オフィス・オー代表 尾関幸一郎さん
尾関さんのお仕事は・・・プロアスリートのトレーナー活動
(尾関さんは、川崎宗徳選手の専属トレーナーとして活動されていました!)
トレーニング施設の運営、プロ・スポーツ選手のマネージャー業務、
また、プロだけでなく、一般の方へ向けてのトレーニングの指導、
子供向けの「運脳(うんのう)教室」など、身体づくり全般のお仕事をされています。
子供向けに行われている「運脳教室」ってなんでしょうか?
尾関さん「体と言うのは勝手に動いているのではなく、
脳で考えた事を体で表現すると言う形で体は動いています。
その脳からの指令を素早く、強く伝達すると言う、回路の部分を狙って
トレーニングをしています。」
野球を教えるとか、サッカーを教えるとかではなく、
将来、どの運動でも対応できるようにとか、
一生けがをしにくい体作りをするという事が大事なんだそうです。
しかも、それを子供のうちにやっておくと言うことが大事なんです。
尾関さん「子供のうちから、頭で考えた事を体が動かす、という
回路をしっかり作ると言う事で、その子が将来するスポーツが幅広くなって
したことないスポーツでも、すぐ理解し、身体で表現できる、と言う事が出来ます。」
では何歳くらいのお子さんが重要なのでしょうか?
尾関さん「小学生の頃っていうのは、一番大事だと思います。
もっというと、幼稚園年中さんくらいから、小学校3年生くらいまでは
やることが一杯ありますよね。」
最近の子供たちは、遊び場もないし、私達が昔やっていたような遊びもしない、
遊び方も知らない、と言う子が多いそうです。
オゼトレ運脳教室では、そういった事をゲーム感覚で教えてくれます。
で、今回尾関さんに伺ったのは、家で簡単に出来る運脳教室で
やっている事を教えて頂きました。
一番大事なのは足の指と手の指
この2つをしっかりと使うと言う事が大事になってくるようです。
昔、運動会などで、裸足で走った想い出ありませんか?今はそういう環境がなかなか
ないですよね。危ないから靴を履きましょう、なんて言われます。
アスファルトを靴で歩く・・・これは靴が地面に引っかかってくれるから歩けるんです。
そうすると、足が靴を頼ってしまう。そうなると足の指を使わない、大地を指が
噛むという感覚がなくなっているので、指先を使わないと、どうしても成長と言うか、
神経が鈍ってしまうんですよね。
なので、足の指でグー、チョキ、パー
足の指じゃんけんですね。
グーチョキパーをしっかり動かす。グーとチョキはできても、パーがなかなかできませんよね。
しかも足の指をパーにした時、形が丸くなるのはダメ!
横にまっすぐ開く!
これで、指の間の筋肉が使えているか、使えていないのか?がわかるとか・・・
また、指を使う事によって、足の裏の筋肉も発達していきます。
皆さんは足の裏にアーチ(土ふまず)ありますか?今は偏平足の子も多いそうで、
尾関さんは、しっかりと足の裏の筋肉を使えていないのでは?と感じるそうです。
足の裏にアーチを作ることで、ケガをしにくい体になるし、また、指先の感覚を
鍛える事で、感覚もだんだんと良くなってくるので、瞬発力がつくとか、
そういった部分を鍛えることが出来ます。
さらに、誰かと足指じゃんけんをすると言いそうです。普通にジャンケンしたり、
わざと負ける事をしてみたり・・・脳で考えてジャンケンをするので、
さらに効果的なんだとか!!
1回できた回路はずっと使えて鈍ることがないそうです!
今回は、足の指先を鍛える!足指じゃんけん!を
教えて頂きました。
大人の方には痩せやすい体を作る意味でも効果的!
立っている時にどうしても重心がバラバラになるので、足の裏を鍛える事で重心が
整ってきて、その分筋肉も使えてくるので、痩せやすくなるそうですよ!
次回は、姿勢のお話し、そして速く走るコツを伺います。
オンエア曲
ジャック・アンド・ダイアン/ジョン・クーが‐・メレンキャンプ
パラシューター/フォルダー5