子育てから学ぶ 日々の小さな発見
今日のお客さんは、シンガーソングライターの橋本昌彦さんです。
熊本県生まれの橋本さんは、シンガーソングライターとして活躍していましたが、
ご自身のお子さんが生まれて、人生観が変り、2010年から、音楽を通して
子育て支援の道へ進みました。
今回、初の詩画集「おたんじょう、おめでとう」を出版。出産を通して感じた事を
赤ちゃんの目線から書かれたとても感動する1冊です。今回、そして、来週とその中から
ご自身の詩を朗読して頂きました。
橋本さんは、幼稚園や公民館、小学校や中学校で、親と子の愛を育む音楽活動を
続け、その活動が「涙が溢れる」と話題を呼んで、NHKの「あさイチ」に
特集されました。また、活動を通して「多くの親子に感動と勇気を与えた」事が
評価されて、公益財団法人「日本ユースリーダー協会」より、「ユースワーカー支援者賞」を
受賞しました。
橋本さんの楽曲「ぬくもりのきおく」は、厚生労働省社会保障審議会推薦
「児童福祉文化財」に認定されました。
やはり、自身の活動を変えたきっかけは「子供の誕生」だったそうです。
橋本さんは、子供の出産には、お父さんも是非立ち会うべきだ!とおっしゃいます。
命の誕生の瞬間は、やはり凄い。母親が命を削り、そして、赤ちゃんも、命がけで
外に出てくる・・・そのシーンがとても凄いことだと橋本さんはおっしゃっています。
そして、橋本さんのお子さんが生まれ、タオルに包まれた子供を抱いた時、
赤ちゃんが「パパ」と言ったそうです。(VTRにもちゃんと残っているそうです)
そのすごさにまた感動し、子育てに関する活動にシフトチェンジしたそうです。
橋本さんの歌を聞いた親御さんからは、普段は怒ってばかりだけど、優しくしなきゃ
いけませんね。何か大事な事を思い出しました、と言った感想が寄せられるそうです。
また、妊娠中のお母さんからは、子供がお腹の中にいるこの時間が、どれほど
大切なのかを 感じました。という感想も頂いたそうです。
橋本さんは、世に言う「育メン」で「イケメン」です。
幼稚園の送り迎えや、幼稚園から帰ってきたら子供と一緒にいる時間を
大切にしているそうです。子供から、かつて自分も子どもの頃に感じていた
大切な事を 思い出させてもらうからだそうです。
今回朗読していただいた詩は、橋本さんの詩画集「おたんじょう おめでとう」から
「おたんじょうび」と言う詩でした。
中央法規出版から1,470円で発売中です。
美しい絵は葉祥明さんによるもの。
熊本市生まれの絵本作家、画家、詩人で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を
受賞。2002年に阿蘇に「葉祥明阿蘇高原絵本美術館」を開館。
6月8日「葉祥明阿蘇高原絵本美術館」で、「おたんじょう、おめでとう」の
出版記念トーク&コンサートが開催されます。
詳しくは⇒http://masahikohashimoto.com/
今週のオンエア曲
橋本昌彦 / ぬくもりのきおく
SIXPENCE NON THE RICHER / KISS ME