コンシェルジュ「日本習字師範」 幸山緑風さん。
皆さんは、字を書いていますか?メールやSNSのめまくるしい発展で
ペンを取って字を書く、と言う習慣が、大人になるにつれて減ってきたと感じます。
字って、その人の心を映し出しているというか、性格を表しているというか・・・
見た目はかっこよくっても、字が汚いと・・・なんて感覚ありませんか?
今回はそんな「文字を書く」楽しさを伝えて頂きました。
今回のコンシェルジュ「幸山緑風」さんは・・・
福岡市西区と糸島市に「泉けやき教室」と「緑風のびのび教室」、2つの書道教室で
子どもたちに字を書く楽しさを教えていらっしゃいます。
幸山緑風さんが習字を始めたきっかけなどはこちらをご覧ください。
http://mbp-fukuoka.com/ryokufusyuji/
最近は、メールやゲームの発達で、子どもよりも大人の方が字を書く事から
離れていると感じるそうです。
子どもたちは学校でノートを取ったりするのでまだ字を書く機会がありますよね。
文字と言うのは、心を込めて 個性が出る、相手を想って書く
例えば、季節のお便り、年賀状、印刷したものもいいですけど、
一言添えると あったかい感じがする、全て印刷ではなくて、一言、相手を想う気持ちを
入れるのがいいんじゃないかと 緑風先生。
緑風さんも年賀状だけは、表も裏も全部手書きにするようにしているそうです。
また、生徒さんからも手書きの年賀状を頂くと、日ごろ先生が教えている事を一生懸命
守って書いている字を見ると 嬉しくなるんだそうです。
習字は心の安定にもつながっている・・・
緑風先生は、無になるいうか、他の事を何も考えずに、ゆっくりと書く。
こういう行為はとても大切な事なのではないでしょうか?とおっしゃっています。
先生が教えるのは、もちろん普通の字も教えていますが、古代文字も教えているそうです。
自分の名前の漢字の成り立ちを一緒になって勉強する事で、漢字嫌いだった子供も
興味を持つと言います。
そんな古代文字が子供たちはお気に入り。先生はとにかく楽しんで子供たちに
字を書いて欲しいと思っています。
このお蔭で、学校でも丁寧に字を書くようになった、と言う親御さんの声も聞こえて
くるそうです。
字を好きになると 丁寧に書くようになる
先生はそんな事に気付かされたそうです。
オンエア曲
LUCY DOESN'T LOVE YOU / IVY
ラブレター/ THE BLUE HEARTS