お茶の魅力と効能!
コンビニエンスストアに行くと、様々な飲み物が店頭に並んでいます。
しかも、「お茶」と言われるものでも数種類(数十種類?)あって、それぞれに
特徴のある、美味しいものばかりです。
1日1回、必ずと言っていいほど口にするのが「お茶」ではないでしょうか?
お茶と一言で言っても、緑茶、紅茶、コーヒー、ウーロン茶・・・様々です。
そこで、今回はこの「お茶」特に、緑茶と紅茶について お勉強していきましょう!
今回のコンシェルジュは、紅茶サロンRosette(ロゼッタ)経営、紅茶コーディネーターの
北村小百合さんです!宜しくお願いします。
北村小百合さんは、紅茶コーディネーターまたは、緑茶インストラクターの
資格をお持ちです。
今村「紅茶コーディネーター、あまり聞かないお仕事です。
北村さんと紅茶との出会いは(紅茶に興味をもったのは)何だったのですか?」
北村さん「私は、数年前、変形性股関節症という病気の為、
4か月間の闘病生活を経験しました。 入院期間が長くなるにつれ、
暗くなりがちな同じ病気で闘病している皆さんに、 ある朝モーニングティを
入れて差し上げました。日頃から大好きだった紅茶を毎朝皆さんでいただく・・・。
おいしい!、いい香り!、ホッする、元気がでた!その言葉に私こそが
元気を与えられ 毎日の活力となりました。 それから毎朝退院の日まで
紅茶を入れることが私の日課となったのです。 1杯の紅茶からとてつもない
パワーを与えることができるという経験から、もっと奥深く紅茶のことを
知りたくなりました。それが私の紅茶教室に通い始めたきっかけです。」
今村「ご自身の病気がキッカケで紅茶に興味を持たれたのですね。
で、一言でお茶、と言います。緑茶、紅茶、ウーロン茶、実はもともとは、同じ木、
(葉っぱ)だというのは本当ですか?」
北村さん「そうなんです。もともとは、同じ茶の木なんです。ただ、
製法がちがうだけなんです。
木の種類も違ったりはするんですが、もともとは、同じお茶の木です。」
製法について
この製法で、緑茶、紅茶、ウーロン茶に分かれるそうです。
北村さん「茶摘をした後の葉っぱは、発酵がすぐに始まるんですが
生葉を蒸気で蒸して、酸化を止めたものが(不発酵茶といいますが)これが緑茶。
途中まで発酵させた半発酵茶をウーロン茶。完全発酵茶が紅茶となります。」
今村「だけど、国問わず、全国どこでも作ろうと思えば
作れるわけですよね?」
北村さん「作れます。」
今村「ただ、その土地によって、味が変わってきたり、製法で
味が変わってくると言う事ですか?」
北村さん「そうなんです。」
紅茶の種類について
今村「でも、紅茶には、ダージリンとかアッサムとか色々あるじゃ
ないですか?それはどんな風に区別がついているんですか?」
北村さん「基本的に土地の名前なんです。で、世界には三大紅茶
というのがあって、インドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキームン、
これがまあ、代表的な紅茶になります。ほかには、ニルギリだったりアッサムだとか
キャンディーとか、ストレートティーではおおよそ、その産地が名称となっています。」
今村「じゃあ、それによって、味が変わってきたりするんですか?」
北村「だったり、入れ方も、ストレートが良かったり、ミルクを入れたり
それぞれなんですよね。で・・・・みなさんご存知のアールグレイ
あれを皆さん茶葉の種類と思われがちなんですけど、あれは実は
フレーバーティーの代表で、紅茶にベルガモットと言う
オレンジの柑橘系の香りを着香させたものなんですよ。」
今村「じゃあ、緑茶も、煎茶だったり色々あるってことですか?」
北村さん「そうです。それも栽培方法などで、いろんな種類の
お茶になるんですよね。」
お茶の効能について
今村「お茶って、やっぱり素晴らしい効能があるそうですよね!」
北村さん「ガン抑制作用と言って、ガンを
予防してくれるのではないかといわれています。お茶に含まれている
ポリフェノールとカテキンが、細胞のガン化を予防して、お茶に含まれるビタミンが
発がん性物質の作用を 抑制してくれる、と言われています。
あと、食中毒の予防。お茶に含まれるカテキン類が、食中毒の原因の40パーセントを
占めている腸炎ビブリオ菌とか、毒素型ブドウ球菌、コレラ菌までも殺菌する力が
ある、と言われています。」
今村「確かに、娘の小学校ではお茶をうがいに使っています。
ほかには、ありますか?女性に嬉しい効能、みたいなのは・・・?」
北村さん「お茶をまず、食前に飲む、というのがポイントになるんですが
そうすることで、空腹感をやわらげてくれますね?また、お茶に含まれているビタミンや
ミネラル類を補うことが出来ます。そして、腸の善導運動をさかんにしてくれるので、
便秘気味の方には 強い見方になります。」
今村「じゃあ、積極的に食事の前にお茶を飲むと、もしかしたら
自然にダイエットにも繋がっていくかもしれない?と、いうことなんですね。
いいことづくめですね!!」
北村さん「そうですね!あと、お茶のポリフェノールが、血糖値の
値を下げるという事が言われています。」
お茶の飲み方について
今村「積極的にお茶を取り入れればいいと言う事は
分かりましたが、じゃあ、ホットでもアイスでもどちらでもいいんでしょうか?」
北村さん「私は、ホットをオススメしています。
体を冷やすという事が一番よくないので、常温か温かい飲み物をオススメしています。
女性は特に 冷え性の方が多いので、基本的に飲み物は、常温、または
温かい飲み物が体の為にも、言いと思います。」
ペットボトルのお茶にも 栄養って入ってるの?
今村「今、お話しいただいて、お茶にはいろんな栄養素が
入っているとおっしゃっていましたが、ペットボトルのお茶にも入っているんですか?」
北村さん「量の差はあれ、お茶といわれるものには
基本的には入っています。」
今村「じゃあ、ちょっとお茶を入れるのはめんどくさい、と
思ったときなどは、ペットボトルのお茶でも積極的に獲ってもよさそうですよね。」
緑茶と紅茶の違い
北村さん「緑茶の場合は、酸化(発酵)を止めてますので、
ビタミンCが壊れずに入っています。紅茶と緑茶の大きな違いはそこです。
紅茶は、特して言うなら、フッ素が多く含まれているので、歯のエナメル質の
強化をしてくれて、虫歯を予防してくれる、と言われています。
また、緑茶と紅茶の違いとして、紅茶は、とても香りがいいですよね。
あの香りが、リラックス効果、ストレス解消にいいと、いわれてまして、
日本茶と違う趣です。ティセットもかわいいじゃないですか?
ただ、緑茶でビタミンと言いましたけど、紅茶で、レモンティを飲まれる方
いらっしゃるでしょ?紅茶にレモンを入れれば、ビタミンも取る事ができますよ。」
次回も北村小百合さんにお越しいただき、お茶の美味しい入れ方、などのお話しを
お伺いして行こうと思います。
コンシェルジュ北村小百合さんの「紅茶教室Rosette(ロゼッタ)」の情報は・・・
http://heartfull-rosette.com/index.html
オンエア曲
大きな河と 小さな恋 / amin
ロマンス / 原田知世