西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!11月29日金曜日 オンエア - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!11月29日金曜日 オンエア

               たのしい「福」の探し方
       今回は、まず、ゲストの方をご紹介します!この方!!
写真_1~1_640.jpgのサムネール画像
イラストレーターで、ふくもの隊の隊長であらせられます、上大岡トメさんです!
(ちなみに読み方は「かみおおおか」です。)
ん?聞いたことあるような・・・ないような・・・こんなイラストを描かれる方です!
すっきり_640.jpg
とか・・・きっぱり_640.jpg

               
                                  どっかで見たことある!と言う人もいるでしょう!今回は、そんな上大岡トメさんにご登場いただきました!!(2頭身キャラも書かれていて、どんな方かなぁぁぁと思ってましたが、
とてもチャーミングな方でした!)


そんな上大岡トメさんにこんな質問を・・・
今村「学校を卒業して、すぐにイラストレーターになったのですか?」
上大岡トメさん「いいえ。もともと私建築の勉強を大学でしていて
      建設会社に1回就職しているんです。」
今村「え?じゃあ、なんでイラストレーターになろうと思ったんですか?」
上大岡トメさん「もともと漫画家志望、それも少女マンガ。
      漫画が大好きで、漫画家になりたかったんですけど、いかんせん遊ぶのが好きで
      で、漫画を1本書くのって、スゴイ修行なんですよ!でも大学時代遊んでいたので
      結局本気ではなかった。でも絵を描く事が諦め切れなかったので、
      建設会社に入ってから、イラストだったらストーリーもないから、
      簡単なんじゃないかな?と言う大勘違いのもと、イラストの仕事を
      選びました。」
今村「イラストレーターってどんなお仕事なんですか?」
トメさん「白い空きまに 絵を描く。よく、雑誌などを見ていると、
      文章の間に絵が描いてあるでしょう?文章だけではイメージしにくいものを
      絵に描いたり、ポスターや広告のように、視覚的なもので印象を与えていく、
      と言う。だから、必ず こうしてほしい! と言う方がいて、こうして欲しいという
      夢を叶えるのが、イラストレーターです。」
 
イラストレーターといいながらも、上大岡トメさんは、実に多くの本を出版されています。
自己啓発本だったり、犬の本だったり・・・ジャンルは多岐に渡ります。

トメさん「ジャンルはバラバラなんだけど、一つの共通点があります。
      それは 日常。いろんなジャンルを日常に落としているんです。
      例えば、脳の話にしても、難しい話じゃないですか?それをどう日常に
      活かしていけるのか?と言うのを探して イラストを描いています。」
今村「では、イラストが先で、その後に文章を書き始めたんですか?」
「はい。」
今村「文章と言うのは、すぐに書けるようになるものですか?」
トメさん「これも練習だと思うんですよ。書く回数だと思うんです。
      ある程度の慣れが必要だと思います。」

なるほど・・・難しいテーマを いかに分かりやすく、生活の中に取り込む・・・
難しい事を、いかに分かりやすく、優しく伝えていくのか?・・・トメさんは、ご自身を
 
イタコイラストレーターと例えています!!

素晴らしい!!

そんなトメさんは「ふくもの隊」の隊長という肩書きも持っています。
「ふくもの隊」って・・・なんですか?

トメさん「2005年に"ふくもの"と言う本を出したんですけど、この
      本を出すきっかけが、日本に昔から伝わる縁起のいいものを集めて、                 例えば、だるまとか招き猫とかお福さんとか・・・そういったものを集めて、
      由緒をもう一回調べてみよう、と言う、編集やデザイナーのグループが
      できて、それがきっかけだったんです。すると・・・意外と、招き猫の
      発祥とか知らないんですよ・・・」

           
招き猫の発祥・・・招き猫の伝説は日本各地にありますが、東京・世田谷区の
豪徳寺の場合は遡ること江戸時代。第二代 彦根藩主・井伊直孝が突然の雨にあい
木の下で雨宿りをしていると、その側にあった寺の飼い猫が手招きするような
しぐさを見せたといいます。不思議に思った直孝が猫に近づいたその直後、
雨宿りをしていた木に雷が落ちたのです。猫に命を救われたと井伊家は寺に寄進。
この寺こそが今の豪徳寺で、伝説の猫をかたどった「招福猫児(まねぎねこ)」が
招き猫の発祥とされているのです。

