好きなことをして 生きていくには?
秋の夜長、もの思いにふける事も なんとなく多いような気がします。
そんな時、ふと・・・今の自分の生き方や、仕事に対して、こんな疑問を持った事は
ありませんか・・・?
今、やっている仕事は、本当に自分の好きな仕事なんだろうか?
なんで僕は、こんな生き方しているのだろうか?
好きなことをして生きていく=自分勝手に生きると言う
意味では 決してありません。
好きなことって?好きなことを仕事にして 生きていくって・・・・そんな疑問を
今日は、この方にコンシェルジュにお越しいただき、お話を伺っていきます。
今日のコンシェルジュは「魔法の質問主宰」質問家のマツダミヒロさんです。
ところで、皆さんも思うでしょう?質問家って???
マツダさん「質問家とは、質問しか出来ない人です。」
えーーー!そ、そうなんですか・・・?
具体的には どんな仕事なんですか?
マツダさん「具体的に言うと 質問をするとお金がもらえてしまう。
例えば、企業の経営者の方に質問しにいきます。そうすると、その
経営者の方は、考え方が変って、行動が変って、そうすると 売り上げが
上がる!そのお手伝いをするわけです。」
今村「答えを出してあげるのではなくて、マツダさんが
経営者の方に質問を投げかける・・・・と言う事なんですか?」
マツダさん「そうなんです。しかも経営者だけでなく、子供たちに
質問しに行くということも行っていて、子供たちに質問しに行くと
その質問に答えた子供たちは、目の輝きが変ったり、将来
やりたい事が 見つかったり、あとは 自ら行動し始めるように
なったりしました。(自ら宿題をし始めるとか、スポーツの練習を
し始める とか)そういうお手伝いをしています。」
今村「やりなさい!ではなく、質問のほうに変えほうがいいと
そういう事ですか?」
マツダさん「そう!やり始めるんですよ」
お子さんをお持ちの親御さんは、一刻も早く知りたい、そんな感じですよね?
質問家という職業をされて10年になると言う マツダミヒロさん。
今村さん「質問家をする前はどんなお仕事をしていたのですか?
そしてそのきっかけは・・・?」
マツダさん「もともとデザインの仕事をしていて、
例えばテレビコマーシャルを作るとか、ホームページを作るとか
そういう仕事をしていたんです。でも、今回のテーマでもあります
好きなことをして 生きていくには?その時やっていた仕事が、
果たして、自分のしたかった仕事なのか?と疑問を持ち始め
色んなものにチャレンジしたり、自分の好きなものって何だろうな?と
考えた時に・・・人のやる気が出る瞬間を見るのが
スゴイおもしろいなと思って、それで、そういった瞬間を
見ることが出来る仕事って何かなって、探したんですよね。
それで、今の 質問をする仕事のベースにある、カウンセリングとか
コーチングとか、コミュニケーションを使う仕事に出会いその中でも、
やっぱり 質問が面白いなと思って、今に至ります。」
今村「じゃあ、コーチングやカウンセリングの中に、
質問をすると言う技術があって、それからオリジナルで磨いていった
と言う事ですか?」
マツダさん「そうです!」
今村「じゃあ何で質問がいいなと?」
マツダさん「僕が出た大学が 芸術系の大学で、僕はそこの
一期生だったんですね。で、大学を出たら、自分でデザイン事務所を
立ち上げて仕事をしていたんですけども、後輩達が相談によく来ていたんです。
で、その時に僕はアドバイスをするのが あまり好きではないので、
へぇそーなんだと話を聞いたり、それって本当にやりたい事なの?
と質問したり。すると、その後輩達は、スゴイやる気を出して
帰っていくわけです。それがとても面白くて、だから
質問に答えていくと、人って変るんだなというのが一つと、
今度は逆の立場で、自分が何かに迷っている時に先輩から
質問されたりして答えていくと、自分自身の中で明らかに変化が起きる
それでやっぱり 質問って面白いな、と思って、じゃあもっと
質問の事を研究してみよう、極めてみようと 思って、
1日1個質問を作って、メルマガやブログで配信をする、と言うのを10年前に
魔法の質問と言う名前で始めたのが きっかけです!」
「魔法の質問」今や、2万人が登録しているそうです!!
今村「10年間毎日質問を生み出さなければいけない。
どうやって生み出せるんですか?」
マツダさん「その日1日を振り返って、自分へのメッセージは
何かな?とか今日は何を感じたかな?何を学んだかな?自分への戒めは
何があるかな?と振り返ると、こんな事があったな、こんな気持ちになったな、
と言う文章、10行くらい書くんですね?で、それを見て、1つの質問に集約して、
1個出来上がる・・・」
なるほど、日記の中から見つけていく・・・そんな感じなんですかね???
マツダさん「出来事の日記ではなく、感じ方の日記なのかも
しれません。それは、嬉しかった事、哀しかった事 何でもいいと思います。」
今村さんは、最近ブログの更新が止まっていて、更新しないと
フォロワーが減ってしまうという事をとても心配していて、この方法を
ブログの更新代わりに 載せていこうと思ったのですが・・・
マツダさん「僕がなぜ 質問をしているかっていうと・・・
自分のためなんですね!
