すっかり秋・・・と言うか、もう秋を通り過ぎて、冬!みたいになっていますが・・・
秋といえば・・・食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・など色々言われますが、
今週は、芸術にスポットをあてていこうと思います。
芸術って言うと、なんだか堅苦しく聴こえたりもしますが、福岡は、芸術に触れる事の
出来る施設が結構たくさんありますよね。
そんな中、10月26日金曜日から、福岡県立美術館では、「ベルサイユのばら」展が
スタートしました。ベルばらの愛称で親しまれ、漫画やアニメ、そして宝塚まで、
1回は目にした事があるのではないでしょうか?
普段美術館に行かない、といった方も、これをきっかけに、美術館に足を運ぶ事に
なるのかもしれませんよね・・・。
そこで、今週の「教えてコンシェルジュ」お題は・・・
芸術の秋に 触れてみよう!!
今週は、福岡市美術館の学芸課長 魚里洋一さんにご登場いただきました!!
学芸員って響き、なんか・・・博学で、世間の人が知らないような事まで知ってそうで、
なんだか・・・憧れちゃう響きですよね!!
学芸員って、資格をとっても、そう簡単になれるものでもないようなのです。
まず、そんなに採用試験がしょちゅう行われるわけではないので、かなりの倍率を
突破しないとなれないそうなんです。
魚里さんも、そんな倍率を勝ち取った一人。貴重な作品を、直接手にして間近に見る事が
できるのが、とても嬉しいそうです。
また、美術館で開催する「企画展」の企画を、1から立てて、作品を集めていく作業が
とても楽しいとおっしゃっていました。その企画にあわせた作品を求めて、
関係者や、時には作家さんご本人にお会いできることが、喜びだと言う事です。
さて・・・福岡県立美術館ですが・・・
福岡県立美術館は、福岡県のみならず九州の中核都市である福岡市の中心街、
天神の一角に位置し、須崎公園内の現在の地に昭和39(1964)年11月3日に
開館。福岡県文化会館を前身とし、全面改装を経て昭和60(1985)年11月3日に
福岡県立美術館として再スタート。
旧・文化会館時代には「ツタンカーメン展」や「ルノワール展」、
「中国秦・兵馬俑展」など大型展覧会や中央の団体展の会場になるとともに、
県民の作品発表の場としても活用されていました。
そんな中、現在、福岡県立美術館さんでは、
「児島善三郎と中村研一 福岡ライバル物語」が開催中です。(?11月25日まで)
http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/cont_j/topics/topics_det1_6.php?TOPICS_ID=317
どちらも「近代日本の洋画壇」を代表する画描きさんで、先輩後輩にあたるそうです。
児玉善三郎と中村研一 福岡ライバル物語 ちらしより。絵は児玉善三郎さん。
大胆な色使いが特徴です。
さらに・・・「40周年記念 ベルサイユのばら」展
http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/cont_j/topics/topics_det1_10.php?TOPICS_ID=316
ココで一つ。よくテレビなどで、美術館に行った人が、遠くに行ったり近くに寄ったり・・・
いろんな見方で絵を見るシーンがありますが、絵を見る見方は、皆さんそれぞれ
ご自由に・・・と言う事です。ただ、例えば、自分の部屋にお気に入りの絵を飾るとしたら
どんな絵がいいか?と言う見方でみると、またちょっと違う見方が出来て
楽しいのではないでしょうか・・・?
今日のオンエア曲
Mr.JONES / OUT OF MY HAIR
ひとつだけ / 矢野顕子