2013年2月22日金曜日 西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ - 教えて!コンシェルジュ! | FM FUKUOKA
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2013年2月22日金曜日 西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ

子育て中のお母さん!今週は、そんなお母さんたちに送る
「育脳」のススメをお送りしました。育脳・・・聞きなじみのない言葉ですよね?
子育てと脳には、とても深い関わりがあったのです。
そこで今週は、育脳を皆さんと一緒に学んで、子育ての参考にして頂ければ,
と思います。今週の西日本シティ銀行教えてコンシェルジュ、テーマはこちら!!
      親子で活かそう 育脳を学ぶ
今週のコンシェルジュは、九州でただお一人、育脳インストラクターの財前佳織さんです
財前_450.jpg
ボランティアで育脳を世に広めるため、数多くの「育児中」のお母さんと一緒に語らっている財前さん。育脳にであったのは、自身の子育てが上手くいっていなかったから。でも育脳に出会い、その悩みも解決したそうです。

そもそも育脳とはなんなのでしょう?育脳を語る上で欠かせない人物がいます。
脳外科医(医学博士)の林成之先生です。林先生は、11万人の命を救ったといわれ、
その一人に、あの、サッカー日本代表元監督(ご病気で
途中で交代を余儀なくされた)イビチャ・オシムさんの治療にあたり、
見事復活させた先生です。その時の治療法「脳低温治療法」の開発で世界的に
有名です。長年の医療経験を通して、脳の仕組みを解明し、社会生活に
活かす「脳機能性開発」を指導していらっしゃいます。また、「勝負脳」を提唱。
北島康介さんはじめ、多くのメダリストがこの「勝負脳」を学び、高いパフォーマンスで
良い成績を収めています。
現在は、脳機能性開発を 親子の生活習慣として育む「林育脳メソッド」の普及に
取り組んでおられます。

子どもの明るい未来のために、脳のしっかりとした仕組みを、親である大人たちが
学んでいこう、と言うのが「育脳」なんです。

脳を育てる・・・育脳はまさに、脳を育てていくと言う事です。

人間は、勉強できる人は、運動も出来るし、逆に、運動が出来る人は
勉強も出来る!というのが、脳の仕組みらしいです。
育脳は、脳トレをする事ではないみたいです。脳トレは理解したり
判断したりする部分には効果がありますが、しかし・・・
脳は「思考力」を使わなければ、本当の頭の良さにはならない!と言うのが育脳です。

育脳は子どもの為のメソッドです。
では、良く聞く早期教育とかいわれていて、とても小さな頃から色々学ばせる・・・
と言う事もいわれていますが、林先生的には・・・
4歳からまず「しつけ」です。
4歳までは、脳がまだ未熟なので、自由に(命に関わりそうな危険な事以外)冒険を
させていいそうです。
人間の本能は、育脳では「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という3つに
分けられます。育脳ではこの3つの本能のスイッチをオンにしてあげるのが4歳まで。
知りたいから何かを口に入れたり、いろいろ破いたり・・・その知りたい本能の
現れなんだ!と気付いてあげて、失敗はいいんだよ!!と褒めてあげる時期が
必要なんです。
子どものチャレンジ精神を伸ばしてあげる事が大事なんですね!

では、小さな頃から「塾」などに入れるのは無駄なのか?と思いがちですが、それは
違います。子どもは知りたい本能があるので、学びたい!と言う意欲は強いのです。
なので、塾に入れる事はいい事ですが、ただ1つ気を付けなくてはいけないのは
「隣の子どもと比べて、お尻を叩くこと」がNGだそうです。人の子どもに惑わされず
自分の子どもの成長をしっかりと見届ける事が必要です。

そして7歳・・・7歳で、大人の脳と同じくらいの成熟度になっているそうです。
育脳は4歳から7歳までがポイント。すぐに効果は現れません、しばらく経った後に
現れます。だから・・・焦りは禁物です。そして育脳に早い遅いもありません。

気付いたときに出来る、簡単なメソッドです。

では、人の3つの本能「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」のスイッチを入れる
方法とは・・・?特別な事はなにもありません。
例えば、お母さんの明るい笑顔を見せる・・・この笑顔が、子どもにとって一番の
安心感を与えるそうです。【母親の】です。これが「生きたい」という本能に
スイッチを入れてくれるそうです。お母さんが笑顔なら、子どもも笑顔です。
そして、子どもに対して「あなたの笑顔が世界一だよ!大好きだよ!」と
声を掛けてあげて下さい。

知りたい本能にスイッチを入れる方法は、興味を持ったことを
応援してあげてください。
例えば、車の名前を沢山言える!とか、アンパンマンのキャラクターを
全部言える事を それは意味がない!他の事を覚えさせよう!とするのではなく、
応援してあげることが大切です。

また、読み聞かせもいいそうです。これは「仲間になりたい本能」にスイッチを
入れるそうです。絵本を読んでもらうときは、親と子の2人だけの空間なので、
「仲間になりたい本能」にスイッチを入れるそうなんです。

こんなお話を聞くチャンスも!
林先生が福岡にいらして、育脳のお話しをしていただけるそうですよ!

詳しくはこちら!!→http://www.accher.net/ikunou.html

「育脳」で検索すると「育脳メソッド」とトップに出てくるのでそこをクリック!
または「育脳ブログ」で・・・。

来週も・・・この育脳についてお話をお伺いしていきます。


今週のオンエア曲
ハレルヤ / レナード・コーエン
友達の誌 / 中村中

パーソナリティ


今村敦子

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