西日本シティ銀行 11月8日 オンエア分 - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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西日本シティ銀行 11月8日 オンエア分

    質問で人生が変る?自分らしく生きるとは
なんだか 大げさなテーマになってしまいましたが・・・
前回に引き続き6月に「なぜ ぼくは こんな生き方、働き方をしているのだろう?」と言う
本を出版された、魔法の質問主宰で、質問家のマツダミヒロさんにコンシェルジュに
お越しいただきました。
この本には・・・【生き方、働き方に迷った時、答えておきたい39の質問が
納められています。
今回は、具体的にその質問をいくつかあげながらお話を伺っていきます。

まず最初の質問・・・
   今までの経験から 学べる事は何ですか
今村「例えば転職をしたい、とか、
    今の仕事は自分に向いてないんじゃないかな?と言う人でも
    今までの経験から学べる事を探すという事ですか?」

マツダさん「そうですね。
    ヒントは過去にあると思うんですよね。例えば料理が
     出来なかった人が急に料理屋さんを始めると言っても、
     現実的に無理なわけで、今まで自分がしてきた経験や体験は、これからに
     生きるはず。なので、過去にあった、自分が好きだったこと、楽しかった事、
     辛くて克服してきた事、そういった中に、これからやるヒントが
     あると思います。」

今村「その過去は、子どもの頃でもいいのですか?」
マツダさん「いいと思います。」
今村「悩んでいた事や苦しかった事があるとしますよね。それは
     避けたほうがいいという事ですか?」
マツダさん「多分過去の悩みや、自分の中の課題は、
     克服したからこそ、今があると思うんです。という事は、その同じ悩みを
     誰かが持っていたときに、僕だったらこんな事で、乗り越えたんだよね!
     と言う経験者として語れます。なので、その方にとっては、すごく
     ありがたい存在になると思うんです。」
今村「なるほどぉ」


続いての質問
         世の中に どんな課題がありますか?

今村「これってどういうことなんでしょうか?」
マツダさん「僕が大学のときに学んだ事なんですけど、
      僕は大学でデザインを学んだんですが、僕はデザインと言うのは
      形作るものだと思ってたんです。ポスターを作る、
      映像を作る・・・など。でもそこで教えてもらったのは、デザインというのは
      課題解決なんだよという事です。
      人が困っていること、世の中で困っていることを解決することを
      デザインとよぶんだよね、と教わったことがあるんです。」

今村「じゃあそれを人の人生に置き換えてみると、例えば、自分が
      世の中で、どういう事が悩みになっているんだろう?と言う広い視野で
      見るという事ですか?」
マツダさん「そうです。で、世の中じゃなくてもいいですし、身の回りで
      自分の生活や、自分の身近な人たちが、どんな事で困っているんだろう?で
      それを解決する手段は、何があるんだろう?で、その中で、自分が出来ることを
      とりあえずやってみる。それが仕事になったりしていくと
      思います。」
今村「それは 周りにリサーチしていい、ってことですか?」
マツダさん「そうですね。それもいいかもしれません。」

今村「では、マツダさんは、どのように情報収集しているんですか?」
マツダさん「街をぶらぶら歩いて、色んなものを見たり聞いたりするのが
      多いかな?例えば、この間上海に行った時、地下鉄に張ってあるイベントの
      ポスターが、すべて終わっているものばかりなんです。」
今村「え?ほんとうですか?日本だったらクレームですよね!!
      あとじゃあ、普段の生活でも、無意識に頭の中が質問になっているんですか?」
マツダさん「質問だらけです。」
今村「へぇぇぇ、そう言うクセが、自分にもつくと いいですよね」


続いては
         ワクワクすることは 何ですか?

今村「これは仕事に活かす、趣味とは別な事ですか?」
マツダさん「これは、仕事、趣味関係なく、24時間やっても
      続けられそうな事はなんだろうね?ってことですよね。」
今村「今は24時間質問を考えていたい、って感じですか?」
マツダさん「質問を作る事自体が、僕の仕事ではなくって、
      質問を作る頃には、仕事が終わっています。ただ僕がワクワクするものは、
      何かを生み出す、作り出すというのがワクワクするので、その一つが
      質問だと思うんですよね。」
今村「無から有を生み出す。人が、質問をする事でやる気になって
      帰っていく、変って帰っていくのを見るのがすき、とおっしゃっていましたが、
      まさにそれ、なんですね!!」


オンラインとオフライン
オンラインとオフラインのバランスをとるためにどんな行動をしていますか?

