今週の教えてコンシェルジュは先週に引き続き、このテーマで
お送りしました!
テーマ「福岡ロケの映画を楽しむ」
数々の映画の中でも、ここ福岡が舞台になった作品、また、実は、この
シーンは、福岡で撮影されていた!といった知られざるロケ地など、今週は
さらに詳しくお聞きして行きました。
今週のコンシェルジュも、福岡市市民局文化・スポーツ部文化振興課の
田畑安夫さんです。(福岡フィルムコミッション)
最近の映画で、福岡ロケ(福岡を舞台にした映画)で印象深いのは、
なんと言っても、妻夫木聡さん、深津絵理さん主演の「悪人」。
原作から、具体的に福岡・佐賀・長崎が出て来て、とても身近に感じていましたが、
それが映画化になると聞いて、間違いなく福岡でロケがあるな!と
今村さんは感じていたそうなんですが・・・
実際、どのような場所が使われたのか?
・渡辺通り(車で通るシーン)
・けやき通り
・東公園
・大名の「ソルファミリア・カフェ」。
大名のこのカフェは、映画公開後、お客さんが実際足をはこんでいるそうです。
また、逆に、実は映画の中の設定は福岡ではないけど、撮影は福岡だった、
と言うものはありますか?
・風が強く吹いている?箱根駅伝に挑む若者の映画。?
箱根駅伝と言えば、東京の読売新聞本社前をスタート、ゴール!!
しかしながら、あのあたりは、普段j交通量がい多いため、映画の
撮影どころではなかったそうです。そこで見つけたのは・・・?
福岡市役所前!!ここから映画の中の箱根駅伝がスタートした
そうです。
他にも、地下鉄!!
デスノート(赤坂駅が品川公園駅に変わっていた)
また、当時日本のドラマに出演していたチェ・ジウが福岡に来て、
地下鉄に乗るシーンがありましたが、東京の地下鉄のふりをして、
福岡の地下鉄だったそうです!(記憶が定かならばロンドと言うドラマだったと
思います。)
また恐怖映画の「輪廻(優香さん出演)」などでも・・・。
九州大学の古い建物も使われました!映画「K20怪人20面相」。
映画の中の架空都市の軍の研究所に使われていたそうです。
こういった「福岡都市圏映画ロケ地マップ」というものが、
フィルムコミッションの?や観光案内所で見る事が出来るそうなので、
観光のお供に使われて下さい!とのことでした。
福岡ロケならではの特徴ってありますか?
今年3月に中国のテレビドラマ「猟奇的な彼女」(韓国映画で大ヒットした
作品のドラマ版。)のロケが、福岡であったそうです。
まだ公開前みたいですが、一度見てみたいですよね!
また、韓国の映画やドラマでは、ミス・リプリー。元東方神起のユチョン出演の
作品で、実際ユチョンはロケハンで来福していたそうです。
(役作りのために)
また韓国映画と日本映画の違いでは、韓国映画は監督に絶対服従。
(監督のいう事は絶対!日本はたまに、部下の方が監督に提案する姿が
見られるそうですが、韓国ではそのような事がないそうです。)
さらに韓国作品は、脚本がギリギリになっても出来上がらない場合が多いそうです。
(変更があります!となった場合も、全然出来上がってこない・・・)
そこで、田畑さんたちは、制作の方と相談して、ロケ地を多めに申請していくそうです。
(ロケが円滑に進むために、ヤマを張っていく。)
当然、ロケ地候補地の方々は、期待で待っている。でも、あるかないか分からない
ロケに迷惑はかけられない!そこで、田畑さんはそのような事が出来るだけ
無い様に、韓国側のスタッフと戦うそうです。
地元の方々に喜んで参加していただきたいのに、迷惑をかけるような
ことは避けたいそうです。
今後福岡ロケの作品は・・・
高橋克典さん主演の「私の叔父さん」。(糸島にある古民家風のお店で
ロケをしているそうです。)こちらオール福岡ロケ!!
(一部東京収録)
最後に・・・
経済活性化もそうなんですが、映像系の学部がある大学や
専門学校などが多い福岡なので、頻繁に映画・ドラマなどの
映像制作が行なわれることで、地元人材の育成、そして
映像文化への振興、また関連産業の集積ができれば!と
2次的な効果も期待されている「フィルムコミッション」。
これからは地元のためにもっと役に立てるようになっていきたい!
そうです。
2週に渡って楽しいお話を聞かせていただきました!!有難うございました!
来週は・・・食欲の秋・・・にスポットをあてます!
「旬の野菜を楽しむ!!」。実際に野菜ソムリエの方に
ご登場頂きます。お楽しみに!
今週のオンエア曲
緑の街 / 小田和正
夢中人 / フェイ・ウォン