夏休みに入って1週間・・・宿題・・・まだやってないよね?終わってないよね?今週の
西日本シティ銀行教えてコンシェルジュ、先週に引き続き、こんなテーマでお送りしました。
テーマ「夏の自由研究」
今週もコンシェルジュに「日本気象協会」気象予報士の手嶋準一さんをお迎えして、
この夏オススメの自由研究について、お話をお伺いしました。
その前に・・・夏の天気、これは気をつけて!!
まず、出かける前に必ず天気予報は見て行きましょう!海や川などに遊びに行く場合、
親が空を見て、あそこに入道雲がある!雷がなるんじゃないか?と注意してあげてください。
例えば、雷が近づいてきた!簡単に見分ける方法は・・・ラジオを持っていく。
発達した入道雲が近づいてきたら、雷が発生します。そうするとラジオから、ザザッと
ノイズが入り始めます。空中で放電する雷の電気が、信号になって、ラジオの中に
ノイズとして現れるそうです。なので、ラジオにノイズが入り始めたら、
どこかで雷雲が現れてきたんだな・・・と思っていいそうです。だから、アウトドアには
「ラジオ」必ず持っていってください。![]()
写真で見るときれいですけど・・・要注意!
ラジオのノイズの後は、雷の稲妻が見えるようになります。さらには、ゴロゴロと言う
音も聞こえてきます。だんだん近づいてきている証拠です。イナズマが光って、
ゴロゴロと言う音まで10秒以内だったら、ほぼ自分の真上にいると思って間違いない
そうです。雷が出てきたら、どこに避難したらいいのでしょう?
まずは、水場から離れる。一番の理想は、車の中に逃げる・・・それが出来ない場合は、
出来るだけ体を低く出来る場所(岩場のくぼみなど・・・)
雨が降っているとどうしても「木の下」に隠れがち。でもそれは逆効果で、落ちる可能性が
高いです。(木下に避難して、命を落としたと言う例もあるそうですよ!)
とにかく、雷が落ちないようにする為には、とにかく低く低く・・・地面からの出っ張りに
なればなるほど、雷は落ちやすいのです。金属なども危ないと言いますが、
それよりも、高さが問題なんです。なので、出来るだけ低い姿勢で避難して下さい。
さて、それでは、手嶋さんのおすすめ自由研究!!
?古い地図を使って、福岡の今と昔を比べてみる・・・スゴイ発見がありますよ!
例えば「草ヶ江」・・・大濠公園と一緒に海でした。だから「江」がつく。
「箕島」・・・島だったから「島」がついている・・・など。
草香江について⇒http://www.ncbank.co.jp/chiiki_shakaikoken/furusato_rekishi/hakata/046/01.htmlなので、今、自分が住んでいる町の100年前はどういう姿だったんだろう・・・地図を
みると本当によく分かるそうですよ!!
昔の地図を取り寄せるには、国土地理院に請求すると、1枚500?600円で送られてきます。
その地図を見れば、どこがどう変わっているのか、一目瞭然!!
昔はどうだったのか?と言う会話が、おじいちゃんやおばあちゃんとできる!
デジカメで、変わった場所の写真を撮ってみる。「古地図をもとに 街を研究」
?ソーラークッキング!!読んで字の如く。太陽の光を集めて、料理をします。
こんなページもあります。
ソーラークッキング⇒http://www.kids.isas.jaxa.jp/ex/solar-cooking/index.html
ソーラークッカーという装置を作って、色々料理するみたいですが、ゆで卵からパンまで
焼けるそうです。気温を計って、何度になったらどんな料理が出来たかを
記録していく・・・とにかく自由研究は記録することが大事らしいです。
それは、成功したもの、失敗したものも記録します。
この記録する、特に失敗したときに記録するのが、将来的にも役立つことだといいます。
例えば、次どうしたら成功するかを考えるようになる、失敗から学ぶ事って、
沢山ありますよね。成功の記録より、失敗した記録のほうが大切なのだと
手嶋さんはおっしゃっています。一回で成功したら、心にも記憶にも残らない・・・
失敗すれば、考える、知恵を使う・・・と言うことです。
一言で自由研究と言っても、記録を録る大切さ、失敗を学ぶなど、様々な意味が
込められていると知りました!子供が出来たら、一緒に楽しい自由研究、
してみたいです!!