今村「これはどういったことですか?」
マツダさん「僕が意識している事でもあるんですけど、例えば、
     ネットをするのが好きだと、それに集中して外に出なくなる。というパターンも
     ありますし、インターネットやパソコンが苦手だと、実際に人に会って
     対面で話すだけになってしまう。それだけをやっていると、本来届けられる人たちに
     自分の思いやサービスや商品が届けられない、というのがあるので、その2つを
     バランスよくやっていくと、自分の理想とする姿に近づくんじゃないかなと
     思って。ただ、ここで大切なのは、誰に何を伝えたいか
     仮に、自分が伝えたい人たちが、誰もインターネットをしていなかったら、
     ネットをやらなくっていい、と言う風になってきます。なので、誰に伝えたいかを
     明確にすれば、この質問はより生きてくると思います。」
    
           例えば、僕が伝えたいのが80代のおじいちゃん、おばあちゃんに
           伝えたいんだよね!と言ったときに、夜中に一生懸命フェイスブックを
           していても伝わらないですからね。


    与え続けたほうがいい・・・
今村「自分の技術など、独り占めしたい!と思いがちなんですけど
      そうなると逆効果になるって事ですよね?」
マツダさん「まず、友達がいなくなります。
      なので、自分が持ってるものとか、自分が体験した事を人に伝える、
      人にしてあげる、見返りを求めずが重要なんですが、
      ここでもポイントは・・・
                 無理せず

  例えば、全財産なげうって、ではなく、自分が出来る範囲の中でする、
  マツダさんの中ではおすそ分けの法則
  言っています。

マツダさん「僕山形に住んでるんですが、友達のさくらんぼ農家から
  さくらんぼを沢山おすそ分けしてもらうんです。すると、僕も食べきれないから、
  近所や友達にあげますよね。でも、その時って、別に見返りを求めてないですよね?
  でも、あげた友達が、実家が静岡でみかんが沢山送られてきて、そのみかんを
  持ってきてくれるんですよ。そういう経験ってあると思うんです。
  これがさくらんぼと林檎だけじゃなくて、自分の技術とかをおすそ分けする事で
  いい循環が生まれるのではないか?と思うんですよね。」

今回お伺いした事以外にも、「なぜ ぼくは こんな生き方、働き方をしているのだろう?」には
【生き方、働き方に迷った時、答えておきたい39の質問】が納められています。

是非皆さん、読んでいただければと思います。

最後に、マツダさんの【夢】をお伺いしました。

質問という言葉を世界共通の言葉にしたいです。
「質問」って、疑問の事を言うんですよ。わたし、分からないから教えて!というのが
質問、要はQUESTION!です。でも、僕らが使っている質問は、相手のためになる
問いかけ、なんです。その英語表記がなくって、改善とかもったいないとか、と同じように
質問がいろんな国で使われたらいいな、と思いますね。

そして・・・今、マツダさんが問いかけている質問は?
    今、最も本音で伝えたい事はなんだろう?

最近思うんですけど、人の顔色を伺って、人を傷つけるかもしれないという理由で、
自分が言いたい事を我慢する事があると思うんです。家族に対して、仕事場で、
友人関係で・・・。でも、本当により良い関係を築く為には、自分が本当に思っている事を
伝えたほうがいいんじゃないかと、後悔しない生き方をするためにも、
ただ伝えたい事というよりも、本当に伝えたい事は何なんだろうな?と言う事で
考えてみました・・・


皆さんも、本当に伝えたい人に
 本当に伝えたい事   伝えていますか?

マツダミヒロさんの本、マツダミヒロさんについては・・・
http://mahoq.jp/

オンエア曲
I DO/リサ・ローブ
西新宿の親父の歌 / 長渕剛

パーソナリティ


今村敦子

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