西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!3月8日オンエア分 - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ!3月8日オンエア分

    今週のテーマ「出来る人になる!速読を学ぼう!」
速読・・・文字通り、速く読む。本が速く読めていいなぁ。なんて思ったこと、
1度はあるでしょ?短い時間で、本を読んで、なおかつちゃんと覚えている・・・
そんな「便利」だと感じている速読ですが、一体速読って 何でしょう?
今週はコンシェルジュに、速読コンサルタントの呉真由美さんをお迎えして
速読について、いろいろとお話をお伺いしました。

呉真由美さんは、今でこそ速読コンサルタントとして活躍されていますが、
一度挑戦して、失敗しているそうです。本が好きで、本が速く読めればいいな、
と思って、速読をしようと思ったそうです。しかし・・・失敗してしまうんです。
速読は、特殊な能力で、出来る人と出来ない人がいる!と思っていたからだそうです。

私も出来る人かどうか、確認のためにも挑戦したそうです。しかし、出来なかった・・・
しかしながら、本が大好きだったので、挑戦はしてみたいと思っていたところ、
速読の先生に出会い、先生から「速読は誰でも出来る」と聴いて、
さらにやろうと思ったそうです。
そして、現在は、皆さんが本を読む時のお手伝いが出来れば、と言う感じで、
現在の仕事に就かれたそうです。

呉さんは、速読の訓練(速く読む訓練)をしていないのに、速くなってしまったそうです。
これは、自分の脳みそが速く処理できる能力を持ったからと気付いたそうです。

だから、速読とは、速く読む練習をするのではなく、脳のパフォーマンスを上げることが
重要になってくるそうです。

呉さんは、200ページくらいの本なら10分で読めるそうです。
速い!!ただし、理解する内容は、人それぞれなので、長く読んでいた頃と同じくらいの
理解力です。要は、変らないって事ですよね。

速読の練習の一つとして、本を理解しようがしまいが 一気に本を見る。読むのではなく
見る・・・情報を頭の中にドンドン入れる事だそうです。ただ読むだけ・・・
速く流していく感じ・・・その後、普通に読むと 今までよりも速く読めるようになっている。
速く読む・・・これは間違いです。情報の処理能力の問題なので、情報処理能力が
速い人は、速読ができるそうです。
出来ない・・・自分の気持ちが ブレーキをかけているそうです。

人と比べて速いと見られた、でも自分は普通、もしくは、今の自分が、1時間ほど練習して
普通に読んだのに速くなってた・・・これが速読です。

練習をするのではなく、準備運動をしっかりする!事が大切です。
なので、先ほどの情報を頭の中にドンドン入れる事だそうです。ただ見るだけ・・・
速く流していく感じ・・・
その後、普通に読むと 今までよりも速く読めるようになっている。

これが準備運動です。

無理に速く読もうとする・・・これは無理です。脳の準備運動をしてあげて、いつもどおり
本を読む、これが速読です。
ちょっとずつ「準備運動」をしてあげるのが、脳のパフォーマンスを上げることに必要で、
それが習慣化されれば、普通になって 速く読めるようになっている・・・
と言うメカニズムだそうです。


呉真由美さん
1972年生まれ。兵庫県出身。
脳開コンサルタント協会 会長。
現在、速読インストラクターとして全国で速読講習やセミナーを行ない、
本が速く読めるということが最終形ではなく、
速読によって高められた「脳力」でいろいろな事にチャレンジすれば、
より多くの成果を得られるということを多くの方たちに伝えています。
『時速150キロのボールをバッテングセンターで打つ速読の先生』としても有名。


今週のオンエア曲
ミセス・ロビンソン / サイモン&ガーファンクル
フレンズ・オア・ラバーズ / サイズ


パーソナリティ


今村敦子

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