェルジュ タケダスポーツクリニック 皮膚科医 武田りわ先生
ギラギラと太陽が照り付ける「夏」、もうそこまで来ていますよね。
そんな夏に気になるのが、日焼け・・・特に女性は、外に出るのもいや!なんて季節。
強い紫外線が お肌をむしばむ季節です。そこで今回は、そんな紫外線について、
皮膚科医の先生にお話しをお伺いしました。

女性の肌のお悩みアンケート
1位「毛穴」、2位「ニキビ」、3位「シミ」、4位「乾燥」、5位「クマ」
いかがですか?皆さん。だいたいこんな感じなんでしょうね??そんなお肌のお悩みを
解決すべく、皮膚科医の先生にお話しを伺いました。

武田りわ先生です。
download_400.jpg

先生がお勤めのタケダスポーツクリニック→http://tsc-h.com/

紫外線これはお肌の大敵でしょうか??

武田先生「もう、大敵も大敵です!

だって・・・紫外線を無視していたら・・・

美容的な面から見れば、皆さんが気にされる「シミ」「シワ」「たるみ」「毛穴」、
そういったものはほぼ紫外線による変化です。

今現在、シミ、シワ、たるみが気になっている方は、お尻の「肌」をちょっと触って
見て下さい。意外とスベスベでシミも少ないし、赤ちゃん顔負けの肌してるじゃないか!
なんて思うでしょう?でも、それが純粋な肌の加齢変化なんですよね!
だから、紫外線を浴びていなければ、顔もお尻と同じような、ツルツルでシミ、シワのない
お肌だったはずなんです。

紫外線のお勉強をしましょう!
紫外線には「UVA」と「UVB」があると聞いた事ありますよね?そのAとBって
何でしょうか??

AとBはそもそも波長が違うので、性質も違ってきます。

UVBは、波長が短い。人の肌の表面までしか届かない。そのかわり、表面には強く
反応を起こすので、数時間後に真っ赤にやけど状態になるのは、このUVBの仕業。

UVAは波長が長くて、奥まで到達する。皮膚の深いところの真皮と言う所まで
届くので、これはコラーゲンやヒアルロン酸など肌を支える物がある場所なので
UVAは、たるみ、シワの原因になります。
特徴として、日焼けして数日してから「黒く」なる方、比較的肌が強い方っていうのは
UVAの影響だけ出ています。

普段降り注いでいる太陽光には、UVAとUVBが含まれています。

天候によって左右されるのがUVBで、UVAは注いでいます。

UVAは窓ガラスも通り抜けますから、家にいてもその影響を受ける事になります。

だから、徹底するならば・・・
日焼け止めを塗って カーテンを開けましょう!

そうしないと必ず浴びてしまうんだそうですよ!

なので、簡単に家で出来る紫外線対策方法は、こまめに日焼け止めを塗る。だそうです。
そして、その上から、長そで長ズボン、帽子・・・紫外線から逃れるためには
これくらいの事が必要になるのです。

また、SPF?50とか言うじゃないですか?SPFが高いほど肌への負担が大きいと
聞いた事があります。果たして・・・

それはそうです!負担は大きいです。 先生はっきりおっしゃいました・・・。

そして、数字を気にするよりも、日焼け止めを・・・
こまめに塗りなおす事が大事だそうです。
これが今回のポイントです!!

皆さん、覚えておいてくださいね!

パーソナリティ


今村敦子

月別アーカイブ