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2016年8月アーカイブ

お待たせしました。

サツキさんの故郷、佐賀市内でのライヴの後に会場「シアター・シエマ」内のオシャレな一角で収録させていただいた、スモール・サークル・オブ・フレンズ(以下スモサ)との今だからこそ聞きたいディープトーク、後編です。

スモサ2.jpg


過去最高にムーディーかつお洒落な照明に照らされるお二人と、ソースコほかウマカラ商品たち・・・


あ、ちなみに、アズマリキさんはすでにウマカラパンプキンシードスナックを貪り食ってしまったという報告が入っております。


前編はお二人のルーツに関するお話しメインでしたが、後編では、地元福岡で当時一番かっこいい、クラブのイベントをオーガナイズする先駆者であり当時一番かっこいい音を創るミュージシャンであった二人が、なぜあえて東京に移住したのか、という話から。


これ、ずーーーーっと一度聞きたくて、でもなんか聞きそびれてた話なんです。

なぜなら、私椎葉は、当時、福岡で同じくクラブやDJの世界に足を踏み入れ始めて、「THINKING GLOBAL、ACTING LOCAL」(グローバルに考え、ローカルに行動する)というクラブJAZZシーンのスローガンに共感していたので。

「天神系」なんて言葉も、一瞬、あったしね。


フォーク喫茶照和の時代の上京とも80sFACTORYの時代の上京とも違う、あのころの上京。

クラブの時代の、ローカルシーンの活況もあっての、上京。


当時を知る者には、非常にリアルなお話盛りだくさん。(私よりもっとスモサに近い人には、どっちかというと懐かしい話かも)

もっと若い方々には、どう聞こえたでしょうか、この話。

スモサ横.jpg

そして、何といっても今回の最新アルバム「Silence」の制作についての話も。


いつものように、スモサの音源には、気持ちいい成分しか入ってないわけですが、今回は今までよりさらに、今までとは違う気持ちいい成分が入ってる気がして。

その辺をメインに聞いてみました。

・・・ずっと、普遍的で不変な、独自の世界を、マイペースかつ誠実に作り続けている、そんなイメージの二人なんですが、

でも、やっぱり、ずっと同じやり方なわけではないのです。

最終的には、すごく、深くて、いい話になりました。

なぜ、私は彼らの音楽にこれほどまでに共感できるのか、わかったような。

ぜひ、ポッドキャストでほぼ完全版をお聴きください。


#2・3年で帰るつもりで #スカパラの青木さん #東京にいる感覚がない #マリアクラブのおかげ #リック・アストレーのおかげ #もっとうまくなりたい #最高傑作 


SCOF後篇PODCAST.mp3


来週は、こちらは地元在住、ケイタクのふたり、登場!!

多分、身近に居る人だったら、普通に友達になっていたと思います。

キリンジ1.jpg


堀込高樹さんです。

あれだけの素晴らしい音楽をクリエイトする人なんですが、アーティスティックな近寄り難さ、皆無。

音楽の話をしててとても楽しく、でも、音楽に関係ない話をしていても楽しい。

とっても平熱な感じで、ゆるっとした口調で(私もですが)、頭の中に「移り行くよしなしごと」をしゃべっているのに、どうでもよさげな話をしているようなのに、同時に人間の非常に本質的な部分に触れているような。

でも、だからと言ってエラソーにはならなくて。

素晴らしいですね、

われわれ。

あー、オンエアでもこれ言っちゃいましたが。

本当に、そう感じるんですよ。高樹さんとお話ししてると。

ご存知の方はご存知の、私の大好きな画家で作家で超芸術家、の赤瀬川原平さんの作品に触れてる時の感じに近いのかな・・・

キリンジソースコ見つつ.jpg

非常に、ちまちまとしつつも大きな世界を語っている二人。に、見えませんかね・・・


トークの内容は、今回は最新アルバムの「ネオ」が素晴らしすぎたんで、その辺を解明しようと色んな方向から色んな球を投げました。

ことごとく、時に明訓高校の殿馬のように秘打も交えつつ、打ち返してくる高樹さん。

さすがに、言葉の魔術師。

それも、大げさなイリュージョン系でなく、テーブルマジック的な魔術。

ことばのツボ、発想のツボが似ているのかもしれませんが、とにかくネオ・KIRINJIの音作りの話から、6人の関係性から、脱線しての音楽以外の話まで。

いっぱい話しております。

やたらと話しております。

ずいぶん、オンエアではカットしております。

Podcastで永遠に残るのって怖いなあ、いや一回しゃべったらこれはもう自分の言葉じゃないって事で、なんてことを言いつつ、手加減なしのゆるくて鋭いお話、ぜひ完全版をPodcastでお聴きください。


特に・・・

けっこう家では料理係、みたいな話(ご家族の話をごく自然にするところも、イイ)とか。
イアン・デュリー(大好き!)のベースラインにインスパイアされた、恐ろしく弾きにくいベースラインを千ヶ崎さんが弾いてくれた話とか。
マニアックすぎるのでカットした、コンプはかけるかかけないかの話とか。
KIRINJIは隠れファンが多いらしいが隠れなくていい、とか。

でも一番聴いてほしいのは、「みんなのフードコート」問題。
これはほんとにカットしたくなかった・・・

絶対聴いて!Podcast!!

