梅雨が明ければ、いよいよ夏本番!!博多の夏を告げる風物詩「博多祗園山笠」も
まもなく本格的にスタートします!また、福岡は、食べ物も美味しいし、女性も綺麗だし
とにかく、一度でも住んだことがある方なら、また帰って来たい!とおもう土地です。
じゃあ、住んでいる我々は、博多のことをいったいどこまで知っているでしょうか?
今週のコンシェルジュは・・・博多といえばこの方、長谷川法世さんをお迎えして、
法世さんが幼少の頃の博多、そして博多の人柄などをうかがっていきながら、
博多の本当の魅力にちょっとでも迫れれば・・・と思っています。
今週の西日本シティ銀行 教えてコンシェルジュ、テーマは・・・
博多文化を 知ろう!
と題してお送りしてきました。
長谷川法世さん、「博多っ子純情」他で知られる漫画家。博多といえば法世さん、
といっても過言ではない!博多町家ふるさと館館長、博多町人文化連盟理事長、
博多町家ば残そう会会長などなど、地元博多を盛り上げようと尽力されています。
櫛田神社の近くに住んでいらっしゃったと言う法世さん。昔は、馬車や牛車が道を
通っていて、鬼ごっこ(博多では鬼ごうと言っていたそうです。)、石蹴り、また、
石垣のところ(石のところ)しか逃げられない「石鬼ごう」などをやっていたそうです。
櫛田神社は、当時の子供たちの遊び場だったようです。当時(終戦直後の)の博多は
戦地などから帰ってきた兵隊さんが、博多の知人を頼って次々に博多港から
入って来たため、1つの家に2世帯、3世帯が普通に住んでいたそうです。そのため、
子供の数も多く(地元以外の子もたくさんいた)遊ぶには困らなかったとか・・・
ただ、現在当時の同級生を集めて「同窓会」をしたくても、どこの子供かが
分からないので、ほとんど集まらないともおっしゃっていました。
また、昔の家屋について・・・
長屋だと思われた博多の家。写真などではどう見ても長屋に見えますが、屋根は
長屋と同じように、全ての家がつががっている屋根なのですが、中は、ちゃんと
分かれていて、どんな間口が狭い家でも、
一軒一軒、通り土間がちゃんとあって、独立家屋になっていたそうなんです。
(博多は長屋だった、と言う話は、本当ではなかった!!)
しかし、町人文化といわれる博多。お祭りのときに、この家(独立家屋になっていないと)
がないと、発言権が一切なかったそうです。町人文化では、この発言権を持つことが
重要だったので、いくら狭くても通り土間を作って、一軒家を持つことが大きな意味を
なしていました。
しかも博多の通り土間は、あまり高さもなかったそうです。土地が砂なので、高くしなくても
湿気が溜まらなかっただそうです。
また、博多の人の性格は・・・法世さんいわく「人見知りでざっくばらん」。
最初はとっつきにくいけど、一回飲めば、もう親友!!見たいな感じです。
だから、その人がいくら悪いことを他人から言われようが、自分は1回飲んでるから、
信用してしまったから、悪くはいえない・・・そんな感じらしいですよ!どうですか?
皆さんの周りは・・・?また良く、こんな事を言われるそうです。
「博多で営業成績ががっても、同じ方法は他では通用しない」
一回仲良くなれば、もうずーーーっと付き合いを続けてくれるここ博多。なので、
営業なので気に入られれば、ずっと付き合いを続けて貰える、そんな土地なのだそうです。
そういった人間関係を象徴するのが「博多祗園山笠」です。
博多祗園山笠とは・・・http://www.hakatayamakasa.com/history.php
山笠のコースなど・・・http://www.hakatayamakasa.com/course.php
いよいよ「博多祗園山笠」も本番を迎えます!
スケジュールはこちら→http://www.hakatayamakasa.com/schedule.php
是非ご自分のお気に入りスポットを見つけて、楽しんでください。!
来週も長谷川法世さんにご登場いただいて、博多の食文化などについてお話を
お伺いしていきます。
今週のオンエア曲
博多っ子純情 / チューリップ
Take It Easy / EAGLES