自分が忘れたくない事を書いて自分へ質問を配信しているんです。
それをたまたま2万人の方が見ている・・・だから
自分への質問を日々蓄積するようにしています。
じゃあ、自分への質問が出来上がったら、その日のうちに
答えたほうがよいのでしょうか?
マツダさん「そうです。でもその答えはメルマガには
書いていませんよ!」
では、質問する、それに答える、と言う事は、私達にどのような良さがあるのでしょうか?
マツダさん「質問のいいところは無意識を意識化する
作業なんです。何となく、こうしたらいいな、と皆さん思われていると
思うんですが、それは無意識なので、行動に落ちにくいんです。でも質問されると
それが より意識化されるので、より行動に落としこみやすい。
例えば、いい事をしたほうがいいな、と人は何となくは思っていると思うんです。
でも 改めて、今日寝る前までに どんないいことをやってみたい?って
質問されると考えちゃいますよね!!」
確かに!!無意識を意識化すると行動が変わると、日々の生き方が変るので、
周りもどんどんと 変って来るのでは?と思います。
マツダミヒロさんは、具体的に考えるきっかけを私達に出してくれているんです。
10年前から「質問家」として活躍されている 今回のコンシェルジュ
「マツダミヒロ」さんですが、ご自身が 変った ことは?
マツダさん「全て変りましたね!
考え方、人への声のかけ方、気持ちのあり方、大きく言えば生き方も」
今村「じゃあ、デザイン会社をやっていたマツダさんとは
別人ですか?」
マツダさん「はい、全くの別人です!」
では、私達が「今すぐにでも」できる事ってなんですか?
マツダさん「まず多くの人が、どのようにすれば質問力が
身につきますか?と相談があるのですが、まずは、
質問に答えられるようになる!が一番なんです。
というのも、質問されて答えるときに自分との対話が
行われるんですが、質問をすればするほど会話力が高まるんです。
それができると、相手にも質問が出来るようになります。でも、無意識で
過ごしていることが多いから、なかなか自分との対話って生まれにくいんです。
だからこそ、あえて質問に答えてみる、という事をやることでより質問力が
磨かれていくのでまず
あえて質問に答えてみる
一日1回、それをやってみる。そのために僕が1日1個質問を配信しているんです。」
なるほど、質問に答える力を身につければ、質問力が上がるんだ!!
マツダミヒロさんは、全国でセミナーも開かれていますが、
どういった悩みを聞くことが多いんですか?
マツダさん「子育てをテーマにした方も多く、なかなか子供が
言う事を聞いてくれない、勉強してくれない、勉強させるには
どうしたらいいんだろうか?と言う悩みが多いですね」
今村「では、そんな悩みを持った方のために、
どうしたらいいですか?」
マツダさん「そうですね・・・
どんなお母さんから言われると 勉強したくなりますか?
マツダさんの魔法の質問です。
色々ありますよね!あまりガミガミ言わない、優しくて、明るくて、そっとしておいて
くれるお母さん・・・すると、マツダさんの次の質問が・・・
そんなお母さんになるために まず何が出来ますか?
どうですか?答えられますか?じゃあ、実際に「そんなお母さん」になるために
実行してみましょう!!
今村さん「あと 私の周りでは
やりたい事が 見つからないです」
マツダさん「いろいろ質問はあると思いますが・・・
何でも叶うとしたら 何を行いたいですか?を
沢山答えてもらいたいんですが、100個ぐらい。20個か30個は簡単に
書けます。書いていくと、より自分の中にあるものを引き出すタイミングが
やってくるのですが、そこを超える事がすごく重要で、超えるには、自分が今
中に持ってるものを 吐き出すことがスゴイ重要なので、書いてみるのが
一番です。で、次にする事は、
その中で、もっとも実現したいものは何でしょうか?
100個書いたうちの1個だけ丸をつけます。そして・・・
どのようにすれば そこに近づけるかな?
これに答えられるようになると、漠然としたものがより明確になっていきます。」
今村「今週のテーマ好きなことをして 生きていくと
言うところで行くと好きなことだけではだめだ、バランスがある。という事が
最新の本「なぜ僕は こんな行き方、働き方をしてるのだろう?」に書かれていましたが、
3つのバランスが大切なんですよね?」
マツダさん「好き、得意、お金になる(求められていること)この
3つが重なる部分を掘り下げていくと、自分のやりたい事が見つかります」
そう!「好き」だけでは疲れてしまいます。
「得意」だけではリピーターがいなくなります
クオリティーが低い、趣味で終わるならいいけど・・・
そして「お金にならない」それは、もはや仕事ではない
この3つの何か一つが欠けていてもダメなんだそうです。
そんな事がタップリ書かれている、マツダミヒロさんの最新刊
なぜ僕は こんな行き方、働き方をしてるのだろう?
生き方、働き方に迷った時 答えておきたい39の質問が納められています。
是非ご一読を!!次回もマツダミヒロさんをコンシェルジュにお迎えします!
今週のオンエア曲
ANSWER / サラ・マクラクラン
もうひとつの土曜日/浜田省吾