トメさん「いろいろ調べると沢山出てくるんです。で、その後に
      旅をしたくない?となり、まず島に行きだしたのです。島は福な場所なんですよ。
      で、その後に、副隊長が今、神社仏閣ブームらしいですよ、神社に行きませんか?
      と言われ、最初に伊勢神宮に行ってから、あまりの素晴らしさに感動してしまい、
      ハマってしまったのです。その時はお寺と神社の違いも分からないほど、
      何も知らなかったけれど・・・」
今村「え?神社とお寺の違いがわかりません!」
トメさん「ざっくり分けると、お墓があるのがお寺、鳥居があるのが
      神社です。ただ、最近は、神仏集合といって、お寺なのに鳥居があったりしますが」
今村「初詣とか、私は神社に行っていたような気がしますが・・・
      どこに行くとか 決まってるんですか?」
トメさん「私も無意識にお寺に行ってました。日本人というのは、
      神社も仏教も、上手い具合に取り入れている ゆるい感じがいいのでは
      ないのでしょうか?排他的になるわけでもなく・・・」

そんな上大岡トメさんは、神社好きが講じて「神社さんぽ」なる本を出版されています。
神社さんぽ1_640.jpg神社散歩2_640.jpg

神様の伝説はもちろん、その神社は何が祭られているのか?
さらには、その神社の周りの美味しいお店なども
紹介している「神話の漫画本」
「旅本」なんです!

その上大岡トメさんに「神社の魅力」を
お伺いしました。
特に、今年60年で遷宮があった「伊勢神宮」のお話です。
                     伊勢神宮
トメさん「内宮と外宮があって、森が深いんですよね。鳥居があって
      その向こうが暗闇でうっそうとしていて、でもそれが嫌な感じじゃなくって、
      で、鳥居をくぐったら、清らか、空気感が変わり、呼吸が楽になったんです。
      (ちなみにトメさんはパワースポットなどいったりしないし、特別な能力が
      あると言うわけでもないそうです)

      私はもともと建築出身なので、神社建築のなかで、伊勢神宮は他の
      神社とはまったく違う、お社なんです。それも度肝を抜かれてしまい、
      一発でやられてしまいました。」

             トメさんの伊勢神宮講座 
内宮と外宮があります。場所は全然違う場所にあるのですが、内宮は外宮よりも
さらに広い!というのは、山全体が神様。田んぼも持っているし、全部自給自足
なんです。神様は、毎日2回の御飯を食べるのですが、御饌(みけ)ともいわれますが
その御飯が、3膳!!高校球児並みの食欲、そして、鯛、あと季節の野菜、さらに
必ずと言っていいほど「お酒」があるんです。さらに伊勢神宮の神嘗祭には
あわびも出るそうです。
そもそも伊勢神宮の内宮には「天照大神」が祀られているのですが、
彼女が伊勢の地を選んだのは、あわびと伊勢えびがあったから、と言われています。

で、外宮と言われている場所は、天照大神の「食時係の神様」がいらっしゃるそうです。

お参りの仕方は、必ず外宮を廻ってから内宮です。
でも、実は伊勢神宮と言うのは125社の総称なんです。その一番大きいのが
外宮、内宮その下に別宮、そして摂社末社など、ぜんぶで125箇所あるんです。

また天照大神がなぜ、この地を選んだのか・・・など面白おかしくご紹介しているのが
「神社さんぽ2」!!
さらに、その周りの美味しいお店もご紹介されています。
トメさん曰く、浄化と再生(お参りをして、自分の要らないものを出して、
地元の美味しい食べ物をたらふく食べて再生する)・・・と言う
コンセプトがあるそうです。

次回も、面白い神社のお話、お伺いしましょう!

今回のオンエア曲
FREEDOM CRY / DEEP FOREST
ワダツミの木  / 元ちとせ

      


     

パーソナリティ


今村敦子

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