キリンジソースコ.jpg

音楽メガネふたりの徒然話を!


#忘れられる権利 #「男の料理ですか いい気なもんですね」 #6人になって何かのギャグかと #ふつう解散 #KIRINJIをやりきってない #兄弟げんか #つまんない事やりたくない #好きなバンドの共通点 #イーグルス #ビーチボーイズ #ザ・バンド #ビートルズ #複数ボーカル #とたんに弾きづらいフレーズに #閉じてたグループ #KIRINJIという形 #今演奏に勢い #タキシードにしてください #マーク・ロンソン #時代の音 #ラジオでかかると地味 #生活密着の音 #下方面、カッコイイ方面 #結局はあれだろ #「サマーソング的な側面もお願いします」 #猫ブームだし #フードコート、テーブル意外とキレイ #ネオいです


KIRINJIPODCAST.mp3


10月10日、イムズホールのライヴ、楽しみすぎます。


来週は、スモールサークルオヴフレンズ、サツキさんの地元佐賀のカルチャースポットでまったり語る!の、後編です!お楽しみに!!

初のパターンです。


ソースコ他うまからセットのプレゼントと、録音機材をもってえっちらおっちら遠征してまいりました。


佐賀まで。

先日リリースされた、Small Circle of Friends(以下、スモサ)のニューアルバム「Silence」が素晴らしかったので、ぜひインタビューをと思ってたんですが、今回アルバムのツアーが結構本数多く(「スモサにしては珍しく」とご本人がたもおっしゃっておりました。)、スケジュールがなかなか合わず・・・


まあそれならと、佐賀のライブが日曜で私の時間も空いているのをいい事に、「じゃあライブ観に行って、その後インタビューさせてもーらお!」と考えたわけです。

佐賀はスモサのサツキさんの故郷だし、なにかマジカルなことも起こるかもだし。

ライブ会場の「シアター・シエマ」にも行きたかったし。
もともと、古くからの映画館だった所を、映画ファンが喜びそうな映画をかける劇場、プラス、イベントスペース、プラス、カフェという、文化的かつおしゃれかつ町おこし、な場に改装。
なかなか他にない面白い事をやってるということで、よくメディアに取り上げられたりして、一回行きたいなと思ってたので、これはちょうどいい。

佐賀駅から、機材を持って、迷いながら、到着!

佐賀って暑いんですよね・・・

汗だく状態。

でもシアターシエマは、

シエマカウンター.jpg

スッキリと涼しげなスペースでした。


さっそく、カウンターで飲み物ゲットでありました。

シエマ.jpg

カウンターの反対側には、しゃれた棚にセンス良く本が置いてあったりする壁、その前にライブスペースが設けられてます・・・で、手前側に段があるの分かりますよね。


そう。元々は映画館だった場所です。奥の白い壁、スクリーンだった所ですね。


そして手前のイベントスペースはスモサと仲良し、旅する洋服屋「diti」さんの服や雑貨が。


ほっこりアットホームでおしゃれな空間になっておりました。

さそして、スモサのライブ。ムトウサツキさんとアズマリキさんの二人編成パターン。

最小限の機材で、最高の音楽を、空間やオーディエンスの雰囲気を見ながら作り出す二人。

ま、実はスモサとはすごく同窓生感覚なんです。

彼らが本格的に活動を始めた頃、私はラジオの仕事を始め音楽紹介業を始め・・・

ほぼ彼らとは同じサークル、同じシーンにいたわけなのです。

アズマさんと私は、同じDJバーでレギュラーDJだったり。

だからこそ?逆に?こうして音楽的な話、ルーツ的な話、じっくり聞いたことがなかった。
近すぎて、改まった話も、ねえ。
みたいな感じで。


何度もライブを観てますが、そのあとじっくり話すなんて、初めて。

スモサ1.jpg

またこれがムーディないい空間なんだ。シエマさんのなかで静かな場所を借りましたので。

このまるでライブ後にお酒でも飲みながら普通に話してる感じのせいもあり、初めてじっくり話を聞いたせいもあり、いつにもましてしゃべる我々。


はい。オンエアを二回に分ける事にしました。

今回は二人のルーツ話。サツキさんのハイセンス?なルーツ、アズマさんのナイトジャックFUKUOKA世代ならではの話、同じ時代に近い場所にいた人間として大きくうなづく話だらけ・・・

ただ、あまりに近すぎて、リスナーの皆さんにはなじみのなさすぎる固有名詞も飛び出しまして・・・

そのへんの話も聴きたいという方は、ほぼ完全版をPODCASTでぜひ。

2人の音楽同様に、ハイテンション過ぎず、ダウナー過ぎず、でも楽しくて滋味があってちょっと夫婦漫才的な噛めば噛むほど、なトークセッション、何度でもお聴きいただきたいです。

