今週も人気講師に聞く 世界と日本の受験事情と題してお送りしました!
河合塾福岡校 世界史専任講師 青木裕司先生をコンシェルジュにお迎えしました。
河合塾の大人気講師青木先生の授業は、行列も出来るほどだったそう・・・
現在は、講師、執筆活動もされています。
今週は受験のテクニックなどをお伺いしました!
※受かる生徒は 沢山勉強する、まじめに勉強する!この当たり前のことが、
なかなか出来ない人が多いそうです。
※国公立を受ける場合は、だいたい1日平均5時間勉強する事が必要ですが、これは
あくまで「家庭での学習時間」です。
(河合塾で学習実態調査というものがあって、成績の上位者は、現役・浪人生ともに
同じくらいの時間勉強しているそうです。1月2月の学校の授業がない時期になると
1日10時間以上勉強しているそうです。)
結局沢山勉強した者の勝ち。少なく要領よく勉強したら受かった・・・は嘘だ!と
先生はおっしゃいます。
部活でも、練習したらしただけ強くなる!受験勉強「やればいい」と言うものだそうですよ!
スポーツの練習にあって、受験勉強にないものは「オーバーワーク」と「フライング」。
勉強やればやっただけいいし、早ければ早いほどいい!!です。
そして、先生が見た「落ちる生徒」の特徴として間違いないのは、人の話を聞かない生徒。
基本的にしっかり、きっちりしていなければ、ダメだそうです。
なおかつ、伝達事項すらも出来ない生徒は、授業を受けても理解できない。そうです。
また、成績上位者ほど 授業のスピードが速い!といい、良くない生徒ほど
授業のスピードが遅い!と言うそうです。なぜか?
成績の悪い生徒は、答えしか聞かないから。なぜそうなったのか?どうしてそうだったのか?
と言う話を聞かないからです。成績の良い生徒は、その答えがなぜそうなのか?と言う話を
ちゃんと聞いているから。
人の話を聞く・・・授業を聞く、答えがなぜそうなったのかを聞く・・・
また、予備校に関して言えば、授業に出てこない生徒は駄目。(学校の授業も同じ。)
なぜかと言うと、学校や予備校の先生は、生徒さんにない知識を持っている。
「試験に出る問題」を知っているし、逆に「試験に出ない問題」も知っているのです。
受験・試験のコツを知っているのです。
そして勉強する場所・・・これも重要です。
「どれだけ集中力を確保できるか」を基準に決める。特に緊張感を保てる場所を選ぶと
良いそうです。(人それぞれです。)
不安と緊張感こそ 集中力の母 なんです。
先生達は「不安でたまらないんです。」と言う生徒に向かって、不安に痺れながらやっていきなさいと言うそうですよ!(不安は緊張感を生む→緊張感は集中力を生む というメカニズム)
めったに生徒を褒めない先生が、頭いいねと褒めた生徒の話です。
(東大に見事合格されたそうです)ある時、先生の所にやってきて、先生の授業をテープにとって
いいですか?と言ってきたそうです。先生は、いいけど、3時間もある授業を、もう一度家で
聞きなおすのは、時間の無駄じゃないか?東大は科目がいっぱいあるから、時間がもったいない
と言ったそうです。すると、その生徒さんは「先生の授業は 緊張感があるので、先生の
授業をBGMにして、緊張感の中で勉強したい。」と答えたそうです。先生は驚いて思わず
褒めてしまったとか・・・
合格する生徒は、誰かが何かを言わなくても 放っておいても受かるんです、と先生は
おっしゃいます。
先生から・・・自宅で浪人しようか、予備校で浪人しようか迷っていたら、是非予備校に
来たほうがいい!
自分の勉強部屋で勉強するより、予備校で勉強した方が緊張感があるからです。
リラックスしながら勉強・・・なんて駄目。常に緊張感を持って勉強しなければ駄目だそうです。
だから授業を受けるときも、先生から近い席に座りなさいというそうです。
受験勉強の1年も人生の1年、無駄になる事はない!先生の最後の言葉でした!
その他にも受験のテクニックの話を聞ける機会があります!
3月24日 土曜日 青木先生の講演会があります。
河合塾 福岡校 お昼13時から14時30分まで。
問い合わせ)フリーダイヤル 0120190581
までお問い合わせください。
今週のオンエア曲
ぼくの好きな先生 / RC SUCCESSION
シェイプ・オブ・マイ・ハート / STING