#サツキさんの実家近く #パクチー無理です(アズマリキ) #メロンだめです #キュウリはOK #メロン一個食べ(ムトウサツキ) #うまからスナックおいしかった #レコードは遊びもの #幼稚園でJAZZ #テイク・ファイブずっと同じ #姉の影響でHR/HM #MTV #ナイトジャックFUKUOKA #たけうちいずるさん #化粧・ロンゲ・パッツンパッツン #AC/DC #RATT #モトリークルー #必要以上 #マリアクラブ行こうよ #DJかっこいい #藤原ヒロシ #高木完 #言ってみれば情報先行 


SCOF前篇PODCAST.mp3


来週は、こちらも待望! KIRINJI堀込高樹さんと久しぶりにじっくりたっぷり!
お楽しみに!!

待ちに待っておりました。

最初にその曲を聴いた時、音や言葉が自分の中にすすっと自然に入って、しかも居座るように出て行かない。
日本の曲でそんな体験は久しぶりでした。

ま、簡単に言うと一発でとりつかれたんですね。

いわゆる「ヴィンテージな60・70年代クラシックロックへの愛を原動力に、骨太にソウルフルにロックを奏でる日本のミュージシャン」とは何か違うものを感じもしました。

その辺も、直接話してみたいなと。
ラブコールを送っておりましたら、見事実現!


ギターボーカルの松尾さんお一人ではありましたが、たっぷりお話できました。

グリム1.jpg

エメラルドグリーン(ですかね?)のワンピースがとてもお似合いの、芸術肌な、24歳。

いや、芸術肌、などという中途半端な言い方は違うか。

芸術魂、とか、芸術命、とかいう言葉の方が似合う感じの方でした。

口を開けば、自分の中にあるものを表現して生きている人ならではの熱い思いがあふれ出ます。

一部の大人たちに「芸術で生きる」という希望を笑われた経験も大きかったようです。ばねにする、と言う意味で。(ネット情報ですあくまで・・・)


そして、家系や家庭環境のおかげもありましょう。
もちろん、松尾さんのように、親戚に画家が何人かいたり、お父さんがレコードマニアで、幼少時から色々なジャンルの音楽的に濃いものに自然と触れてたからといって、みんなアーティストになる訳ではないですが。

あ。

家系で思い出した。一つ聞き損ねたことがあるんです。

松尾姓って、北部九州に多いじゃないですか。
ちなみに私の母親の旧姓もなんですが。

もしかしてルーツは九州?


・・・ま、そんな話を聞く間がないほど、彼女の音楽ルーツのお話だけで盛り上がりまくった訳です。

特に、お父さんのレコードコレクションをどういう状態で聴き(聴かされ)、影響されたか、その辺の話は「娘をアーティストにしたい父親へのヒント集」として、藤原さくらさんの回共々、ポッドキャストで繰り返しお聴きいただければと思いますよお父さん。

とにかく。


そんなレコードマニアの父親の多ジャンルないい音に囲まれて育ち、歌うことが大好きだった芸術少女が、絵画の道を志しつつも曲作りやバンドにも没頭し、あくまでもいろんなアートを創造する自分の一断面を表現する術として、ロックなシンガーソングライターになり・・・


その辺の話、ポッドキャストで再確認願います。

ハッシュタグの固有名詞だけを見ても、松尾さんがいかに濃くていいものの詰まった、王道アーティストであるかが分かると思います。

まだまだ話したいことはたくさんあるんですが、それはまた次回。それまではアルバム「NEXT ONE」を聴きまくりましょう。


9/30金曜のvoodoo loungeでのワンマンライブも楽しみ!

週末だし、ブードゥーはあの怪しげでいい雰囲気のハコだし酒はうまいしで・・・


飲みすぎ注意!(私だけか・・・)

グリムソースコ.jpg

では、必聴!ポッドキャストです。

#亀本さん寝がち #亀本さんゲームしがち #松尾さんゲーム興味なし #スーツケースに貼ります #アルバム名盤です #ちょうど繰り返し聴ける曲数 #父親とレコードで踊ってた #最初に好きになった洋楽はペットサウンズの曲 #お父さんのレコ棚 #ノイズミュージック #アングラフォーク #PUFFY好き #ブリリアントグリーン好き #ピチカートファイヴ好き #ロックを知ってる上でその音を選んでる #次回はお父さんにインタビュー? #お手本のボーカリストはいない #変な日本語だしダサくなる #曲を作るのも絵を描くのも一緒 #筆がギターになった #ジョン・レノンみたいな指示 #シンガーと言うより詩人の感覚 #怖くて眠れない #友川かずき #三上寛 #浅川マキ 

GLIMSPANKYPODCAST.mp3

来週は、地元出身、福岡のクラブシーンの先駆者にして最長不倒記録保持者、Small Circle of Friends です!
ニューアルバム「Silence」最高に気持ちいいですよ?!お楽しみに。

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